消化に悪い食べ物ランキング11選!胃腸の調子が悪い時に避けるべきものは?
消化に悪い食べ物にはどのようなものがあるのでしょうか?胃腸の調子が悪い時や予防のためにも知っておきたいですよね。今回は、消化に悪い食べ物ランキング11選を一覧で理由とともに紹介します。消化に悪い食べ物を食べる時の注意点や、逆に消化に良い食べ物についても紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- 消化に悪い食べ物は何がある?
- まずは消化に悪い食べ物の特徴を知っておこう
- 消化に悪い食べ物ランキング11選!
- 11位:ミカンなどの果物類(消化にかかる時間:約40分)
- 10位:ごぼうなどの野菜類(消化にかかる時間:約40分)
- 9位:海藻類(消化にかかる時間:約1時間)
- 8位:さつまいもなどの芋類(消化にかかる時間:約1時間)
- 7位:ケーキなどのお菓子(消化にかかる時間:約2時間)
- 6位:そばなどの麺類(消化にかかる時間:約2時間30分)
- 5位:ソーセージなどの加工肉類(消化にかかる時間:約3時間)
- 4位:油揚げなどの豆類(消化にかかる時間:約4時間)
- 3位:豚バラ肉などの肉類(消化にかかる時間:約1.5〜5時間)
- 2位:サバなどの魚介類(消化にかかる時間:約5〜8時間)
- 1位:揚げ物全般(消化にかかる時間:約6時間以上)
- 消化に悪い食べ物を食べる際の注意点は?
- ①加熱して柔らかくする
- ②細かく切る
- ③よく噛んで食べる
- 逆に消化に良い食べ物の特徴は?
- 消化に悪い食べ物を知っておこう
そばなどの麺類も、消化に悪い食べ物がいくつかあるので挙げてみます。
・そば
・スパゲッティー
・ラーメン
そばはそば粉だけを使っている場合は消化に良いので問題ありませんが、つなぎとして小麦粉が使われている場合は注意が必要です。スパゲッティーやラーメンは、単体だけでは消化に悪いとは言えませんが、料理が全体的に脂質が高く油濃くなりがちです。特に麺を油で揚げてあるカップラーメンは胃に長く停滞し、胃に負担がかかりやすくなります。
(*そばの消化について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
5位:ソーセージなどの加工肉類(消化にかかる時間:約3時間)
加工肉は手軽に調理ができて生肉よりも食べやすいものの、脂質が高く胃の中に長く停滞します。
・ソーセージ
・ベーコン
・ショルダーハム
これらはすべて脂身が多く脂質が高いため、食べる場合は注意が必要です。朝食として活用することが多いかもしれませんが、体調がすぐれない日には避けた方が良いでしょう。ハムはさまざまな種類がありますが、胃腸が弱くすぐに消化不良を起こしてしまうなら、ボンレスハムなどの脂質の低いハムを選ぶのがおすすめです。
4位:油揚げなどの豆類(消化にかかる時間:約4時間)
体に良いと言われがちな豆類の中でも、脂質の高い大豆製品は注意が必要です。
・油揚げ
・がんもどき
・厚揚げ
・枝豆
油揚げや厚揚げなどの油で揚げてある大豆製品は、油が染みこんでいるため脂質が高く消化が悪くなります。また、枝豆はついたくさん食べてしまいがちですが、大豆を若いうちに収穫した野菜であるため、消化に悪く食べ過ぎると便秘や下痢を引き起こします。
3位:豚バラ肉などの肉類(消化にかかる時間:約1.5〜5時間)
肉類はしっかり食べたい時には良いですが、消化に悪い食品ともいえます。
・鶏皮
・牛バラ肉
・豚バラ肉
どれも脂質が高く、食べると胃もたれする人も多いようです。特に豚バラ肉の塊を使った料理はこってりとしており、柔らかく美味しいものの、胃の中に長く停滞するため消化が悪くなります。
2位:サバなどの魚介類(消化にかかる時間:約5〜8時間)
消化に悪い食べ物のランキングの上位に、魚介類が入るのは意外に感じるかもしれません。いくつか消化に時間のかかる、魚介類を挙げてみます。
・サバ
・さんま
・たこ
・貝類
サバやさんまなどの青魚は、魚の中でも脂質が高く、消化が悪くなります。また、タコや貝類は噛み切りにくいため、あまり噛まずに飲み込んでしまうこともあるでしょう。貝類は小さいものの、ランキング1位の揚げ物よりも消化が悪く、種類によっては8時間も消化に時間がかかるとも言われています。
1位:揚げ物全般(消化にかかる時間:約6時間以上)
揚げ物全般は消化に悪く、胃の中に油が停滞しがちです。ランキング3位にあった豚肉を使った揚げ物は、特に消化が悪くなるほか、天ぷらも注意が必要です。特に食物繊維の多く含まれるキノコやごぼうの天ぷらは、固く消化しにくいと言えます。
消化に悪い食べ物を食べる際の注意点は?
消化に悪い食べ物をできるだけ胃腸に負担のかからないように食べるにはどうすれば良いでしょうか。加齢に伴い消化に悪い食べ物があまり食べられなくなっても、たまには食べたいと思うかもしれません。
①加熱して柔らかくする
消化の悪い食べ物でも、加熱して柔らかくすることで消化がしやすくなります。温かい食べ物は冷たい食べ物よりも胃腸に負担がかかりにくいため、そばなどでどちらか迷ったら温かい方を選ぶと良いでしょう。また、温かいと自然に食べるスピードが遅くなるため、その点でも胃腸に負担がかからなくなります。
②細かく切る
消化の悪い食べ物を食べるときは、できるだけ細かく切ってから食べるようにしましょう。特に脂濃い食べ物は小さく切って油を引かずに調理することで、余分な脂質も落とせるので消化しやすくなります。調理後に小さく切る場合も一口分が小さくなり、胃の中に食べ物が長く停滞することなく、消化しやすくなります。