コーン茶の効能は?ダイエット効果ある?作り方や妊婦さんへの安全性など解説!
【管理栄養士監修】コーン茶にどんな効能があるか知っていますか?実はコーン茶には様々なダイエット効果があります。今回は、コーン茶の効果・効能や妊婦・赤ちゃんが飲んでも問題ないか、副作用の有無などについて紹介します。コーン茶の作り方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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コーン茶とは?
コーン茶とは何か知っていますか?日本ではまだポピュラーなお茶ではありませんが、近年注目されており、飲む人が増えているそうです。
韓国発祥のとうもろこしを使ったお茶
日本で定番のお茶といえば、緑茶やほうじ茶などのお茶ですが、隣の国・韓国では一般的にコーン茶が飲まれています。コーン茶は、野菜のとうもろこしの実を乾燥させてから炒り、お湯で煮出すという方法で作られています。
コーン茶の香りは香ばしく、味わいは優しいため、クセが少なく飲みやすいお茶です。ホットでもアイスでも美味しく飲めるため、1年を通して飲むことができます。
コーン茶のカロリー・糖質
コーン茶は、甘いとうもろこしから出来ているということもあり、カロリーや糖質が気になりますね。市販のコーン茶100mlに含まれるカロリーは、だいたい0~1kcalとなっています。
極めてカロリーが少ないので、ダイエット中でも気にせずに飲むことができます。また、コーン茶100mlに含まれる糖質はわずか0.2gなので、糖質を気にする方にもおすすめです。
コーン茶に期待できる効能は?ダイエット効果はある?
美容大国である韓国で愛飲されているコーン茶には、どのような効能が期待できるのでしょうか。ダイエット効果があるのかについても、併せて見ていきましょう。
①美容効果
コーン茶に含まれる栄養成分、βカロテン(ビタミンA)やビタミンEには、体の酸化を防ぐ抗酸化作用があります。体が酸化すると、肌荒れをしたり、シミやシワが増えていきます。
しかし、コーン茶を飲むことで、抗酸化作用によって体の老化の原因である活性酸素の働きが抑制され、肌を綺麗に保つことができます。美容を気にする方には、是非おすすめしたいドリンクの一つです。
酒井佑佳
管理栄養士
抗酸化ビタミンは、美容に良いのみでなく、がんや生活習慣病の予防にも働きます。活性酸素を抑えてくれる酵素は、年を重ねるにつれ減少してしまうため、積極的に摂りたい栄養素です。
②むくみ解消
コーン茶には、カリウムという栄養成分が含まれています。カリウムは、利尿作用を高める効果があるため、むくみ解消に繋がります。
特に妊婦さんは、血液量やホルモンバランスの変化によって、妊娠前よりもむくみやすい状態になっています。さらにお腹が大きくなるにつれて、血管を圧迫するようになることによって、血液循環が悪くなり、手足などの末端にむくみが生じます。そのため、妊婦さんがコーン茶を飲むと、むくみ改善が期待できますね。
酒井佑佳
管理栄養士
コーン茶には鉄分も豊富に含まれております。 妊娠中は体の血液量や赤血球が増えることで鉄分の需要が増え、貧血になりやすくなります。貧血予防にもコーン茶はオススメです。
③便秘の解消・ダイエット効果
コーン茶には栄養成分、水溶性食物繊維が豊富に含まれています。水溶性食物繊維は、お通じをよくしてくれる効果があり、整腸作用によって便秘解消が期待できます。腸内環境が整うことによって、体内に老廃物がたまりにくくなり、ダイエット効果も期待できます。コーン茶は、カロリーゼロなので、ダイエット中でも量を気にする必要もありません。
また、妊婦さんの場合、赤ちゃんがお腹にいることによって、胃腸の働きが弱くなっています。そのため、便秘になりやすいのですが、コーン茶を飲むことで便秘の改善が期待できます。
④冷え性の改善
多くの女性は、冷え性に悩まされているといわれています。冷え性の場合、手袋をしても靴下を履いても、末端が温まることはありません。そのため、冷え性は体の内側から治さなくてはなりません。
コーン茶に含まれるビタミンEは、末梢の血液の循環を促進する効果があり、この働きによって冷え性の改善が期待できます。手足の冷えに困っている人も、コーン茶を飲み続けることによって、血行が促進され、血行不良の改善につながります。