焼肉ですぐ下痢&腹痛になる原因・治し方は?事前に対策できる方法も解説!
【管理栄養士監修】焼肉を食べたらすぐに下痢&腹痛になったことはありませんか?今回は、焼肉で下痢&腹痛になる原因や、下痢&腹痛になった時の対処方法・治し方も紹介します。焼肉で下痢&腹痛にならない対処方法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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焼肉を食べたらすぐに下痢&腹痛になる…
焼肉は肉の好きな人にとっては手軽に美味しいお肉を食べられるので、一度にたくさん食べる人も多いでしょう。しかし、焼肉をたくさん食べると腹痛に襲われ、下痢になることもあります。この記事では焼肉を食べた時に下痢や腹痛になる原因とその解決策を紹介します。
焼肉で下痢&腹痛になる原因は?
焼肉を食べて下痢や腹痛になる原因は人それぞれで、その原因によって症状や腹痛の度合いも異なります。以下では、下痢や腹痛がどのような原因で引き起こされるのかを紹介します。
①消化不良
焼肉を食べて下痢や腹痛になる原因の一つに消化不良があり、消化不良になる原因もいくつかあります。
・脂肪分の取りすぎ
・よく噛んで食べる
・夜遅くに食べている
焼肉には多くの脂が含まれており、その脂と赤身のバランスで肉の美味しさが変わります。しかし、その脂を取りすぎると脂肪分を分解するために過度に消化液が分泌され、下痢や腹痛になる可能性があります。さらに、よく噛んでいない肉が胃に入ると消化器官で大量の消化液が分泌され、下痢や腹痛の原因になるので肉はよく噛んで食べましょう。
また、寝る前の2~3時間前に焼肉を食べていることも下痢や腹痛の原因に繋がります。夜遅くに食べると、焼肉が完全に消化されてない状態で寝ることになり、その状態で寝ると胃に負担がかかるので、食べてすぐに寝るのはできるだけ避けましょう。(※1)
片村優美
管理栄養士
部位によって脂の含有量が異なります。もともと脂に弱い体質の人は食べすぎに気を付けるとともに、脂の少ない部位を選ぶように意識していきましょう。
②にんにくの大量摂取
にんにくは大量に摂取すると、にんにくに含まれる成分のアリシンが下痢や腹痛を引き起こす原因になります。アリシンには強い抗菌作用があり、胃腸の中の悪い菌だけでなく良い菌まで殺すことがあります。そのせいで腸内環境が乱れ、下痢や腹痛の原因にも繋がるので気を付けましょう。(※2)
(*にんにくの食べ過ぎによるデメリットについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
③単純に食べ過ぎ・飲み過ぎている
焼肉はお酒と一緒に食べるとより一層美味しく感じる人も多いでしょう。しかし、いくら美味しいからとはいえ、暴飲暴食すると胃での消化が追い付かず、結果的に消化不良で下痢や腹痛の原因になります。
④鶏肉や豚肉が生焼けになっていた
鶏肉や豚肉は生焼けのままで食べると、食中毒になる危険性があり、下痢や腹痛だけでなく、吐き気や発熱などの症状も引き起こすことがあります。食中毒にも軽度なものもありますが、重症化すると意識障害などの緊急性の高い症状まで悪化することもあるので、ただの腹痛と考えず、重症化する前に病院に行きましょう。
(*鶏肉や豚肉の生焼けが危険な理由について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)