まるごとバナナのカロリーは？ダイエット向き？太りにくい食べ方や栄養素を紹介！
まるごとバナナのカロリーを知っていますか？今回は、まるごとバナナのカロリーを〈通常・ミニ・チョコ〉など種類別や、他のスイーツと比較し、ダイエット中に食べれるのかを紹介します。まるごとバナナのカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット向きの太りにくい食べ方も紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
| 食物繊維 | 1.1g |
|---|---|
| カリウム | 360mg |
| ビタミンB群 | 3.9㎎ |
上記はバナナの可食部100g当たりの含有量です。食物繊維は便通を改善し、血糖値、コレステロール、高血圧などの生活習慣病の予防に有効です。カリウムは体内の余分な塩分を外へ出し血圧を正常に保ち、心筋機能を整えてむくみ予防などに効果を発揮します。
また、ビタミンB群は、糖質、脂質、アミノ酸、タンパク質などの代謝を助け、体の神経の働きや皮膚、髪、歯、爪などを健全に保つ役割を担う重要な栄養素です。このようにバナナにはバランスのとれた健康的なダイエットに効果的な栄養素を含んでいます。
カロリーが高いので食べ過ぎには要注意
栄養価の高いバナナを包み込んだまるごとバナナはダイエットにも効果があることが分かりました。ただし、糖質だけでなく脂質も1個当たり24.2gと比較的高いので、食べ過ぎるとすぐにカロリーオーバーで脂肪として身体に蓄積し肥満の原因となります。ダイエット中は、1日の摂取カロリーと運動量のバランスを考慮した上で適切な量を食べるようにしましょう。
まるごとバナナの太りにくい食べ方は？
高カロリーなヤマザキパンのまるごとバナナは、食べ方を工夫することでダイエット中でも太ることを気にせずに食べることが可能です。次にまるごとバナナの太りにくい食べ方を紹介します。
①寝る前に食べない
人間の体の細胞内にはBMAL-1（ビーマルワン）と呼ばれるタンパク質があり、脂肪を作ったり酵素を増やしたりするための指令を出しています。BMAL-1の量が増加すると脂肪が生成され細胞内に蓄積し太りやすくなるわけです。
このBMAL-1の分泌量は夜7時ごろから増え始め夜中の2時頃ピークを迎え、分泌量の一番少ない午後2時に比べ20倍にもなります。夜食は昼間に比べ20倍も太りやすくなると考え、寝る前に食べないことを心がけましょう。（※3）
②お茶を1杯飲む
まるごとバナナを食べるとき温かいお茶を1杯飲むと、内臓が温まり体の代謝も活発になるので、消費カロリーも増加し体も痩せやすくなります。また、お茶の成分であるカテキン類は肝臓での脂肪代謝を高め、体脂肪を減らすためダイエットにも効果的です。（※4）
③空腹状態で食べない
空腹状態で糖質の多いまるごとバナナを食べると、血糖値が一気に上昇しインスリンの大量分泌を招きます。インスリンによって細胞内には運ばれた糖はエネルギーとして消費されますが、余剰分は脂肪として蓄積され、結果的に太りやすくなります。（※5）
④よく噛んでゆっくり食べる
まるごとバナナを15分以上かけてゆっくり食べることで、血糖値の上昇を緩やかにし、脳の満腹中枢を刺激し、体に満腹感を与え食べ過ぎを防ぐことができます。また、よく噛むと脳のヒスタミン神経系が活性化され、交感神経を通って内臓脂肪の燃焼を促進するのでさらにダイエット効果大です。（※6）
⑤主食として食べる
高カロリーなまるごとバナナを気兼ねなく食べるには主食にするという方法があります。まるごとバナナを食事の中で主食にしサラダやスープなどと組み合わせて食べると、分量やカロリーを気にせず丸々1個食べることができます。
⑥有酸素運動をした後・する前に食べる
運動トレーニングの前後にまるごとバナナを食べることも太りにくい食べ方の1つです。運動中、エネルギーとなって消費された糖質が補充され、バナナに含まれるビタミンB群やカリウムが消耗した筋肉の修復および補強を促進します。