きび砂糖のカロリー・糖質は?栄養成分・効能や代用できるかも紹介!
【管理栄養士監修】きび砂糖のカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、きび砂糖のカロリー・糖質を他の砂糖と比較し、栄養成分や効能なども紹介します。きび砂糖のカロリーを消費するのに必要な運動量や、他の砂糖で代用できるかも紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
②イライラを解消する
きび砂糖には、微量ですがカルシウムも含まれています。体内に吸収されるカルシウムの99%が歯や骨の成形や維持に使われますが、残りの1%は機能カルシウムと呼ばれ、脳や筋肉での情報伝達に関与しています。
そのため、カルシウムが不足すると神経が興奮し、結果イライラ感と繋がってしまうのです。通常の食事ではカルシウムが不足しがちになってしまうため、普段の料理に使用する砂糖をきび砂糖で代用などすると良いでしょう。(※3)
③貧血予防
きび砂糖を食べたからといって貧血がすぐに治るわけではありませんが、きび砂糖にはミネラルの一種である鉄分も含まれています。鉄分は貧血体質の改善が期待できます。鉄分は女性なら特に摂取しておきたい栄養成分ですが、上白糖には全く含まれていないので、貧血気味の方は普段の使用する砂糖をきび砂糖に変えると良いでしょう。(※4)
小林花菜
管理栄養士
普段使っている砂糖をきび砂糖に変えたとしても、摂取できるミネラルの量は少なく、健康のためのミネラル補給とはいきません。しかし、他の砂糖に比べてきび砂糖にミネラルが多いということに違いはありません。日々の生活に根付いている砂糖を変えることで健康への意識づけのきっかけとなるかもしれません。
きび砂糖は代用できる?
日頃の生活からとり入れていきたいきび砂糖ですが、きび砂糖は他の砂糖で代用できるものなのでしょうか?ここではきび砂糖を他の砂糖で代用するメリットとデメリットを両方紹介します。
きび砂糖を他の砂糖で代用するメリット
きび砂糖には少々雑味が感じられるため、その他の白い砂糖で代用すれば料理の味を邪魔することはありません。上白糖やグラニュー糖であれば、コーヒーなどの苦味が強く、きび砂糖には不向きな料理や食材にも使用できるでしょう。
また、きび砂糖は色が茶色のため、ホイップクリームなど色をつけたくないお菓子作りにはその他の白い砂糖を使用することをお勧めします。
きび砂糖を他の砂糖で代用するデメリット
前述した通り、きび砂糖にはカルシウムなどのミネラル成分が含まれています。他の精製された砂糖には、栄養成分があまり含まれていないので、これらの砂糖で代用してしまうことでミネラル成分を摂取できなくなるのは大きなデメリットです。
また、味わいも上白糖は甘さだけが際立つのに対し、きび砂糖はまろやかで優しい味が特徴です。特にカステラやクッキーなどのおお菓子にきび砂糖はよく合いますが、他の砂糖を使うことによりきび砂糖ならではの味の深みや美味しさがでないのもデメリットと言えるでしょう。
きび砂糖のカロリー・栄養価を知っておこう
ミネラルも含まれるきび砂糖は、適切に摂取すれば上白糖より健康によく、料理の仕上がりも向上します。きび砂糖のカロリーや栄養価を理解して、普段の食卓にきび砂糖をとり入れてみましょう。