ヤーコンに毒性はある?食べ過ぎる副作用は?1日の摂取量も紹介!

ヤーコンに毒性があるのは本当か知っていますか?今回は、ヤーコンの毒性の有無や、食べ過ぎによる〈下痢・便秘・お腹が張る〉など副作用・デメリットを紹介します。ヤーコンの1日の摂取量の目安や体に良い効果・効能も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. ヤーコンに毒性があるって本当?嘘?
  2. ヤーコンに毒性はないがアク抜きしないと「えぐみ」が強い
  3. 毒性はなくてもヤーコンの食べ過ぎはNG
  4. ヤーコンを食べ過ぎるとどうなる?副作用あり?
  5. ①下痢になる
  6. ②お腹が張る・便秘になる
  7. ③胃に負担がかかる
  8. ヤーコンの食べ過ぎにならない適量は?
  9. ヤーコンの1日あたりの摂取量は100gまで
  10. ヤーコンは適量であれば良い効果・効能が豊富?
  11. ヤーコンの美味しい食べ方・レシピも!
  12. ①皮ごと食べられるヤーコンの天ぷら
  13. ②ヤーコン入りポテトサラダ
  14. ③ヤーコンと人参のきんぴら
  15. ヤーコンに毒性はないが食べ過ぎはNG

ヤーコンに毒性があるって本当?嘘?

さつまいものような見た目をしているヤーコンは、きんぴらなどの料理の他にお茶にも使われている一方で、毒性があると言われています。ここでは、ヤーコンに毒性があるのかについて解説します。

ヤーコンに毒性はないがアク抜きしないと「えぐみ」が強い

ヤーコンに毒性はないですが、アク抜きをしないとえぐみを強く感じられます。ヤーコンをアク抜きする際には、皮をむいて食べやすい形に切り、水か酢水を入れたボウルに5〜10分ほどさらすだけです。特に収穫して日が浅いヤーコンはえぐみが強いため、サラダなどでヤーコンを生食をする場合は、収穫から10日ほど経過したヤーコンを使うことをおすすめします。

(*ヤーコンのアク抜きについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

ヤーコンのアク抜きはなぜ必要?しないでOK?方法やかかる時間も紹介!

毒性はなくてもヤーコンの食べ過ぎはNG

ヤーコンに毒性は含まれていなくても、ヤーコンの食べ過ぎには注意が必要です。ヤーコンに限らず、どんな食べ物でも食べ過ぎは胃腸に負担をかけます。ヤーコンを食べ過ぎると懸念される影響については次章で詳しく解説するので、ヤーコンを食べ過ぎるとどのような副作用があるのかを知っておくことが大切です。

ヤーコンを食べ過ぎるとどうなる?副作用あり?

ヤーコンには毒性がないので安心して食べることができますが、ヤーコンを食べ過ぎると体にとって悪い副作用はあるのでしょうか。ここでは、ヤーコンを食べ過ぎるとどうなるのかについて3つ解説します。

①下痢になる

ヤーコンを食べ過ぎると下痢になる恐れがあるため注意が必要です。ヤーコンには整腸作用のあるフラクトオリゴ糖が含まれていますが、フラクトオリゴ糖を過剰に摂り過ぎるとお腹が緩くなり、下痢を引き起こすことがあります。

また、ヤーコンに多く含まれる不溶性食物繊維は、腸のぜん動運動を活発にして便通を促す効能があります。ただし、ヤーコンを食べ過ぎると便から水分を吸収する前に排便されてしまい、下痢便の症状が現れることがあるので注意してください。(※1、2)

②お腹が張る・便秘になる

ヤーコンを食べ過ぎるとお腹が張っておならが出やすくなったり、便秘になったりすることがあります。これらの症状は、ヤーコンに含まれるフラクトオリゴ糖や、不溶性食物繊維が原因です。特に強い大腸の収縮によって排便がしにくくなる痙攣性便秘の場合、不溶性食物繊維を摂り過ぎると便秘が悪化する恐れがあります。(※3)

③胃に負担がかかる

ヤーコンの食べ過ぎは、腸の他に胃にも負担をかける恐れがあります。ヤーコンはポリフェノールの一種であるクロロゲン酸が豊富で、ヤーコンを食べ過ぎてクロロゲン酸を摂り過ぎると、胃の粘膜を荒らして胃に大きな負担がかかります。

その結果胃の中の食べ物を十分に消化できず、腸に入った食べ物の栄養を吸収しにくくなる上に、胃もたれなどの症状が現れる恐れがあるので注意が必要です。

ヤーコンの食べ過ぎにならない適量は?

ヤーコンの食べ過ぎは胃腸に負担がかかるため、ヤーコンの食べ過ぎにならない適量を知っておくことが重要です。ここでは、ヤーコンの食べ過ぎにならない適量を解説するので参考にしてください。

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