アガベシロップに危険性・害があるとされる理由は?正しい使い方も紹介!
アガベシロップに危険性があるという噂を知っていますか?今回は、アガベシロップに危険性があるとされる理由を、危険性が低くなる適量や赤ちゃんや妊娠中でも食べて大丈夫なのかどうかとともに紹介します。アガベシロップの選び方のポイントや適量摂取した時の効果も紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- アガベシロップに危険性があるって本当?
- そもそもアガベシロップとは?
- アガベシロップに危険性があるとされる理由は?
- ①果糖の過剰摂取が人体に害を及ぼす
- ②製造方法によっては自然甘味料とは呼べない
- ③原材料がアガベの樹液100パーセントではない製品もある
- アガベシロップの危険性が低くなる使い方・適量は?赤ちゃんもOK?
- 砂糖より25%使用量を少なくして使う
- 適量を守れば赤ちゃんや妊娠中の人でも食べて大丈夫
- アガベシロップを正しく摂取した時の効果・メリットは?
- アガベシロップの危険性が低くなる選び方のポイントも知っておこう
- ①原材料
- ②原産国
- ③オーガニック製品
- アガベシロップのおすすめ商品も紹介!
- ①アルマテラ 有機アガベシロップゴールド 330g (524円)
- ②カークランド アガベシロップ 6本セット (8,490円)
- シェフズチョイス オーガニックアガベシロップ 740ml(1780円)
- アガベシロップは適量を守れば危険性は低い
アガベシロップに危険性があるって本当?
コストコなどのお店で見かけるようになったアガベシロップは健康のために購入する人も多い商品ですが、危険性があるのは本当なのでしょうか。ここでは、アガベシロップがどのようなものなのかやアガベシロップの効果について、その危険性や害とともに詳しく紹介します。
そもそもアガベシロップとは?
アガベシロップとは植物のリュウゼツランから取れる樹液を高温で煮詰めて作られるもので、果糖が主な成分となっている甘味料です。同じ果糖が主成分のはちみつとの違いは、粘り気やクセがないことです。また、果糖は血糖値を上げにくいことから低GI食品に分類され、健康甘味料として人気がでました。(※1)
(*アガベシロップについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
アガベシロップに危険性があるとされる理由は?
アガベシロップは果糖が主な成分のため、血糖値の上昇が抑えられる効果があり健康にも良いとされていました。一方でアガベシロップには危険性や害もあると言われるようになりましたが、ここではその理由について詳しく紹介します。
①果糖の過剰摂取が人体に害を及ぼす
果糖の過剰摂取がもたらす健康問題は、以下の通りです。
・中性脂肪が増加する
・尿酸が増加する
・血中の乳酸が増加する
・ミネラルの吸収阻害
・身体の酸化を加速させる
アガベシロップに含まれるフルクトースと呼ばれる果糖には、上記のような害があるとされています。フルクトースの過剰摂取は中性脂肪が増えて太る原因となり、脂肪肝やメタボリックシンドロームにも繋がるため注意が必要です。
また、フルクトースを大量に消費することによって、尿酸や血中の乳酸を増やしてしまうといった危険性もあるため注意しましょう。尿酸が増えることで高尿酸血症となり痛風を発症し、乳酸が増えると血液が酸性に傾きさまざまな臓器に害を及ぼすなどの危険性があるためです。
そのほかフルクトースは、ショ糖に比べて鉄やマグネシウム、カルシウム、亜鉛など体内に必要なミネラルを奪ってしまいます。ミネラルが不足すると貧血になったりイライラしたりすることなどから、疲れやすい体になってしまいます。さらに、体の酸化ダメージを加速させてしまうといった害もあり、老化が進む原因となるため注意しましょう。(※2、3)
②製造方法によっては自然甘味料とは呼べない
アガベシロップは人工的に熱処理や化学処理がされていたりなどの理由で、製造方法によっては自然甘味料とは呼べないとされています。
アガベシロップが処理される前はフルクトースの前駆体であるフルクタンが含まれており、このフルクタンには甘味がありません。このため、熱処理によって甘味を出しているのですが、このときにほかの栄養素が壊れてしまうと考えられています。
また、アガベシロップに含まれ健康に効果的とされている甘味繊維のイヌリンも製造過程によってその効果が失われていると考えられています。
③原材料がアガベの樹液100パーセントではない製品もある
アガベシロップの中には、原材料がアガベの樹液100%ではない製品も出てきています。その理由は、アガベシロップが作られるのに5年ほどかかってしまうため、商品の中にはアガベの樹液100%ではなくほかのものを添加している商品もあるからです。
アガベシロップの危険性が低くなる使い方・適量は?赤ちゃんもOK?
アガベシロップには果糖であるフルクトースを多く含むことなどから、使い方によっては害があり危険性が出てくる場合もあります。ここではアガベシロップの危険性が低くなる使い方や適量はどれくらいか、また赤ちゃんにも使えるのかなどについて紹介します。
砂糖より25%使用量を少なくして使う
アガベシロップを料理に使用する際は、砂糖を使用するときより25%使用量を少なくしましょう。アガベシロップを食べ過ぎると、果糖であるフルクトースの過剰摂取に繋がり害が生じる恐れがあるためです。砂糖よりも約1.3倍甘いとされているアガベシロップは、少量でもしっかりと甘味を感じられる効果があります。