サチャインナッツとは?効果・効能や栄養は?取り入れ方・食べ方も紹介!
【管理栄養士監修】サチャインナッツとは何か知っていますか?今回は、サチャインナッツの栄養価や効果・効能のほか、味わい・見た目など特徴も紹介します。そのほかにも、サチャインナッツの食べ方・レシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
サチャインナッツには体内では作ることが出来ない必須脂肪酸のオメガ3脂肪酸が豊富に含まれています。オメガ3脂肪酸は肌の粘膜や細胞の機能を高め肌の代謝を促す美肌効果があり、ニキビや肌荒れといったトラブルを改善する栄養素です。また体中の様々な炎症を抑える効能があり、花粉症やアトピーにも効果があります。
さらに身体の代謝を良くすることで生活習慣病の原因となる中性脂肪や悪玉コレステロールを減少させ、脂肪を溜めにくい体質作りに効果的です。(※4)
まさる
管理栄養士
ナッツ類は身体にとてもよく、ビタミンEは血中の悪玉コレステロールの酸化を抑制してくれて、血液をサラサラにする効果があります。また、脂質の多い食品といえば血液をドロドロにしてしまうイメージがありますが、ナッツ類は身体に良い脂質が豊富に含まれています!
サチャインナッツの取り入れ方は?
健康に良い成分も含まれたサチャインナッツですが、下処理や調理はどのようにすればよいのでしょうか。ここではサチャインナッツの栄養を無駄なく摂り入れられる食べ方についても説明します。
サチャインナッツは下処理・ローストして食べる
サチャインナッツは生のままで食べると独特の土臭さがあるので、一度加熱することをおすすめします。とくに収穫後のサチャインナッツは渋みも強いので、茹でた後に乾燥させ、ローストするようにしましょう。
ローストすると独特の青臭さがなくなり、さらに砕いてサラダのトッピングやヨーグルトに入れたり、パン生地に混ぜて焼いたりすることで香ばしい風味と食感を楽しむことができます。
サチャインナッツオイルで取り入れるのもおすすめ
そのまま食べると癖のあるサチャインナッツですが、サチャインナッツを絞ったサチャインオイルで摂取することもできます。サチャインナッツオイルには、善玉コレステロールの増加や血液をさらさらにする効能や効果があるαリノレン酸が他のオイルに比べて50%も多く含まれています。
ただしサチャインナッツオイルは高温加熱すると栄養素が壊れてしまうため、揚げ油としてではなく、サラダにかけるなど生のままドレッシングなどとして使用すると良いでしょう。
サチャインナッツの食べ方・レシピのおすすめ
サチャインナッツは、色々な食べ方やアレンジで楽しむことができます。ここではサチャインナッツのおすすめの食べ方を紹介するので、ぜひ試してみてください。
①カッペリーニ
細かく砕いたサチャインナッツをトッピングとして使用したパスタです。サチャインナッツは砕く前に茹でてローストしたものを使用すると、より食べやすくなります。
②チキンソテー
サチャインナッツそのものよりも手軽に摂取できるサチャインナッツオイルを使用したチキンの炒め物です。こちらのレシピではサチャインナッツオイルだけでなく、オイルの搾りかすも使用しているため、サチャインナッツの栄養を無駄なく摂り入れられます。