亜麻仁油は危険って本当?副作用がやばい?効果や正しい使い方も紹介!

亜麻仁油は危険で副作用があるか知っていますか?亜麻仁油は植物の種子の油です。今回は、亜麻仁油の危険な副作用や、〈男性・女性〉が寝る前などに食べる〈血圧・便秘〉への効果を紹介します。亜麻仁油の危険ではない使い方も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 亜麻仁油は危険で副作用があるって本当?
  2. 亜麻仁油は基本的に危険ではないが副作用はある
  3. 亜麻仁油が危険と言われる理由は?副作用は?
  4. ①食べ過ぎによる副作用
  5. ②酸化による副作用
  6. ③遺伝子組換えした商品があるから
  7. ④発泡ポリスチレンを変形・破損させるから
  8. 亜麻仁油の危険ではない適量は?
  9. 亜麻仁油の適量は小さじ1杯が目安
  10. 亜麻仁油を適量摂取する場合の効果
  11. 亜麻仁油はいつ飲むかで効果が変わる
  12. 亜麻仁油を安全に使う注意点は?
  13. ①適切な容器で常温・暗所保存する
  14. ②食べ過ぎない
  15. ③加熱しない
  16. ④酸化しにくい商品を使う
  17. 亜麻仁油の危険ではないおすすめの使い方を紹介!
  18. ①ドレッシングにする
  19. ②ヨーグルトや味噌汁などに入れる
  20. ③そのまま食べる
  21. 亜麻仁油の危険・副作用を知ろう

亜麻仁油は危険で副作用があるって本当?

食料品売り場に陳列されているのを見かける亜麻仁油は、危険な油なのでしょうか。また亜麻仁油を摂取することで、副作用が起こるのかどうかも気になります。ここでは亜麻仁油が危険で副作用があるのかについて紹介するので、参考にしてください。

亜麻仁油は基本的に危険ではないが副作用はある

亜麻仁油には健康効果が期待できる成分が豊富に含まれ、摂取した際の危険は基本的にはないといわれています。ただし、食べ過ぎてしまうと副作用で体調が悪化する可能性があるため、注意が必要です。亜麻仁油の摂取で健康状態が悪化した場合は、摂取量を調整することをおすすめします。

亜麻仁油が危険と言われる理由は?副作用は?

亜麻仁油が危険と言われるのは、どのような理由からなのか、副作用があって体調が悪化することがあるのかどうかも気になります。ここからは亜麻仁油が危険な理由について、副作用の原因とともに紹介します。

①食べ過ぎによる副作用

亜麻仁油を食べ過ぎると、以下のような副作用が起こる可能性があります。

・軟便・下痢
・血が固まりにくくなる
・胃腸障害
・肥満
・低血糖、低血圧


亜麻仁油の食べ過ぎは食物繊維の摂り過ぎとなり、軟便や下痢になってしまうことがあります。また亜麻仁油を摂り過ぎると血行が促進されて血が固まりにくくなることがあるので、大きな怪我などで出血を多くした際は、悪化しないように摂取を控えましょう。

亜麻仁油には酸化すると毒性の強い、過酸化脂質になるオメガ3脂肪酸も含まれており、食べ過ぎると胃腸障害や肥満などを引き起こす可能性があります。血糖値の上昇を抑える効果も期待できる亜麻仁油ですが、摂り過ぎると悪化して低血糖や低血圧になるおそれもあるので注意が必要です。

②酸化による副作用

亜麻仁油の酸化による副作用は、下記の通りです。

・味が劣化する
・がんになる
・動脈硬化を引き起こす


亜麻仁油が酸化すると、活性酸素が発生してがんや動脈硬化を引き起こすおそれがあります。味が劣化するだけではなく健康状態が悪化するおそれがあるので、上記のような副作用を防ぐには、亜麻仁油を酸化させないことが大切です。亜麻仁油は光や熱に弱く長期間の保存に向かないので、大容量の商品は避けて、なるべく早く使い切れるサイズのものを選びましょう。

③遺伝子組換えした商品があるから

亜麻仁油には遺伝子組み換えした商品があることから、危険と思われることがあるようです。亜麻仁油は輸入された商品も多く販売されており、中には遺伝子組換えの原材料が使用されたものもあります。遺伝子組み換えのものが危険と感じる場合は、輸入品ではなく国産のものやオーガニックの亜麻仁油を選ぶことをおすすめします。

④発泡ポリスチレンを変形・破損させるから

発泡ポリスチレンが使われている容器に亜麻仁油を入れると、容器が変形したり破損したりする危険があるといわれています。発泡ポリスチレンには、油に溶けやすいという性質があります。容器が溶けて変形すると、破損したり中身がこぼれたりして危険なので、発泡ポリスチレンが使われている容器に亜麻仁油は入れないようにしましょう。

亜麻仁油の危険ではない適量は?

亜麻仁油を摂取して危険ではない適量とは、どのくらいの量なのか気になります。以下に亜麻仁油を摂取する際の、危険ではない適量について紹介します。適量摂取した場合の効果についても紹介するので、参考にしてください。

亜麻仁油の適量は小さじ1杯が目安

亜麻仁油は、1日に小さじ1杯の摂取が適量といわれています。亜麻仁油には健康維持に欠かせないαリノレン酸が豊富に含まれていて、小さじ1杯を目安に亜麻仁油を食べることで、必要な栄養素を充分に摂ることができます。

亜麻仁油を適量摂取する場合の効果

亜麻仁油を適量摂取した場合に期待できる健康効果は、下記の通りです。

・花粉症などのアレルギーの予防・改善
・認知症の予防
・脳機能の活性化
・ダイエット効果
・更年期障害の改善


適量の亜麻仁油の摂取によって、様々な健康効果が期待できます。亜麻仁油の1日あたりの摂取量は、18~29歳の男性で1.92g、女性は1.62gです。 亜麻仁油には人間の体内で作れない、αリノレン酸という成分が豊富に含まれています。αリノレン酸のはたらきによって、アレルギーの予防・改善や高血圧の改善が期待できます。

血中の中性脂肪値を下げたり血行を促進したりするはたらきも、亜麻仁油の特徴です。代謝も上げることから、亜麻仁油の摂取でダイエット効果が期待できます。また亜麻仁油にはエストロゲンと同様のはたらきのリグナンという成分も含まれ、女性ホルモンの低下が原因ともいわれる更年期障害や肌荒れの改善も期待できます。

亜麻仁油はいつ飲むかで効果が変わる

亜麻仁油は、いつ飲むかによって効果が変わります。基礎代謝が夜よりも高い朝に飲むと太りにくいことから、亜麻仁油を朝の時間帯に飲むと、ダイエット効果が期待できます。また亜麻仁油の健康効果を得るには継続して摂取するのがポイントで、毎日決まったタイミングで飲むなど摂取を習慣化するのがおすすめです。

亜麻仁油には腸内環境を改善したり自律神経のバランスを整えたり、代謝を良くするはたらきがあります。寝る前に飲むと、寝ている間に亜麻仁油が腸の中で便をコーティングして快便へと導き、便秘になるのを防いでくれます。

(*亜麻仁油はいつ飲むのがベストなのかについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

亜麻仁油はいつ飲む?寝る前がベスト?便秘・ダイエットなど目的別に紹介!

亜麻仁油を安全に使う注意点は?

亜麻仁油を安全に使用するには、どんな点に注意すれば良いでしょうか。ここでは亜麻仁油を使用する際の安全面での注意点について、詳しく紹介します。

①適切な容器で常温・暗所保存する

亜麻仁油を保存する際には酸化が進まないようにすることが大切で、空気に触れないように適切な容器に入れて保存するのが安心です。亜麻仁油に熱や光が当たっても酸化が進行してしまうので、常温または暗所で保存するようにしてください。

②食べ過ぎない

亜麻仁油は1日小さじ1杯を目安に摂取するようにして、食べ過ぎないようにしましょう。亜麻仁油の適量摂取は健康に良い効果をもたらしますが、食べ過ぎは副作用を起こして健康状態を悪化させる可能性があります。亜麻仁油を食べて副作用のような症状があらわれた場合は、適量に拘らずに摂取量を調整するようにしてください。

③加熱しない

亜麻仁油は熱に弱い性質のため、加熱調理しないことをおすすめします。加熱すると亜麻仁油に含まれる健康に良い栄養成分が失われる可能性があり、匂いも味も悪くなります。栄養成分を損なうことなく美味しく摂取するために、亜麻仁油は加熱しないようにしましょう。

④酸化しにくい商品を使う

亜麻仁油の商品は、酸化しにくいタイプのものも販売されています。亜麻仁油を安全に使用するには、酸化しにくいタイプの商品を選んで使用するのもおすすめです。熱に強くて酸化しにくい亜麻仁油を選ぶことで、劣化を過剰に気にすることなく安心して利用することが出来ます。

亜麻仁油の危険ではないおすすめの使い方を紹介!

ここからは亜麻仁油の危険ではない使い方について、おすすめのものを紹介します。料理以外にデザートに使用する方法も紹介するので、参考にしてみてください。

①ドレッシングにする

亜麻仁油は野菜や果物と相性が良いので、サラダにかけたりドレッシングに入れたりするのがおすすめです。また冷製料理のマリネや豆腐にかけても、美味しく食べられます。また亜麻仁油を活用しやすい料理には、オイルが料理のアクセントになるカルパッチョなどもあります。

②ヨーグルトや味噌汁などに入れる

亜麻仁油をヨーグルトや味噌汁などに入れて食べてもよいでしょう。ヨーグルトに入れた亜麻仁油は風味をほとんど感じることなく、果物系のヨーグルトに入れるとさらに美味しく食べることが出来ます。亜麻仁油は甘いフレーバーと相性が良いので、バニラなどのアイスにトッピングしても食べやすくおすすめです。

栄養成分が豊富な亜麻仁油をスムージーに加えるのもおすすめで、スムージーの栄養価がより高まります。また味噌汁や納豆など毎日のように食べるものに亜麻仁油を加えることで、亜麻仁油の摂取を習慣化しやすくなります。

③そのまま食べる

亜麻仁油の味にはクセがあるといわれていますが、風味が気にならない場合はそのまま食べるのが手軽でおすすめです。1日の摂取目安量の小さじ1杯をそのまま食べることで、効率的にに栄養成分を摂取することができます。

亜麻仁油の危険・副作用を知ろう

亜麻仁油は危険ではなく様々な健康効果が期待できる成分を含む油ですが、食べ過ぎると体調が悪化するおそれがあるので注意が必要です。加熱調理に向かない亜麻仁油は、そのまま食べたり料理やデザートなどに混ぜたりして摂取しましょう。亜麻仁油の危険・副作用の可能性を理解して、美味しく亜麻仁油を食べてみてください。

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