消化に悪い食べ物ランキング11選！胃腸の調子が悪い時に避けるべきものは？

消化に悪い食べ物の特徴は、以下の通りです。

・胃に溜まりやすい
・不溶性食物繊維が多い
・脂質が高い
・固い
・辛味やカフェインなど刺激が強い

基本的に食べ物は炭水化物、タンパク質、脂質の順に消化に悪い食べ物が多くなっていきます。また、便秘解消に効果的で体に良いと言われがちな食物繊維も、消化に悪い食べ物とされています。特に水に溶けにくい不溶性食物繊維が多く含まれる食べ物は、食べすぎると胃や腸に停滞しやすくなり、かえって便秘の原因にもなるので注意しましょう。

他にも固い食べ物や刺激の強い食べ物は胃の負担になるため、食べすぎないようにしてください。（※1、2、3）

消化に良さそうなイメージのある果物も、種類によっては消化に悪い食べ物です。

・柑橘類
・キウイ
・パイナップル
・スイカ

柑橘類やパイナップルは食物繊維が多く、便秘には効果的と言われますが、消化に悪い食べ物とされています。どれも水分が多い果物であり、特にスイカは9割近くが水分です。食べると胃液が薄まり消化不良を起こすほか、固い種をつい飲み込んでしまいがちです。さらにこれらは体を冷やす効果のある果物のため、胃腸の弱っている時にはなるべく避けましょう。

野菜にも多くの種類がありますが、消化に悪い野菜は以下のものが挙げられます。

・ごぼう
・セロリ
・アスパラガス
・白菜

これらは全て不溶性食物繊維が豊富な野菜であり、便秘解消に大いに役立つ種類ですが、不溶性食物繊維は胃腸に停滞しやすいため体調がすぐれない時には避けた方が良いと言えます。

さつまいもも不溶性食物繊維の豊富な食べ物で便秘解消ができる食材として知られていますが、食物繊維の多い芋類は以下が挙げられます。

・さつまいも
・じゃがいも

さつまいももじゃがいもも胃の中に停滞しやすく食物繊維が多いため、消化に悪い食べ物と言えるでしょう。さつまいもは皮にも食物繊維が含まれており、皮ごと食べることで消化がより悪くなります。

（＊さつまいもの消化について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）

ここまでランキング形式で消化に悪い食べ物を挙げてきましたが、7位からは脂質の高い食べ物が並びます。

・生クリームなどを使ったケーキ
・チョコレートケーキ
・パウンドケーキ
・ドーナツ

乳製品である生クリームは脂質が高く、食べると胃もたれを起こす人が多いようです。同じくチョコレートケーキやパウンドケーキも、バターをふんだんに使って作るため、消化に悪い食べ物として挙げられます。基本的に動物性の脂質は、胃や腸に停滞しやすく、消化が悪い食べ物と言えます。