リンゴ酢は腎臓に悪いなどデメリットあり?1日の摂取量の目安も紹介!
リンゴ酢の腎臓に悪いなどのデメリットを知っていますか?今回は、リンゴ酢が腎臓に悪い理由や、<胃腸が荒れる・おならがよく出る>などのデメリットを紹介します。リンゴ酢の1日の摂取量や、メリットについても紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
③おならがよく出るようになる
リンゴ酢を飲み過ぎるとおならがよく出るようになる、デメリットがあります。これはリンゴ酢にはペクチンと呼ばれる水溶性食物繊維が、豊富に含まれていることが理由です。腸内細菌が水溶性食物繊維を活発に分解するのでガスが発生しやすくなり、おならの回数が増えます。
またおならがよく出る以外にも膨満感を感じたり、ガスが増えることで吐き気が起こる人もいます。その場合はリンゴ酢を飲む量を減らすなど、調整しましょう。(※6)
④胃酸の逆流
リンゴ酢をはじめとするお酢には胃酸の分泌を促す働きがあるので、飲み過ぎると逆流してしまう可能性があります。胃酸の逆流が前かがみの姿勢が多い、あるいは脂肪分の多い食事や食べ過ぎるなどの理由でも起こるため、そこにリンゴ酢の飲み過ぎが重なると逆流しやすくなるデメリットがあるのです。
⑤食欲増進で食べ過ぎる
Q:どうしてお酢は食欲を増進させるんですか?
A:お酢のきいた料理を最初に食べることで唾液がたくさん分泌され、酸味が味覚や嗅覚を刺激して、食欲をコントロールしている脳の摂食中枢に働きかけるといわれています。同時に胃液の分泌を促し消化酵素のはたらきを活発にします。
リンゴ酢だけでなくお酢の酸味は、食欲をそそる味わいでもあります。そのため食前にリンゴ酢を飲むことで、食欲が増進して食べ過ぎてしまうデメリットもあるようです。また低カロリーのリンゴ酢を原液ではなく薄めて飲むことで、一時的に満腹感が得られても後で空腹を感じやすいデメリットもあります。
特にダイエットを目的にリンゴ酢を飲む場合は、飲むタイミングに配慮することが大事です。その点に関して詳しくは、次章で後述します。
リンゴ酢を飲む際の注意点は?1日の摂取量の目安はある?
リンゴ酢は飲み過ぎるとデメリットがある反面、適量を取り入れると健康効果が得られるのも事実です。適量と飲むタイミングを覚えておくと、健康維持に役立ちます。ここではリンゴ酢を飲む際の注意点と、1日の適量について説明します。
①1日大さじ1〜2杯を目安に飲み過ぎない
リンゴ酢の健康効果を期待するなら、適量は1日大さじ1~2杯が目安です。リンゴ酢の適量を1日に2~3回に分けて飲むと、美容や健康に対する効果が高くなります。食前や就寝前を避けて飲むと、リンゴ酢のデメリットを受けにくくなるのでおすすめです。
適量を大幅に超えた量のリンゴ酢を飲むと、酢酸やカリウムの過剰摂取により体調を崩す要因になるので注意しましょう。
②5〜7倍に薄めて飲む
リンゴ酢は原液をそのまま飲むよりも、5〜7倍に薄めて飲むことをおすすめします。原液のまま飲むとリンゴ酢に含まれる酢酸やクエン酸の刺激が、胃腸や喉を荒らす原因となるからです。水やお湯で薄めて飲むことで酢酸の刺激を受けにくくなり、酸味も和らぐので飲みやすくなりそうです。牛乳もしくははちみつや水と合わせると美味しく、足りない栄養も補えます。
ただしダイエットを目的にリンゴ酢を飲む場合は、はちみつなどの甘味料を入れ過ぎないように注意してください。
(*リンゴ酢を飲むタイミングについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
リンゴ酢は適量飲めばメリットも?期待できる効果は?
これまでリンゴ酢の飲み過ぎによるデメリットを説明してきましたが、適量を摂取すると得られる効果もあります。自分の目的に合わせて、上手にリンゴ酢を生活に取り入れるのはおすすめです。ここでは、リンゴ酢を飲んで得られるメリットを3つ紹介します。