辛ラーメンは下痢・腹痛になる?何時間後?原因・対処法や予防策を紹介!

辛ラーメンで下痢になったことはありますか?なぜでしょうか?今回は、辛ラーメンは下痢・腹痛になる原因や発症は何時間後かを、対処法とともに紹介します。辛ラーメンなど辛いものを食べて下痢になるのを防ぐ方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。

目次

  1. 辛ラーメンを食べると下痢・腹痛になる?何時間後?
  2. 辛ラーメンを食べたあと下痢になる原因は「カプサイシン」
  3. 辛ラーメンで下痢・腹痛になるのは約半~40時間後
  4. 辛ラーメンで下痢・胃が痛い時の対処法は?
  5. ①体を温める
  6. ②水分をとる
  7. ③消化にいいものを食べる
  8. ④市販薬の服用
  9. 辛ラーメンなど辛いものを食べて下痢になるのを防ぐには?
  10. 辛ラーメンなど辛いものは乳製品と一緒に食べよう
  11. 辛ラーメンは下痢に気をつけて食べよう

辛ラーメンを食べると下痢・腹痛になる?何時間後?

辛ラーメンとは、韓国食品メーカーの農心ラーメンから発売されている人気のインスタントラーメンで、激辛でうまいと日本でも有名です。しかし、あまりにも辛く、食べた後に下痢や腹痛を起こすとの説もあります。ここでは、辛ラーメンを食べた後の体調について紹介します。

辛ラーメンを食べたあと下痢になる原因は「カプサイシン」

辛ラーメンを食べて下痢になるのは「カプサイシン」と呼ばれる物質が原因で、以下のような症状が起きるケースがあります。

・胃痛などの腹痛
・下痢
・おしりが痛い

カプサイシンは主に唐辛子などに含まれていて、胃の粘膜を刺激し、交感神経を活発にさせて腸の蠕動運動を促進させる働きがある物質です。辛さを伴う成分で適度な量であれば問題はありませんが、過剰に摂取すると、胃の粘膜が刺激され胃酸が過剰に分泌して痛みを伴うことがあります。

また、腸の動きも活発になりすぎて、下痢につながるケースも多いです。さらに、カプサイシンは水に溶けにくく、体内を移動する時も刺激を与え続けます。特におしりの周辺は内臓よりも痛点が多いので、排せつ時におしりが痛くなる場合もあります。さらにおしりの粘膜にも刺激を与えるため、おしりにひりひりとした痛みが残る場合も多いです。

辛ラーメンで下痢・腹痛になるのは約半~40時間後

辛ラーメンを食べると、カプサイシンの影響で下痢になる可能性がありますが、実際に下痢になるまでの時間には個人差があります。早い人は食べてすぐ30分後くらいで下痢になりますが、翌日に下痢を起こす人も少なくありません。ラーメンの消化にかかる時間は人によって異なり、40時間以上かかる場合もあります。

辛ラーメンを食べて何時間後に下痢になるかが分かれば対処しやすいですが、個人差や体調によっても変わるので、前もって対策するのは難しいようです。

麻友

@mayukorosuke

昨日夜辛ラーメン食べて今日午前中腹痛下痢で今ようやっと回復😮‍💨仕事中の下痢は本当に地獄🫠年々辛さに弱い身体になっていく

𝕣 𝕚 𝕟 𝕒 𓎤𓅮 ⸒⸒

@RINA_note

辛ラーメンを食べてから下痢が止まらないんだけど?!今日の仕事大丈夫かな😭❓整腸剤飲んで今日も元気に働こう₍ᐢ..ᐢ₎ 💗(自己コントロール大事←)

もももちさん

@momomoti_3

食べたのかなり前ですけど、美味いけど辛いですよ。
食後1時間後に下痢しました。。。
(辛ラーメンは30分後に下痢しました)
お食事中だったらすみません(汗)

辛ラーメンで下痢・胃が痛い時の対処法は?

辛ラーメンなどの激辛料理を食べると腹痛や下痢になる人はたくさんいますが、どのような対策をすればよいのでしょうか。ここでは、辛ラーメンを食べた時に腹痛などを起こした場合の対処法を紹介します。

①体を温める

辛ラーメンを食べた後は、体を冷やさずに温めることが大切です。体や内臓が冷えると、胃や腸にも負担がかかり、より体調が悪化する場合があります。特に、夏の暑い時期はクーラーなどで体が冷えてしまうことも多いです。寒い季節に限らず、辛ラーメンを食べる時はお腹を中心に温めて、冷えないようにしてください。

②水分をとる

白湯などの水分を取って、脱水症状に備えることもおすすめです。ひどい下痢を起こすと水分が大量に排泄されて、脱水症状を起こしやすくなります。刺激の強いカフェインを含む飲み物やジュースなどは避け、胃腸に優しい白湯やぬるま湯で水分を取ってください。

③消化にいいものを食べる

辛ラーメンは刺激が強く、胃腸に負担をかけているので、辛ラーメンを食べた後の食事は消化にいいものにします。お粥やスープなど、胃腸に負担をかけず消化しやすい食べ物で、辛ラーメンを食べた後の刺激を減らしてください。

特にストレスを感じて胃腸の調子が悪い時や睡眠不足や疲れている時は、辛ラーメンの刺激が強く影響することが多いので、胃腸に優しい献立を意識してください。

④市販薬の服用

出典:https://item.rakuten.co.jp/yakusou/470138/?iasid=07rpp_10095___ei-lde0fcz7-7u-a9c7fa3b-d104-49cf-a7cd-9133cbb35794

辛ラーメンを食べた後の不調には、市販薬を活用するのもおすすめです。腹痛や下痢を防ぐ市販薬はたくさんありますが、特に漢方薬がおすすめです。六君子湯(リックンシトウ)は冷え性の人に向いている漢方薬で、胃腸が弱い人の体を温めて腹痛などの痛みを緩和します。普段から冷えを感じやすい人や、胃痛に悩まされることが多い人は試してみてください。

また、辛ラーメンや唐辛子を使った料理を食べた後に、体が熱くなって火照る人は黄芩湯(オウゴントウ)が向いています。唐辛子などの作用で暖まり過ぎた熱を冷まし、イライラを抑える効果がある漢方薬です。下痢の原因となる物質を体外へ排出する働きもあり、腹痛の緩和などの効果も期待できます。

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辛ラーメンなど辛いものを食べて下痢になるのを防ぐには?

辛ラーメンを食べると、唐辛子に含まれるカプサイシンの効果で下痢になることがありますが、下痢を予防する方法はないのでしょうか。ここでは、辛ラーメンなどの辛いものを食べて下痢になるのを防ぐ方法を紹介します。

辛ラーメンなど辛いものは乳製品と一緒に食べよう

辛ラーメンなどの激辛製品は、以下のような乳製品と一緒に食べるのがおすすめです。これらの食品を一緒に摂り入れて、下痢を予防してください。

・牛乳
・ヨーグルト
・チーズ


牛乳やヨーグルトなどの乳製品には、カゼインと呼ばれる成分が含まれています。カゼインは凝固するタンパク質で、摂取すると胃の中で粘膜を保護する働きがあります。また、カプサイシンは水に溶けにくい成分ですが、油分には溶けやすいので、牛乳などを一緒に摂取すると吸着されて刺激が抑えられるようです。

牛乳やヨーグルトなどの乳製品を、辛ラーメンなどの激辛製品を食べる前に摂取すると、より効果的です。インド料理など、唐辛子を含むような辛い料理が好まれる土地では、ラッシーやチーズなどを使った料理も良く食べられています。また、乳製品以外にもココナッツミルクやマヨネーズ、アイスクリームなども同じような効果が期待できます。

辛ラーメンは下痢に気をつけて食べよう

辛ラーメンは強い辛さを持つインスタントラーメンで、美味しいのでファンも多いですが、下痢を起こすこともあります。これは唐辛子に含まれるカプサイシンと呼ばれる成分が原因で、下痢になるかどうかは個人差があります。しかし辛さを抑える方法もあるので、辛さに弱い人は紹介した対策を参考にして、気をつけながら辛ラーメンを味わってみてください。

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