赤福(1個・1箱)のカロリー・糖質は高い?太る?ダイエット向きな食べ方なども紹介!
【管理栄養士監修】赤福のカロリー・糖質量を知っていますか?高くて太るのでしょうか?今回は、赤福(1個・1箱)のカロリー・糖質量や、他の和菓子と比較しながら紹介します。赤福のカロリーを消費するのに必要な運動量や、太りにくい食べ方も紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
人間の脂肪組織にはBMAL-1(ビーマルワン)と呼ばれるたんぱく質が多く存在し、体内時計を整える働きや、酵素を増やす指令を出すなどの働きをしています。一方でBMAL-1は脂肪をため込みやすくする性質を持つため、活性化する時間帯に食事を摂ると太りやすくなってしまうのです。
このBMAL-1が活性化するのが19時から午前2時までといわれており、この時間に飲食するとより太りやすくなります。それを考えると赤福は夜に食べず、BMAL-1の分泌量が少ない昼間に食べる方が太りにくいといえます。(※2)
②よく噛んで食べる
赤福はなめらかなこしあんと柔らかな餅でできているため、それほど咀嚼せずに飲み込んでしまう人が珍しくありません。しかし人間の体は食事を始めてから満腹感を得るまでに20分以上かかるため、無意識に食べ過ぎてしまうことが多いのです。
赤福を食べる際によく噛むように意識すると満腹中枢が刺激されるので、食べ過ぎを防ぐことにつながります。1口につき30回程度噛んで食べるように意識しましょう。(※3)
③食物繊維を含む食材と一緒に食べる
赤福を食べても太りたくない場合は、食物繊維を含む食材と一緒に食べるのがおすすめです。赤福を食べると糖質によって血糖値が上がりますが、食物繊維を含む食材を食べることで血糖値の上昇が抑えられます。赤福を食べる前に食物繊維を含む野菜や海藻などを食べておくとより効果的なので、手軽に食べやすいおしゃぶり昆布などを活用するのも良いでしょう。(※4)
広瀬陽香
管理栄養士
和菓子と一緒に合うような緑茶等お茶を合間に挟みながら食べることも1つの工夫です。また空腹時に間食を食べてしまう場合、1個では足りないと感じてしまう可能性が高いため低カロリーの寒天やおからを使用したお菓子を最初に食べておなかを膨らませてから食べることも良いかもしれません。
赤福のカロリーに注意して食べよう
今回は赤福のカロリー・糖質量について、他の和菓子と比較しながら紹介しました。赤福は和菓子の中では、1個あたりのカロリーも糖質も低い方ですが、口当たりがよいので食べ過ぎる傾向が強いです。食べる時間帯や一度に食べる量に注意しながら楽しみましょう。