尿酸値への納豆や豆腐の影響度は?プリン体が多く痛風が悪化する?

尿酸値は納豆や豆腐の影響をどのくらい受けるのでしょうか?今回は、納豆・豆腐が尿酸値に与える影響とそれを考慮した時の食べ方を、痛風が気になる方向けにプリン体の観点から紹介します。尿酸値を下げる方法や食事のレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 納豆や豆腐は尿酸値にどのくらい影響するか知りたい…
  2. そもそも尿酸値とは?
  3. 尿酸値への納豆や豆腐の影響は?プリン体が多い?
  4. ①豆腐の尿酸値に与える影響と考慮した時の食べ方
  5. ②納豆の尿酸値に与える影響と考慮した時の食べ方
  6. 逆に尿酸値を下げる食べ物・飲み物は?一覧で紹介!
  7. ①バナナ
  8. ②牛乳
  9. ③コーヒー
  10. 尿酸値を下げる方法も知っておこう
  11. ①食べ過ぎない
  12. ②水をたくさん飲む
  13. ③アルコールの量を減らす
  14. 尿酸値を下げる食事のレシピを紹介!
  15. ①尿酸値を下げるおつまみ3種盛り
  16. ②海藻たっぷりの味噌汁
  17. ③豆ときのこのサラダ
  18. 尿酸値は納豆や豆腐くらいなら影響を受けない

納豆や豆腐は尿酸値にどのくらい影響するか知りたい…

尿酸値が高く、特に痛風を治療している方は食事のプリン体の量が気になるかもしれません。ビールや魚の卵にプリン体が多く含まれていることは広く知られていますが、納豆や豆腐についてはあまり知られていません。まずは、プリン体と血中の尿酸の量である尿酸値について解説します。

そもそも尿酸値とは?

プリン体は、臓器を動かしたり運動したりするためのエネルギー物質です。このプリン体を体内で分解し残った不要な物質が尿酸で、尿酸値とは血中の尿酸の量を表す数値です。尿酸は尿や便で毎日700mg体外に排出されますが、プリン体の過剰摂取によって尿酸が増えすぎると痛風や高尿酸血症などの病気を引き起こします。(※2)

尿酸値への納豆や豆腐の影響は?プリン体が多い?

改めてここでは納豆や豆腐による尿酸値への影響やプリン体の量について解説します。1日のプリン体摂取の上限量は400mg程度と、高尿酸血症や痛風の治療ガイドラインでは推奨されています。

①豆腐の尿酸値に与える影響と考慮した時の食べ方

1つあたり プリン体 1日の摂取制限に占める割合
豆腐 93.3mg 約23%

上の表ではプリン体を多く含んでいるように見えますが、豆腐一丁(300g)あたりのプリン体です。豆腐はプリン体含有量が少ない食品なので、尿酸値に与える影響は少ないと言えます。ですが、一丁では量が多く1日の適量は3分の1(100g)程度です。食べる量によっては、高尿酸血症や痛風などを引き起こす危険性があります。(※3)

②納豆の尿酸値に与える影響と考慮した時の食べ方

1つあたり プリン体 1日の摂取制限に占める割合
納豆 57mg 14%

上の表は納豆1パックあたりのプリン体の含有量です。納豆も決してプリン体を多く含んでいる食品ではないですが、食べ過ぎは高尿酸血症や痛風を悪化させます。1日あたり1〜2パックくらい食べるのが適量で、毎日でも食べることができます。加えてバランスの良い食事を心がけてください。

逆に尿酸値を下げる食べ物・飲み物は?一覧で紹介!

尿酸値を下げるには尿をアルカリ性に近づけて、水分補給を十分にすることが重要です。ここでは尿酸値を下げる食品を3つ紹介します。

①バナナ

バナナを食べると血圧を下げる効果がありますが、尿酸値を下げる効果もあります。バナナは糖分が多い食品なので食べ過ぎると肥満になる可能性が高まります。1日1本を目安に食べることがおすすめです。

②牛乳

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