せせりのカロリー・糖質は?ダイエット効果ある?太りにくい食べ方も紹介!
【管理栄養士監修】せせりのカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、せせりのカロリー・糖質量を他の部位の鶏肉と比較し、栄養素やダイエット効果を紹介します。せせりのカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット向きの太りにくい食べ方・カロリーオフする方法も紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
ナイアシンとは、ビタミンB群の栄養素であり、こちらも糖質・脂質・タンパク質からエネルギーを作る働きがあります。糖質はエネルギーとして使われないと脂肪となって蓄積される栄養素であり、糖質を分解するナイアシンには、太りにくい効果が期待できます。加えて、アルコールを分解する酵素を助ける働きもあり、お酒を飲む際に一緒に摂るのも良いでしょう。(※4)
竹本友里恵
管理栄養士
ナイアシンは水溶性ビタミンのひとつで、ビタミンB群に分類されます。レバーや魚、肉に多く含まれ、トリプトファンから生成する事もできます。水に溶ける性質を持っていますが、熱に強いので調理の過程で失う心配はありません。
せせりのダイエット向けにカロリーオフする方法は?
せせりは基礎代謝を上げ、糖質分解を促す栄養素が含まれているので、ダイエット中の摂取にはおすすめな食材です。しかし、せせりは脂質が多く、コレステロールが高い部位のため、食べる際に気を付けないといけないポイントがあります。そこでダイエット中でもせせりを食べられる、カロリーオフの方法を紹介します。
①焼き鳥の場合に塩で食べる
せせりは、焼き鳥で食べることが多いと思いますが、焼き鳥1本を30gとすると、タレは75kcal、塩は64kcalあります。焼き鳥のタレには砂糖が入っていることが多く、カロリー・糖質が上がってしまうため、塩を選ぶと良いでしょう。
②じっくり焼いて脂を落とす
家で食べるのなら、網を使ってじっくり焼き、脂を落とすとカロリーオフになります。フライパンなどで焼くときにも、カロリーオフするためには油を引かず、素焼きにすると良いでしょう。焼いたせせりは、塩・コショウだけでも充分美味しく食べることができます。
③茹でて脂を落とす
下ごしらえの時に、お湯で茹でると余分な脂が抜け、カロリーオフになりますが、茹でるとビタミンB類の水溶性の栄養分も流出します。茹でる前に、なるべく脂肪分を削ぎ落した方が良いでしょう。ポン酢や大根おろしなどのさっぱりとした味付けと相性が良くなり、焼き鳥とは違った風味で楽しむことができます。
せせりの太りにくい食べ方は?
カロリー・脂質が高いせせりであっても、太りにくくする食べ方があります。ここでは、せせりの太りにくい食べ方を紹介します。
①夜に食べない
脂肪を溜めこむタンパク質の働きが、19時以降から活発になるため、夜遅い食事は太る原因となります。そのため、せせりを食べるならおすすめの時間は朝か昼ですが、焼き鳥で食べるなら、家に帰って一杯やりながら食べたいという方も多いことでしょう。夜に食べるならば、可能な限り、20時までまたは就寝時間の3時間前までに食事を終わらせましょう。(※5)
②お酒を飲み過ぎない
焼き鳥屋で食べることが多いせせりは、ビールや日本酒との相性が良いため、ついお酒が進んでしまいます。お酒そのものはカロリーが低いのですが、種類によっては糖質が多く含まれているものもあり、飲み過ぎると、食べる量も増え、摂取カロリーも増えます。また、肝臓に負担がかかると、太りやすくなるため、あらかじめ、飲む量を決めておきましょう。(※6)
③七味唐辛子をかけて食べる
せせりの塩焼き鳥に、七味唐辛子を足すのも良いでしょう。唐辛子には、脂肪燃焼作用・発汗作用があり、カロリーも気にする必要はないため、ダイエット中におすすめの食べ方です。発汗作用で汗をかけば、老廃物が排出されるので、美肌効果も期待できます。(※7)