ホタテのタンパク質の量は?1個当たりでは?筋トレに向いているのかも紹介!

ホタテのタンパク質の量を知っていますか?筋トレにいいのでしょうか。今回は、ホタテのタンパク質の量を<1個・貝柱>別に、筋トレにいいのかを紹介します。気になるホタテの栄養素をタンパク質以外も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. ホタテのタンパク質の量は?1個や貝柱のみでは?
  2. ホタテのタンパク質の量
  3. ホタテはタンパク質が豊富で筋トレに向いている?
  4. ホタテは高タンパク質で筋トレに向いている
  5. その他の理由①低カロリー・低糖質
  6. その他の理由②ビタミン
  7. その他の理由③コハク酸
  8. ホタテの栄養素はタンパク質以外に何がある?
  9. ①ミネラル
  10. ②タウリン
  11. ③カリウム
  12. ④ビタミン
  13. ホタテは体に悪い?食べ過ぎはよくない?
  14. ホタテからタンパク質を摂取しよう!

ホタテのタンパク質の量は?1個や貝柱のみでは?

ホタテは美味しいだけでなく、栄養価も高い食材として知られています。今回の記事では、ホタテのタンパク質量やその他の栄養素、筋トレに向いているかなどについて紹介します。ここでは、ホタテや貝柱のみなど、タンパク質量について紹介するので参考にしてください。

ホタテのタンパク質の量

タンパク質
ホタテ(100g) 13.5g
ホタテ(1個) 4.5~5.1g
ホタテの貝柱(100g) 16.9g
ベビーホタテ(100g) 12.8g

※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)

表内のホタテ1個分のタンパク質量は、Mサイズ約33~38gあたりの数値です。ホタテは、1個あたりでも豊富にタンパク質を含有しています。また、表から、ホタテは貝柱部分にタンパク質が多く含まれていることが分かります。筋トレや健康維持に積極的な人々にとって、非常に魅力的な数値でしょう。

ホタテはタンパク質が豊富で筋トレに向いている?

ホタテは、タンパク質以外にも筋トレをする人々に嬉しい栄養素が豊富に含まれています。今ここでは、ホタテがどうして筋トレに適しているのか、その理由を4つのポイントで詳しく紹介します。

ホタテは高タンパク質で筋トレに向いている

ホタテは、100gあたり約13.5gものタンパク質を豊富に含んでいる食材です。特に貝柱部分は、100gあたり16.9gと更に高いタンパク質量があります。タンパク質は筋肉の修復と成長に不可欠で、特に筋トレ後に摂ることで筋肉疲労の回復と筋肉量の増加が期待できます。ホタテはその高いタンパク質含有量で、筋トレ後のリカバリーにも優れた食材と言えるでしょう。

その他の理由①低カロリー・低糖質

ホタテは、高タンパク質ですが、低カロリーかつ低糖質です。高タンパク質と低カロリーの組み合わせは、筋肉の成長を促しながら体脂肪の増加を抑制する効果があるので、筋トレに最適な食材と言えます。また、低カロリーであるために、筋トレをする人が必要とするエネルギー摂取と体重管理がしやすい利点もあります。

その他の理由②ビタミン

ホタテは、ビタミンB群が豊富に含まれています。中でもホタテには100gあたり0.05mgのビタミンB1が含まれ、糖の代謝を助け、エネルギー生成に重要な役割を果たします。これは疲労回復に有用で、筋トレや集中力向上にも効果的です。ビタミンB1は脳内の神経伝達を正常に保ち、集中力を高める作用もあります。

その他の理由③コハク酸

ホタテに含まれるコハク酸は、貝類に豊富な旨味成分のひとつです。コハク酸は、エネルギー生成の過程で重要な役割を果たします。コハク酸は細胞内でエネルギーを生成する代謝経路に関与し、効率的なエネルギー供給を可能にするため、筋トレのパフォーマンスを高めます。また、動物実験では脂肪燃焼効果があることも明らかになっているようです。

ホタテの栄養素はタンパク質以外に何がある?

ホタテは筋トレや栄養面での多くの利点を持っていますが、その栄養素はタンパク質だけではありません。ここでは、筋トレする人に有効なタンパク質以外の栄養成分について紹介するので参考にしてください。

①ミネラル

ホタテには鉄、亜鉛、カルシウム、マグネシウムなど、多くのミネラルが含まれています。これらのミネラルは筋トレ後の筋肉の回復や、骨密度の向上に重要な役割を果たします。ホタテを積極的に摂取することで、筋トレの効果を高めることが期待できるでしょう。

②タウリン

ホタテには、100gあたり一日の理想摂取量を超える769㎎のタウリンが豊富に含まれています。タウリンはアミノ酸の一種で、抗酸化作用や疲労回復、コレステロールを減らす、さらには心臓の健康にも効果的です。筋トレにおいても、疲労の軽減やパフォーマンスの向上に貢献するとされています。

タウリンは心臓や脳、筋肉などの機能をサポートする重要な栄養素であり、ホタテはその有用な供給源となります。

③カリウム

ホタテには、100あたり310㎎ものカリウムが豊富に含まれています。カリウムは、血圧を正常に保つだけでなく、筋肉の収縮とリラクゼーションにも効果的な栄養素です。カリウムが不足すると、筋肉のけいれんや疲労感が増加する可能性があります。

特に貝柱に多く含まれていおり、筋トレや運動時の筋肉の動きに良い影響を与え、筋トレの効果をさらに高める重要な要素となります。

④ビタミン

ビタミンも、ホタテの魅力的な栄養素の一つです。特にビタミンB12が、100gあたり11µgと豊富で、神経系の健康やエネルギー代謝に影響を与えます。貝柱にはビタミンB12が多く含まれており、筋トレ中や筋トレ後の疲労回復に有効です。筋トレに取り組む際には、エネルギー供給や疲労回復が重要な要素となるため、ビタミンの摂取は必要不可欠です。

ホタテは体に悪い?食べ過ぎはよくない?

ホタテは美味しく栄養価も高い食材ですが、過剰摂取には注意が必要です。特に野生のホタテは、有毒な藻類を摂取している場合があり、これによって貝毒症を引き起こす可能性があります。症状は軽いものから重いものまであり、最悪の場合、命に関わることもあります。

もう一つの危険性は、ホタテに含まれる亜鉛の過剰摂取です。ホタテには亜鉛も豊富に含まれていますが、大量に摂取すると体内で亜鉛が過多になり、吐き気や下痢、免疫機能の低下を引き起こす可能性があります。ホタテを食べる場合は、購入先をよく考慮し、適量を守るよう心がけましょう。

(*ホタテの食べ過ぎの危険性について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでください。)

ホタテの食べ過ぎは危険?下痢・食中毒の原因に?1日の摂取量の目安まで紹介!

ホタテからタンパク質を摂取しよう!

ホタテはタンパク質をはじめ、ミネラル、タウリン、カリウム、ビタミンなど多くの栄養素を豊富に含んでいます。特に筋トレに取り組む人々にとって、これらの栄養素は筋肉の成長や回復、さらには全体的な健康維持に大いに貢献します。適切な摂取量と栄養バランスを考慮し、ホタテの持つ素晴らしい栄養効果を大いに活用しましょう。

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