カルピスのデメリットは?飲み過ぎは腹痛・下痢に?適量や効果的な飲み方も紹介!
カルピスのデメリットを知っていますか?飲み過ぎは体に悪いのでしょうか?今回は、カルピスのデメリットである〈腹痛・下痢・糖尿病〉などを、適切な摂取量とともに紹介します。カルピスのメリットや、牛乳で下痢になる理由についても紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
カルピスにデメリットはある?飲み過ぎは体に悪い?

カルピスは、カルピス株式会社(アサヒ飲料)から発売されている乳酸菌飲料で、子供のころから飲んでいる人も多いです。カルピスウォーターやカルピスソーダが発売され、より手軽にカルピスが楽しめるようになっていますが、カルピスも飲み過ぎるとデメリットがあります。ここでは、カルピスのデメリットについて紹介します。
カルピスのデメリットとは?腹痛・下痢になる?

カルピスを飲み過ぎると、どんなデメリットや健康に影響があるのでしょうか。ここでは、より詳しいカルピスのデメリットについて紹介するので、普段からカルピスをたくさん飲んでいる人は参考にしてください。
①腹痛・下痢になる
カルピスを飲むと、下痢や腹痛を起こす場合があるので、下痢になりやすい人は注意が必要です。カルピスを飲んでお腹を壊す原因の一つは、冷たいカルピスを飲み過ぎたことです。さらに、カルピスに含まれている乳酸菌の影響でお腹が緩くなるケースもあります。
また、日本人の中には、乳糖を分解できずお腹を壊してしまう乳糖不耐症の人が多いです。牛乳を飲むと腹痛や下痢になりやすい人は、カルピスの割り材にも注意してください。
②吐き気を催す
カルピスを飲んだ後に吐き気を感じるという人もいますが、これはカルピスを飲むことで胃腸が冷えたことが原因と考えられています。カルピスは冷やして飲むのが一般的ですが、飲み過ぎると胃腸が冷えて働きが悪くなります。その結果、腹痛や気持ち悪い吐き気を引き起こすので注意が必要です。
③太る・糖尿病になる
カルピスは、飲み過ぎると肥満や糖尿病につながるデメリットが指摘されています。カルピスは甘くて美味しい飲み物ですが、糖分やカロリーもあるので、飲み過ぎには注意が必要です。毎日たくさん飲んでいると、糖分の過剰摂取で糖尿病を招く恐れもあります。
④人工甘味料の過剰摂取による悪影響
カルピスの中でも、糖質オフになっている製品には人工甘味料が使われているので、以下のようなデメリットが懸念されます。
・発がん性
・味覚障害
・腸内細菌のバランスが悪くなる
カルピスには色々な種類がありますが、カルピス(R)糖質60%オフは糖質が少ないので、糖質オフダイエットをしている人など人気があります。しかし、糖質を減らして甘味をつけるために人工甘味料が使われています。人工甘味料の危険性は、まだ解明されていないものもありますが、一部で発がん性があるとの指摘もあるようです。
また、少量でも強い甘みが付けられるので、人工甘味料の甘みに慣れると味覚を感じにくくなる可能性もあります。他にも腸内細菌のバランスが悪くなり、腸内の環境が悪化するのではないかという懸念もあり、飲み過ぎには注意が必要です。
⑤栄養バランスの乱れ・虫歯の原因
カルピスは乳酸菌を含む発酵食品なので健康的なイメージがありますが、カルピスばかり飲み過ぎると栄養バランスが乱れてしまいます。カルピスばかり飲んでいると、お腹が空きにくくなって普通の食事が少なくなり、栄養が偏るので注意してください。また、カルピスに含まれる糖分は虫歯菌のえさとなるので、虫歯になりやすくなるというデメリットもあります。
⑥ペットボトル症候群を引き起こす可能性もある
カルピスは、飲み過ぎるとペットボトル症候群を引き起こす可能性もあります。ペットボトル症候群は、ペットボトル飲料に代表されるような甘い飲み物を飲み過ぎると起こる症状です。糖分が多い飲み物をたくさん飲むことで急激に血糖値が上昇し、かえってのどが渇いたり腹痛を起こしたりします。
カルピスも、糖分を多く含む種類が販売されているので、ペットボトル症候群のような体に悪影響が出ないよう適量を飲むことが大切です。
カルピスの適切な摂取量は?効果的な飲み方は?

カルピスは飲み過ぎるとデメリットもあるので、適量を飲むことが大切ですが、どんな飲み方が良いのでしょうか。ここでは、カルピスの適量や効果的な飲み方について紹介します。
①カルピスの適切な摂取量はコップ1杯程度
カルピスの適量は、コップ1杯程度で、1日に何杯も飲むのは飲み過ぎです。目安の量は200~400ml程度で、お腹を壊しやすい人や、胃腸の調子が良くない時は少なめにする方が無難です。
②カルピスを温めて飲む
カルピスを温めて飲むことで、胃腸の冷えを予防できるのでおすすめです。お腹が冷えやすい冬の寒い季節は、お湯で割るなどの方法で、温めて飲むとおなかを壊しにくくなります。また、夏も冷たい飲み物を飲み過ぎる傾向にあるので、意識して温めたカルピスを飲むと胃腸を冷やさずに済みます。
③カルピスは朝に飲むのもおすすめ
カルピスを飲むときは、夜よりも朝飲むのがおすすめです。カルピスに含まれる糖分は脳の栄養となるぶどう糖に変換されるので、寝起きで栄養が行き届いていない脳の働きを活発にする効能が期待できます。また、カルピスに含まれている乳酸菌が腸を刺激し、朝の排便も促せるメリットもあります。
(*カルピスの栄養と健康効果について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
カルピスと同様に飲み過ぎに注意すべき飲み物は?

カルピスは飲み方次第でメリットもデメリットもありますが、他にも飲み過ぎに注意する方が良い飲み物はあるのでしょうか。ここでは、カルピスと同じように飲み方に気を付けたい飲み物を紹介します。
注意が必要な飲み物
カルピスと同じように、飲み過ぎや飲み方に注意した方が良い飲み物を以下に紹介します。
・栄養ドリンク
・エナジードリンク
・お酒
・スポーツドリンク
・糖質ゼロ飲料
栄養ドリンクやエナジードリンクはカフェインが多く含まれていて、飲み過ぎるとカフェイン中毒を起こす恐れがあります。また、お酒はアルコールを分解するために肝臓に負担をかける飲み物です。飲み過ぎるとアルコール中毒になる可能性も高く、急性アルコール中毒になると命に関わります。
また、スポーツドリンクは飲みやすいので一度にたくさん飲んでしまう人もいますが、糖分を多く含むので肥満や糖尿病になるリスクが高いです。カルピスと同様にペットボトル症候群になるデメリットがあるので注意してください。糖質ゼロ飲料も、人工甘味料を多く含むので飲み過ぎには注意が必要です。
(*体に悪い飲み物について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
カルピスのデメリットを知っておこう
カルピスはロングセラー飲料で、子供から大人まで親しまれていますが、デメリットもあります。体に悪い飲み方や飲み過ぎると、腹痛や下痢のほか、糖尿病などのデメリットもあるので注意が必要です。紹介したデメリットや効果的なカルピスの飲み方を参考に、美味しく健康に良い飲み方を心がけましょう。