キャラメルのカロリー・糖質は?ダイエットに不向きで太る?食べ方のコツを紹介!
【管理栄養士監修】キャラメルのカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、キャラメルのカロリー・糖質量をメーカー別や商品別に比較し、ダイエット中に食べれるのかを紹介します。キャラメルのカロリーを消費するのに必要な運動量や、太りにくい食べ方も紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
キャラメルは1粒あたりのカロリーは低めであることが分かりましたが、ダイエット中に摂る間食には向いているのでしょうか。
キャラメルは食べ過ぎなければ大丈夫
間食は1日の摂取カロリーの10%に抑えることが推奨されており、成人男性では200kcal程度です。キャラメルの場合、9個までなら200kcal以内に抑えられ、それ以上に食べ過ぎなければ大丈夫となります。
しかし、キャラメルは食後血糖値の上昇度を示す指数のGI値が86と高い数値を示し、GI値は70以上で高GI食品に分類されるので、非常に血糖値を上げやすいと言えます。血糖値が高めの方は、カロリーだけでなく糖質にも気を付けて控えめに食べるようにしましょう。(※3)
キャラメル(1粒)のカロリーを消費するのに必要な運動量
運動方法 | 時間 |
ウォーキング | 8分 |
ジョギング | 5分 |
自転車 | 3分 |
ストレッチ | 10分 |
階段登り | 3分 |
掃除機かけ | 7分 |
上記は、1粒のキャラメル22kcalを消費するために必要な運動量となります。ストレッチなど活動強度の低い運動の場合、3粒食べた時には30分間続けないとカロリー消費ができないので食べ過ぎには注意が必要であると分かります。
キャラメルの太りにくい食べ方は?
キャラメルは糖質が高めで、食べ方を間違えると太りやすくもなります。続いては、キャラメルの太りにくい食べ方を説明します。
①夜に食べない
私たちの体に備わっている体内時計は代謝に影響を及ぼし、食べる時間帯によっては太りやすくなります。BMAL-1(ビーマルワン)と呼ばれるたんぱく質が活発に分泌される夜間は脂肪を蓄えやすく、分泌量が少ない日中はエネルギーとして消費されやすくなります。キャラメルに限らず間食は、BMAL-1の分泌量が最も少ない午後2時頃に食べるのがおすすめです。(※4)
②お茶と一緒に食べる
高糖質でGI値が高いキャラメルを食べた後は血糖値が急激に上昇するので、血糖値を下げるためにインスリンの分泌が促されます。インスリンには、その他にも糖分を脂肪に変えて身体にためこむ働きもあるので、過剰にインスリンが分泌されると太る原因になります。
血糖値の上昇を緩やかにするためにはキャラメルを食べる際、一緒にお茶を飲むようにすると良いでしょう。緑茶に多く含まれるカテキンには血糖値の上昇を抑える働きがあり、脂肪燃焼効果も期待できます。また、温かい飲み物でお腹を落ち着かせながら食べると、満足感が得られやすく食べ過ぎ防止にも役立ちます。(※5)
キャラメルのカロリーに注意して食べよう
キャラメルの1粒あたりは低カロリーで少量であれば食べても問題ありませんが、糖質を多く含み血糖値を乱しやすいデメリットもあるので食べ過ぎは禁物です。キャラメルを食べる時は、摂取量だけでなく食べ方や時間帯も考慮して上手に愉しみましょう。