リンゴ酢は腎臓に悪いなどデメリットあり?1日の摂取量の目安も紹介!
リンゴ酢の腎臓に悪いなどのデメリットを知っていますか?今回は、リンゴ酢が腎臓に悪い理由や、<胃腸が荒れる・おならがよく出る>などのデメリットを紹介します。リンゴ酢の1日の摂取量や、メリットについても紹介するので参考にしてみてくださいね。
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リンゴ酢には腎臓に悪い?デメリットがある?
リンゴ酢はダイエットだけでなく健康にもよいイメージがあり、毎日飲む習慣がある人も多いでしょう。リンゴ酢をはじめとするお酢は適量であれば健康効果があるものの、過剰摂取すると腎臓に悪いとの噂もあるようです。ここではリンゴ酢を飲み過ぎると、腎臓に悪いなどのデメリットがあるのかについて説明します。(※1)
リンゴ酢は腎臓に悪いとされる理由は?
リンゴの果汁をアルコール発酵させて作るリンゴ酢は、他のお酢よりさっぱりとして飲みやすいと人気です。しかしリンゴ酢に含まれている栄養素を過剰摂取すると、腎臓に負担がかかるのです。ここでは、リンゴ酢が腎臓に悪いとされる理由を紹介します。
リンゴ酢に含まれるカリウムが腎臓に負担をかける
リンゴ酢は「高カリウム.jp」にも記載があるように、カリウム量が多い飲料として認知されており、1杯あたり162mg含まれています。(※2)
リンゴ酢に含まれているカリウムは、過剰摂取すると腎臓に負担をかけるので注意が必要です。カリウムは体内の余分なナトリウムと結合して体外に排出するので、むくみの解消や予防の効果があることで知られています。カリウムは腎臓で排泄されるだけでなく再吸収もされるため、腎機能が低下している時に蓄積すると体調不良の要因となるデメリットがあるのです。(※3)
リンゴ酢には腎臓に疾患がある人は特に注意が必要
腎臓に疾患がある人は、リンゴ酢の摂取量に特に注意が必要です。腎臓に疾患があり機能が低下すると、尿量が減っていきます。カリウムは尿ととして体外に排出されますが、尿量が減ると腎臓に蓄積されてしまうのです。リンゴ酢を飲み過ぎた結果、血液中のカリウム濃度が高くなると嘔吐や悪心、脱力感などの症状があらわれます。
カリウム値は、少し高い程度であれば無症状のことも少なくありません。
しかし、カリウム値が高くなりすぎると、吐き気や脱力感(力が抜ける感じ)、不整脈(脈のリズムが乱れる状態)
などの症状があらわれることがあります。
自覚症状がなくても治療が必要となる場合があります。
上記にあるよう、血液中のカリウム量が多くなると、高カリウム血症を発症するリスクもあるので注意が必要です。リンゴ酢の飲み過ぎで高カリウム結晶が悪化すると、不整脈や心停止を引き起こすこともあるので十分に気をつけましょう。
リンゴ酢のデメリットはその他にもある?
リンゴ酢を飲み過ぎるデメリットは、腎臓に負担をかけることだけではありません。それ以外にもデメリットがあつので、理解してリンゴ酢を飲むのが大切です。ここではリンゴ酢を飲み過ぎる、デメリットについて説明します。
①胃腸が荒れる
リンゴ酢には他のお酢同様に酢酸が含まれているので、過剰摂取すると胃腸が荒れてしまうのです。リンゴ酢のみならずお酢には酢酸が含まれているので、胃腸に疾患がある人が飲むと炎症がひどくなるデメリットもあります。またリンゴ酢には水溶性食物繊維が含まれているので、飲み過ぎると下痢をする人もいるようです。
さらに胃腸の弱い人がリンゴ酢をそのまま飲むと刺激が強すぎて、胃痛や腹痛の原因になるケースもあるのはデメリットといえるでしょう。(※4)
②歯のエナメル質が分解される
酢酸が豊富なリンゴ酢を原液で飲み続けると、歯のエナメル質が分解されるのもデメリットの1つです。他のお酢でも見られる、歯のエナメル質が溶ける酸蝕歯になってしまいます。これはリンゴ酢の飲み過ぎが直接原因ではなく、その成分が口腔内に残ることで起こるのです。また葉のエナメル質が弱まると、知覚過敏の原因にもなります。
酢酸はお酢だけでなく柑橘類や炭酸飲料などにも含まれているので、知らず知らずに歯が傷んでいるリスクがあります。リンゴ酢を飲むだけでなくお酢を使った料理を食べた後、30分以内に歯を磨くとさらにエナメル質を傷めてしまうので、口をすすいで酢酸を洗い流しましょう。(※5)