ヒハツ(ロングペッパー)の効能・副作用は?味・使い方や摂取量の目安も紹介!
【管理栄養士監修】ヒハツ(ロングペッパー)の効果・効能について知っていますか?そこで今回は、ヒハツの健康効果や副作用はあるのかに加えて、1日の摂取量の目安も紹介します。ヒハツの味・香りの他に、使い方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
ヒハツが体に良いと分かると、健康やダイエットのためについ大量に食べてしまうこともあるかもしれません。しかし、ヒハツはたくさん摂取しても、副作用の心配などはないのでしょうか。ヒハツを1日どれだけ摂取したらいいのか、目安量も一緒に紹介します。
ヒハツを摂取しすぎると胃痛になる可能性がある
ヒハツの大きな副作用は確認されていませんが、ピペリンは摂取しすぎると胃腸を刺激して、胃痛の原因になる可能性があります。さらに薬の吸収を促進して効き目を上げる働きもあるので、普段薬を服用している方は注意してヒハツを摂取しましょう。ヒハツの粉末は1日1g、約小さじ半分程度が摂取量の目安なので、適量を守って取り入れてください。
(*ヒハツを取りすぎる副作用について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ヒハツの使い方は?
出典: @chai_na_panda
ヒハツの摂りすぎは良くないということが分かりました。スパイスはアクセントに少量使うのが効果的な使い方ですが、上手なヒハツの使い方や食べ方にはどういう方法があるのでしょうか。簡単に摂り入れられる方法を紹介します。
胡椒の代用品として使う
ヒハツは、中華料理や東南アジア料理などのエスニック料理と相性が良い食材です。胡椒を使う家庭料理であれば大体合うので、胡椒の代用品としてヒハツを使うのも良いでしょう。実際に活用している方の口コミを見ると、炒め物、チャーハン、スープ、カレーなどにヒハツを入れる方が多いようです。
①サラダにかける
ヒハツはサラダにかけて食べるのもおすすめです。健康のためにサラダを毎日食べるようにしている方も多いですが、生野菜には内臓を冷やす働きがあり、内臓が冷えると体は脂肪が蓄積されやすくなってダイエットには逆効果になります。そこでヒハツを加えると内臓が冷えにくくなるので、ドレッシングなどと一緒にサラダにかけると良いでしょう。
なお、ヒハツは香りが良いのでフルーツとの相性も良く、フルーツサラダに振りかても普段のサラダと違った雰囲気を楽しめます。
②ドリンクに入れる
ヒハツの香りはシナモンに近いので、冬なら温かいチャイや紅茶、ルイボスティーに加えても美味しくヒハツを摂れます。ホットミルクに蜂蜜と一緒にヒハツを入れるのも良く、ほんのり甘い香りは甘いドリンクと非常に合います。他にも、体を冷やすと言われるコーヒーに入れると、冷えにくくする効果が期待できるでしょう。
どのようなドリンクにも振りかけて入れることができるので、他にも色々なドリンクで試してみてください。
③肉料理に使う
ヒハツは肉料理と相性が良いので、唐揚げやステーキ、揚げ物などの下味をつけるときに使うのもおすすめの使い方です。肉の臭い消しに効果を発揮するほか、さわやかな辛みが肉の味わいを引き立てます。また、ヒハツは沖縄そばの店に必ずと言って良いほど置いてある調味料ですが、これは豚骨の出汁との相性が良いためです。
ヒハツを使ってみよう
スーパーでも手に入るヒハツは毛細血管を強くし、女性の大敵である冷えに効果的であることが分かりました。ヒハツの使い方は簡単で、胡椒と同じように使えばよく、振りかけて使うだけなので手軽に取り入れやすい食材です。今までヒハツを使ったことがない方も、毎日のドリンクや料理にヒハツを使ってみましょう。