ほっけのカロリー・糖質量は高い?ダイエット効果ある?ヘルシーな食べ方やレシピを紹介!
【管理栄養士監修】ほっけのカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、ほっけ(100g・1個)のカロリー・糖質量を他のと比較しながら紹介します。ほっけのダイエット効果にくわえ、食べ過ぎなど食べ方の注意点も紹介するので、参考にしてくださいね。
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ほっけのカロリー・糖質量は高い?【写真】
脂ののったほっけは美味しいですが、カロリーも高そうに見えます。ほっけのカロリーや糖質量を確認して、他の魚と比較してみました。
ほっけ(100g・1尾・半身)のカロリー・糖質量
ほっけは焼き魚で食べることが多いですが、加工方法によってもカロリーや糖質量に違いが出ます。どのくらい違うのか見てみましょう。(1尾は295gです)
カロリー | 糖質 | タンパク質 | |
ほっけ(生/100g) | 115kcal | 0.1g | 17.3g |
ほっけ(焼き/100g) | 114kcal | 0.1g | 17.1g |
ほっけ(焼き/1尾) | 336.3kcal | 0.3g | 50.5g |
ほっけ(焼き/半身) | 168.2kcal | 0.15g | 25.3g |
ほっけ(干物/100g) | 176kcal | 0.1g | 20.6g |
ほっけ(干物/1尾) | 519.2kcal | 0.3g | 60.8g |
ほっけ(干物/半身) | 259.6kcal | 0.15g | 30.4g |
生ほっけのカロリーは115kcal、塩焼きだと114kcalで干物は176kcalと水分が干されて減ったため、少し高くなります。糖質量は0.1gと変わりません。100gだとそれほどでもありませんが、1尾になると大きな数値になってきます。
実際に食べる量とすれば、半身ぐらいですから、塩焼きの半身程度ならたんぱく質も豊富で、ダイエットに向いていそうです。干物は半身でもカロリーが高くなるので、食べる量は注意しましょう。
※1日の摂取量は成人男性の目安です
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
渡辺愛理
管理栄養士
ほっけの旬は、夏から冬にかけてのため、旬の時期のものは脂がのり美味しいです。
(*ほっけの栄養素・効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ほっけのカロリー・糖質量を他の魚類と比較
生ほっけのカロリーや糖質量を5種類の魚と比べてみました。
カロリー | 糖質 | タンパク質 | |
ほっけ | 115kcal | 0.1g | 17.3g |
さば | 247kcal | 0.3g | 20.6g |
ぶり | 257kcal | 0.1g | 21.4g |
たら | 83kcal | 0.1g | 17.4g |
びんながまぐろ | 117kcal | 0.2g | 26g |
べにざけ | 138kcal | 0.1g | 22.5g |
一般的な魚5種類とほっけのカロリーや糖質量を比べてみると、たらの83kcalよりは高いですが、ぶりの257kcal、さばの247kcalよりはかなり低いカロリーであるのが分かります。糖質はどの魚も一律に低く、タンパク質はどの魚も17g以上含まれて豊富です。
ほっけの魚特有の糖質量の低さや、このカロリーの低さ、たんぱく質の多さはダイエットに使えるかもしれません。
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています
ほっけのダイエット効果は?向いてる?
ほっけのカロリーや糖質量の低さは魅力的ですが、ほかの栄養成分はダイエットに使える要素を持っているのでしょうか。
①DHA・EPA|悪玉コレステロールを減らす
ほっけにはDHAやEPAといった必須脂肪酸であるオメガ3系脂肪酸が多く含まれています。DHAは脳細胞の中で情報伝達を柔軟に活性化させ、DHA・EPAともに抗炎症作用や抗がん作用、アレルギー症状を緩和します。
また血液中の悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やして中性脂肪を減らすことで生活習慣病の予防・改善に有効です。健康な血液が体内を巡ることで、老廃物の排出や必要な栄養素を運び込み、新陳代謝を活性化するので、ダイエットに効果的に働きます。(※2)(※3)