納豆を1日に2パックは多い?適量は何パックまで?効果的な食べ方も紹介!

納豆を1日に2パックは食べ過ぎでしょうか?今回は、納豆を1日に2パックが食べ過ぎかどうかを、体への悪影響や適量は何パックかとともに紹介します。納豆の効果的な食べ方や、1日に2パック程度食べた場合に期待できる効果も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 納豆を1日に2パックは多い?何パックが適量?
  2. 納豆は1日2パックまでが適量
  3. 納豆を1日に3パック以上食べたらどうなる?
  4. ①プリン体の過剰摂取による痛風のリスク
  5. ②セレンの過剰摂取による肝機能不全などの可能性
  6. 納豆の効果的な食べ方は?量以外のポイントはある?
  7. ①納豆を食べるタイミングは朝か夜がおすすめ
  8. ②発酵食品などと組み合わせよう
  9. 納豆を1日に2パックほどの適量を食べた場合に期待できる効果は?
  10. ①睡眠の質の改善
  11. ②ダイエット効果
  12. ③便秘改善
  13. 納豆は1日に2パックまでにしよう

納豆を1日に2パックは多い?何パックが適量?

朝食にご飯を食べる人にとって、納豆はなじみのおかずの1つでしょう。大豆が健康によいこともあり1日2パック以上、食べる人も珍しくなさそうですが問題はないのでしょうか。ここでは、納豆は1日何パックまで食べてよいのか説明します。

納豆は1日2パックまでが適量

大豆が原料の納豆は体にいい食材ではあるものの、1日2パックまでが適量です。1日1パックが理想的との一説もあり、理由は納豆に含まれる栄養素と関わりがあります。納豆を食べ過ぎることでのデメリットは次章で詳述しますが、1日に何パック食べるかよりも1週間で7パック以内に収まるように食べるのがおすすめです。

納豆を1日に3パック以上食べたらどうなる?

納豆好きの方やパスタや餃子の具材にする時など、1日に3パック以上食べた経験がある人は珍しくないでしょう。一気にたくさんの納豆を食べたらどうなるのかが、気になるところです。ここでは、納豆を1日3パック以上食べる影響について説明します。

①プリン体の過剰摂取による痛風のリスク

納豆を1日3パック以上食べると、プリン体の過剰摂取による痛風のリスクが高まるので要注意です。成人における1日のプリン体摂取量は400mgとされていますが、納豆1パックに57mgも含まれています。納豆を3パック食べるだけで171mgも摂取することになるうえ、プリン体は他の食品にも含まれているものです。納豆は適量を食べる方が安心といえます。

(*納豆の尿酸値への影響やプリン体含有量について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

尿酸値への納豆や豆腐の影響度は?プリン体が多く痛風が悪化する?

②セレンの過剰摂取による肝機能不全などの可能性

納豆を食べ過ぎるとセレンの過剰摂取による肝機能不全などの可能性が高まり、以下のような症状があらわれます。

・胃腸の調子が悪い
・爪が変形する
・疲れやすい
・脱毛


成人男性における1日のセレン摂取量の目安は30μgとされていますが、納豆1パックだけで16μgも摂取することになります。かつおぶしや味噌などにもセレンが含まれており、過剰摂取の目安が350~450μgであっても、納豆2パック以上を毎日食べ続けるとそれを超えるリスクが高いと予想されます。肝機能不全に陥ると回復できないので、注意が必要です。

納豆の効果的な食べ方は?量以外のポイントはある?

大豆が原料である納豆は適量を食べる分には、様々な健康効果が得られます。また食べ方に配慮することで、その効果を高めることもできるのです。ここでは納豆の量以外にも気をつけた方がよい、食べ方のポイントを紹介します。

①納豆を食べるタイミングは朝か夜がおすすめ

納豆を食べるタイミングは朝か夜がおすすめで、目的に応じて変えるとよいでしょう。朝に皮がついたままの粒納豆を食べると、豊富な食物繊維の働きにより腸の運動が促されるのでデトックス効果が見込めます。一方の夜に納豆を食べるとナットウキナーゼと呼ばれる成分が血液をサラサラにしてくれるので、血栓症を予防してくれます。

朝と夜に1パックずつ食べる人もいそうですが、1週間の総量を考えると過剰摂取のリスクがあるので、体調に合わせて調整しましょう。

(*朝と夜の納豆について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

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