ヤーコンに毒性はある?食べ過ぎる副作用は?1日の摂取量も紹介!
ヤーコンに毒性があるのは本当か知っていますか?今回は、ヤーコンの毒性の有無や、食べ過ぎによる〈下痢・便秘・お腹が張る〉など副作用・デメリットを紹介します。ヤーコンの1日の摂取量の目安や体に良い効果・効能も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
ヤーコンの1日あたりの摂取量は100gまで
ヤーコンの1日あたりの摂取量は、100gまでを目安にしましょう。ヤーコンには100gあたり9gのフラクトオリゴ糖が含まれており、1日のフラクトオリゴ糖の適量は3〜8g程度です。
フラクトオリゴ糖は1日に3g摂取すると効果が現れやすいと言われているため、ヤーコンの輪切り1〜3枚ほどの量を心がけると、フラクトオリゴ糖の健康効果が見込めます。この量で物足りなさを感じる人は、100gまでであれば食べても問題ありませんが、その際にはフラクトオリゴ糖が含まれる他の食品を控えるように心がけてください。
ヤーコンは適量であれば良い効果・効能が豊富?
1日100g程度のヤーコンを毎日続けて食べるように心がけると、以下のような健康効果を期待できます。
・免疫力の向上
・肥満予防やダイエット効果
・生活習慣病の予防
整腸作用のあるフラクトオリゴ糖や、不溶性食物繊維が豊富なヤーコンを食べることで腸内環境を改善し、免疫力を高める効果があります。さらにヤーコンに含まれるフラクトオリゴ糖は、胃腸で分解・吸収しにくい性質があり食後の血糖値の上昇を抑えるため、肥満の予防やダイエットに効果的です。
また、ヤーコンにはポリフェノールの一種で、強い抗酸化作用があるクロロゲン酸を多く含んでいます。クロロゲン酸は活性酸素の過剰な産生を抑制したり、脂肪の蓄積を抑えたりする効果があるため、動脈硬化や糖尿病などの生活習慣病の予防にも役立ちます。(※4、5)
(*ヤーコンの効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ヤーコンの美味しい食べ方・レシピも!
ヤーコンは適量を食べることで免疫力を高めたり、生活習慣病を予防したりする効果が期待できますが、調理の機会に乏しく食べ方に困ることは少なくありません。そこでここでは、ヤーコンの美味しい食べ方やレシピを3つ紹介するので、参考にしてください。
(*ヤーコンのレシピについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
①皮ごと食べられるヤーコンの天ぷら
ヤーコンの人気レシピと言えばきんぴらですが、天ぷらもヤーコンの代表的な食べ方の1つです。ヤーコンは皮ごと食べられますが、アク抜きをしても皮付近の苦味が気になる場合は、1週間以上熟成したヤーコンを使うと苦味よりも甘味を感じやすくなります。
②ヤーコン入りポテトサラダ
アク抜きをしてもヤーコンの苦味が気になる場合は、ポテトサラダにするのがおすすめです。濃厚なじゃがいもの味わいとマヨネーズでコクを加えた調味料の風味で、ヤーコンを美味しく食べられます。
③ヤーコンと人参のきんぴら
ヤーコンを初めて調理する際や使い道に迷った場合は、ヤーコンの人気レシピであるきんぴらをおすすめします。砂糖を入れずに調味料の量を控えめにしても、ヤーコンや人参の自然な甘味で美味しく食べられます。