くるみの食べ過ぎに要注意?下痢・太ることも?1日に食べる量・時間の目安を紹介!
【管理栄養士監修】くるみを食べ過ぎると体に悪影響がでると知っていますか?今回は、くるみの食べ過ぎは何個からか、〈下痢・腹痛・頭痛〉など食べ過ぎの症状の例と原因を紹介します。〈タイミング・選び方〉など、くるみを食べる際のポイントも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
鼻血は鼻の粘膜が傷つくこと出るので、くるみの食べ過ぎと鼻血が出ることに関係性はありません。鼻血が出てしまう原因は、くるみの血管を拡張して血流をよくする効果が関わってきます。鼻の粘膜が弱まっている時などの鼻血が出やすい時にくるみを食べると、血の巡りが良くなって鼻血が出る可能性はあるので気を付けましょう。
くるみの食べすぎになる量の目安は?
くるみは健康効果が期待できますが、食べ過ぎると太る原因になったり、胃痛になるとわかりました。ここでは、くるみの食べ過ぎになる量の目安について説明します。
1日に約10個まで
1日に必要な不飽和脂肪酸の量は約1.6g~2.4gなので、くるみの量に換算すると18g~25gです。大きさにもよりますが、6~10粒くらいのくるみを食べると、このくらいの脂質量にはなってしまいます。食べ過ぎは健康にも良くないので注意しましょう。
一瀬 ゆかり
管理栄養士
袋入りのむき身のくるみ(殻なし)を食べる場合、酸化によって栄養が失われないように、直射日光を避けた涼しい場所か冷蔵庫での保存がおすすめです。開封後は、密閉容器に入れていても1週間くらいで酸化が始まるとされているので、食べきれる量を購入するといいですよ。
くるみを食べる際のポイントはある?
くるみを食べる時に気を付けることはあるのでしょうか。ここでは、食べる時のタイミングやどのようなくるみを選べばよいか、食べる際のポイントについて解説します。
①食べるタイミング
くるみは脂質や食物繊維が豊富なので、ゆっくりとよく噛んで食べることで、少しの量でも満腹感が得やすくなります。食前にくるみを食べることで、食べ過ぎを防止する効果が期待できるのでおすすめです。また、おやつや間食として食べることも、満腹中枢神経が刺激されるので、小腹を満たすことができます。
②無添加のくるみを選ぶ
くるみを選ぶ時は、無添加のくるみを選びましょう。おつまみ用として販売されている塩付きくるみは、塩分を取りすぎるため、むくみやすくなります。また、チョコをかけたくるみなどもありますが、チョコと一緒に食べるとカロリーを摂りすぎてしまうため、注意しましょう。
くるみは適度な量を食べよう
くるみは適切な量を食べれば健康に良いことが分かりましたが、食べ過ぎれば悪影響があります。1日に食べる量を守って、健康維持にくるみを活用しましょう。