ゼラチンが有害・体に悪いって本当?添加物で危険?1日の摂取量や効果も紹介!

ゼラチンが有害・体に悪いのは本当でしょうか?添加物で危険なイメージもあります。今回は、ゼラチンが有害・体に悪いとされる理由や、取り過ぎるとどうなるかを1日の摂取量と紹介します。ゼラチンの健康効果・メリットや安全なおすすめ商品についても紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. ゼラチンは有害?添加物で体に悪い・危険って本当?
  2. そもそもゼラチンとは?原料は?
  3. ゼラチンは食品衛生法で使用・安全性が認められている添加物
  4. ゼラチンが有害・体に悪いとされる理由は?取り過ぎNG?
  5. ①人工甘味料
  6. ②原料の家畜が遺伝子組み替えの餌で育っている
  7. ③タンパク質の過剰摂取の恐れ
  8. ゼラチンの1日の摂取量は?毎日摂取はNG?
  9. ゼラチンの1日の摂取目安量は5〜10g
  10. ゼラチンは適量なら健康効果・メリットがある?
  11. ①関節・骨の状態改善
  12. ②美肌効果
  13. ③ダイエット効果
  14. 安全なゼラチンのおすすめ商品は?無添加・オーガニックはある?
  15. ①ゼラチンパウダー(1,944円)
  16. ②ゼラチンパウダー黒(2,100円)
  17. ③ゼラチンパウダー(1,280円)
  18. ゼラチンは有害ではないが取り過ぎは体に悪い!

ゼラチンは有害?添加物で体に悪い・危険って本当?

デザートや料理を作る際に手軽に使えて便利なゼラチンですが、ゼラチンに含まれている添加物が体に悪い・危険で有害との説は本当でしょうか。ゼラチンの原料や、体に悪いか否かについて説明します。

そもそもゼラチンとは?原料は?

ゼラチンとは、牛や豚など動物の皮膚や骨・腱などの結合組織の主成分であるコラーゲンを加熱し、抽出・精製した動物性のタンパク質が原料です。コラーゲン分子に熱を加えた後に、コラーゲンの3重らせん構造がゆるやかにほどけて分子が小さくなってばらけた状態のものを、ゼラチンと呼びます。(※1)

(*ゼラチンの原料について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

ゼラチンの原料とは?魚・豚由来って本当?寒天と成分の違いや使い方なども紹介!

ゼラチンは食品衛生法で使用・安全性が認められている添加物

ゼラチンは添加物ですが、人の健康に悪影響のない食品であると食品衛生法で使用や安全性が認められています。ゼラチンは牛や豚などの動物から抽出した動物性のコラーゲンなので、危険な化学的な合成品ではありません。

飲食物の衛生や安全を守るために作られた食品衛生法によると、ゼラチンは一般飲食添加物とされています。一般飲食添加物とは食品の製造過程や食品の加工や保存を目的として使用するもので、食品に添加・混和・浸潤などその他の方法によって使用する物とされています。

ゼラチンが有害・体に悪いとされる理由は?取り過ぎNG?

ゼラチンが添加物であることから、健康に有害である・体に悪いと思われがちです。ここでは、どのような理由からゼラチンが体に悪いのか、ゼラチンを取り過ぎるのは何故良くないのかを紹介します。

①人工甘味料

人工甘味料を使ったジュースでゼリーなどを作って食べ過ぎると、肥満や糖尿病などを発症しやすくなるので注意が必要です。ジュースには人工甘味料が使用されているためカロリーが高く、体の中でエネルギーとして使われずに余った場合は中性脂肪に変換されます。

人工甘味料とは自然界には存在しない物質であり、化学的に合成して作られた甘味料のことです。砂糖を摂取すると血糖値が上昇するためインスリンと呼ばれる血糖値を下げるホルモンが分泌されますが、人工甘味料は血糖値を上げないためインスリンは分泌されません。取り過ぎると血糖値をコントロールする力が弱まり、肥満や糖尿病の発症のリスクが高まり危険です。(※2、3)

②原料の家畜が遺伝子組み替えの餌で育っている

ゼラチンは牛や豚の骨や軟骨・皮などから作られていて、その牛や豚などの家畜が食べている餌は遺伝子組み換えの物であることがほとんどです。食料自給率がカロリーベースで40%以下の先進国最低水準の日本では、食料は牛や豚など家畜の餌も輸入に頼っており、輸入穀物の半分以上が遺伝子組み換えだとされています。

遺伝子組み換えの餌を食べて育った牛や豚から作られたゼラチンを取り過ぎると、体に悪影響を及ぼします。具体的には、ガンや白血病などの免疫疾患や不妊や出生異常などさまざまな健康被害を引き起こす可能性があるため、食べ過ぎには注意が必要です。

③タンパク質の過剰摂取の恐れ

ゼラチンに含まれるタンパク質を過剰摂取すると、栄養として吸収されずに余分なものとして体外に排出されます。その結果消化の過程で肝臓や腎臓に負担をかけるため、内蔵疲労を起こしたり腸内環境を乱したりする可能性があります。

ゼラチンの1日の摂取量は?毎日摂取はNG?

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