ナツメグの致死量は小さじ2杯!食べ過ぎで死亡事故も?毒性・中毒症状など紹介!

ナツメグの実の致死量を知っていますか?小さじ2杯(12g)で危険と言われています。今回は、ナツメグの致死量を食べ過ぎ・大量摂取による死亡事故例とともに紹介します。ナツメグの毒性成分や〈幻覚・後遺症〉など中毒症状も、正しい使い方・適量と紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. ナツメグの実は致死量がある?食べ過ぎで死亡・事故例も?
  2. ナツメグの致死量は12g(小さじ2杯)以上と言われている
  3. ナツメグの大量摂取による死亡・事故例①
  4. ナツメグの大量摂取による死亡・事故例②
  5. ナツメグの危険な毒性と中毒症状は?幻覚も?
  6. ナツメグの危険成分と過剰摂取による中毒症状
  7. ナツメグによる中毒症状が起きた場合の対応
  8. ナツメグの正しい使い方・適量は?そのままはNG?
  9. ナツメグの適量は1日1g程度
  10. ナツメグをそのまま使うのは問題ない
  11. ナツメグは正しく使えば良い効果もある!
  12. ナツメグの実の致死量について知っておこう

ナツメグの適量は1日1g程度で、ハンバーグの場合は瓶入りのスパイスを2、3回振りかけるのが基本です。瓶入りのナツメグ1振りは0.1~0.2gなので、回数を守れば適量を超えることはありません。ナツメグに限らずスパイスは、少量でも料理に風味を加えることができるので大量に使わなくれも美味しく仕上がります。

ナツメグをそのまま使うのは問題ない

ナツメグをシチューにふりかけるなどそのまま使っても、適量であれば問題ありません。ナツメグにはひき肉特有の臭みを抑えながら旨味を引き出す働きがあるので、ミートソースやドライカレーに入れても美味しく仕上がります。ナツメグは加熱すると甘味が増す特性があるので、料理によってはそのまま使う方がよいケースもあると覚えておきましょう。

ナツメグは正しく使えば良い効果もある!

ナツメグを正しく使って得られる効果として、以下のものがあげられます。

・快眠
・冷えの改善
・リラックス
・消化機能の改善
・肥満予防
・デトックス
・口臭予防


ナツメグには体を温める働きがあるので、快眠や冷えの改善のためにホットミルクにくわえる人も珍しくありません。また、ナツメグの香りによるリラックス効果やミリスチシンによる消化機能の改善、インスリンへの抵抗性による肥満予防も期待できます。

またナツメグには肝臓や腎臓にたまった毒素を排出させる、デトックス効果があることでも知られています。さらにナツメグに含まれているオイゲノールと呼ばれる成分の消臭効果により、口臭予防にも役立ちます。

(*ナツメグの効果や効能について詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)

ナツメグとは?味・香りや正しい使い方は?成分や効果・効能なども紹介!

ナツメグの実の致死量について知っておこう

ナツメグの実はそのまま使うのではなく、専用のミルやおろし金を使って粉末状にして使う方が香りが楽しめるのでおすすめです。ナツメグの実2個分が致死量になるので、ホールで購入した場合には子供の手の届かないところに置くなどの配慮が必要です。粉末のナツメグでも致死量は同じなので、料理に使う際には1日の適量に収まるように注意しましょう。

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