馬刺しはプリン体が多く体に悪い?食べ過ぎはNG?正しい食べ方・量など紹介!
馬刺しの食べ過ぎは体に悪いと知っていますか?今回は、馬刺しの食べ過ぎが体に悪い理由や〈食中毒・腹痛・プリン体〉などデメリットを紹介します。馬刺しを食べ過ぎない場合に期待できる体にいいメリットや体に悪くない食べ方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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馬刺しの食べ過ぎは体に悪いって本当?
馬刺しの食べ過ぎは体に悪いの?デメリットだらけ?
美味しくてつい食べ過ぎてしまう馬刺しですが、ここでは、食べ過ぎてしまうことで起こりうる、健康被害・デメリットについて解説します。
①寄生虫などによる食中毒のリスク
馬刺しが原因となった食中毒による死亡事故を耳にしたことはないでしょうか。馬刺しを食べるとサルコシスティス・フェアリーという寄生虫が発生し、食後数時間で一過性の下痢、嘔吐、腹痛などが起こることがあります。食中毒は馬肉を冷凍処理すると防ぐことができるので、冷凍処理をされているものかを必ず確認してから食べるようにしましょう。(※1)
②プリン体の摂りすぎによる痛風の可能性
プリン体を摂りすぎると尿酸値が高まる高尿酸血症となり、次第には痛風と診断されます。痛風の特徴は尿酸が関節に沈着して腫れ上がり、激痛が走ります。高尿酸血症・痛風の治療ガイドラインによると、1日のプリン体の量を400㎎以下に抑えることが推奨されていますが、馬刺しは100gあたり60~150mgと他の肉類と比べて多くのプリン体が含まれています。(※2、3、4)
③消化不良による腹痛・下痢などを引き起こす
馬刺しを食べた後に腹痛や下痢などが生じることがありますが、その理由として消化時間の長い肉類の食べ過ぎによる消化不良が考えられます。他にも、冷たいものを食べ過ぎたことによる消化機能の低下、動物性タンパク質の食べ過ぎによる腸内環境の悪化等の原因も考えられます。馬刺しは腹痛や下痢を引き起こす要因を多く含んでいるため、注意が必要です。(※5)
馬刺しを食べ過ぎない場合に期待できる効果・メリットは?体に良い?
馬刺しは食べ過ぎると体に悪い事もありますが、一方で適量食べることで期待できるメリットもあります。
・タンパク質
・コラーゲン
・アミノ酸
・リノール酸
・ビタミンB群
馬刺しは牛肉のおよそ3分の1程度とカロリーが低くダイエット向きな食材です。タンパク質は肌や髪、爪を構成する成分のため、タンパク質が豊富な馬刺しは女性に嬉しい美容効果が期待できます。また、脂質がほとんど含まれず、コラーゲンやアミノ酸が豊富のため筋肉作りに最適です。
コレステロールを下げるリノール酸をたくさん含み、高血圧や糖尿病、動脈硬化などの生活習慣病の予防にも役立つと考えられています。他にも、疲労回復にいい栄養素がたくさん含まれています。そのため、精力アップやスタミナ増強効果も期待できます。(※6、7、8、9、10、11、12)
(*馬刺しのカロリーや栄養素について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)