辛ラーメンは下痢・腹痛になる?何時間後?原因・対処法や予防策を紹介!
辛ラーメンで下痢になったことはありますか?なぜでしょうか?今回は、辛ラーメンは下痢・腹痛になる原因や発症は何時間後かを、対処法とともに紹介します。辛ラーメンなど辛いものを食べて下痢になるのを防ぐ方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
辛ラーメンを食べた後の不調には、市販薬を活用するのもおすすめです。腹痛や下痢を防ぐ市販薬はたくさんありますが、特に漢方薬がおすすめです。六君子湯(リックンシトウ)は冷え性の人に向いている漢方薬で、胃腸が弱い人の体を温めて腹痛などの痛みを緩和します。普段から冷えを感じやすい人や、胃痛に悩まされることが多い人は試してみてください。
また、辛ラーメンや唐辛子を使った料理を食べた後に、体が熱くなって火照る人は黄芩湯(オウゴントウ)が向いています。唐辛子などの作用で暖まり過ぎた熱を冷まし、イライラを抑える効果がある漢方薬です。下痢の原因となる物質を体外へ排出する働きもあり、腹痛の緩和などの効果も期待できます。
辛ラーメンなど辛いものを食べて下痢になるのを防ぐには?
辛ラーメンを食べると、唐辛子に含まれるカプサイシンの効果で下痢になることがありますが、下痢を予防する方法はないのでしょうか。ここでは、辛ラーメンなどの辛いものを食べて下痢になるのを防ぐ方法を紹介します。
辛ラーメンなど辛いものは乳製品と一緒に食べよう
辛ラーメンなどの激辛製品は、以下のような乳製品と一緒に食べるのがおすすめです。これらの食品を一緒に摂り入れて、下痢を予防してください。
・牛乳
・ヨーグルト
・チーズ
牛乳やヨーグルトなどの乳製品には、カゼインと呼ばれる成分が含まれています。カゼインは凝固するタンパク質で、摂取すると胃の中で粘膜を保護する働きがあります。また、カプサイシンは水に溶けにくい成分ですが、油分には溶けやすいので、牛乳などを一緒に摂取すると吸着されて刺激が抑えられるようです。
牛乳やヨーグルトなどの乳製品を、辛ラーメンなどの激辛製品を食べる前に摂取すると、より効果的です。インド料理など、唐辛子を含むような辛い料理が好まれる土地では、ラッシーやチーズなどを使った料理も良く食べられています。また、乳製品以外にもココナッツミルクやマヨネーズ、アイスクリームなども同じような効果が期待できます。
辛ラーメンは下痢に気をつけて食べよう
辛ラーメンは強い辛さを持つインスタントラーメンで、美味しいのでファンも多いですが、下痢を起こすこともあります。これは唐辛子に含まれるカプサイシンと呼ばれる成分が原因で、下痢になるかどうかは個人差があります。しかし辛さを抑える方法もあるので、辛さに弱い人は紹介した対策を参考にして、気をつけながら辛ラーメンを味わってみてください。