ほっけのカロリー・糖質量は高い?ダイエット効果ある?ヘルシーな食べ方やレシピを紹介!
【管理栄養士監修】ほっけのカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、ほっけ(100g・1個)のカロリー・糖質量を他のと比較しながら紹介します。ほっけのダイエット効果にくわえ、食べ過ぎなど食べ方の注意点も紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
渡辺愛理
管理栄養士
青魚にも同様に魚油は、含まれているため、ほっけだけでなく青魚で補給することも可能です。
②タンパク質|筋肉・代謝の向上
ほっけにはたんぱく質も豊富に含まれています。タンパク質は身体を動かすエネルギー源としても使われることも有りますが、筋肉や血液を作るのに主要な栄養分です。酵素やホルモンとして作り替えられ、エネルギー代謝や身体の機能の調整や血液の成分となって働きます。
不足すると、筋肉の低下だけでなく、免疫機能主低下するので病気にかかり易くなります。タンパク質を摂ることで筋肉量を増やすことができ、糖質や脂質を燃焼しやすい体質にすることができるので、豊富なたんぱく質を持つほっけはダイエット向きですね。(※4)
③カリウム|むくみ解消
ほっけにはミネラルも多く、特にカリウムが豊富に含まれています。カリウムは体内の塩分濃度と水分の調整を行い、余分な水分を体外に排泄するため、むくみの予防・解消に効果があります。ダイエット中は代謝が滞り、むくみ易くなるのでカリウムは必要になります。
カリウムは他にも筋肉の収縮や、神経の興奮作用にも関係しているため、不足すると脱力感・食欲不振になりやすく、更には筋無力症や不整脈になることも有ります。(※5)
ほっけダイエットでの食べ方の注意点は?
ほっけをダイエットに使う場合と注意点をお伝えします。
食べ過ぎない
ほっけはカロリーも糖質も低いのですが、たくさん食べれば摂取したカロリー量が増えてしまいます。また、ほっけは干物や塩で処理したものが多いので、塩のきいた干物をたくさん食べれば、ご飯の量も増えてしまいます。塩加工したほっけを食べるときは塩分量に注意しましょう。
またDHAやEPAは身体に良い成分ですが、良いからと言って摂りすぎれば脂肪酸なのでカロリーは高く、消化に時間がかかり、内臓に負担がかかります。
1日の摂取量の目安
ほっけは必要量以上に食べ過ぎると、余分な脂肪酸が体脂肪として蓄積されてしまい、ダイエットの効果を失ってしまいます。オメガ3脂肪酸の1日の摂取目安は2gなので、開き干しのほっけなら100gほど、大きめのほっけ半身程度が適量になります。生のほっけなら、大きめのほっけ1尾分の可食部200gくらいです。
適量を摂ることでほっけの栄養分が、ダイエットに適した体質へ変えてくれることが期待できます。カロリーや脂質のコントロールをしながらほっけをダイエットに活用してくださいね。
ほっけのヘルシーなダイエット向きレシピは?
ほっけのヘルシーなダイエット向きレシピを紹介します。
①ほっけつみれ汁(116kcal)
ほっけをつみれ汁にすることで、汁に溶けだした栄養を全て食べることができます。ほっけに不足するビタミン類や食物繊維を野菜が補い、七味や一味を加えることで代謝がアップします。