団子のカロリー・糖質を種類別に比較!ダイエット向きの食べ方も紹介!

【管理栄養士監修】団子のカロリー・糖質を知っていますか?今回は、串団子(1本)のカロリー・糖質を〈きなこ・みたらし・3色〉など他の団子と比較し、栄養素なども紹介します。串団子1本のカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット向き食べ方も紹介するので、参考にしてくださいね。

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専門家監修 |管理栄養士・栄養士 広瀬陽香
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管理栄養士。栄養士。高校時代のマネージャーの経験から管理栄養士としてアスリートを支える仕事を志し、...
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管理栄養士。栄養士。高校時代のマネージャーの経験から管理栄養士としてアスリートを支える仕事を志し、住み込みでの運動部寮母やスポーツ整骨院での個人サポートやセミナー経験を積み現在はフリーランスで活動を行う。""学生野球業界を『食』で変える""をテーマに子どもたちの無限の可能性を『食』で広げるために日本少年野球連盟からの依頼のもと各支部での講義、各チームと年間契約を多数結ぶ。他にも、スポーツ関係の企業と契約を結び、ジュニア期の保護者の方への講義も行う。1人でも多くの方に食が持つ力を知って実践し、体の変化を体感してほしいと思っています。

目次

  1. 団子のカロリー・糖質は?
  2. 団子(1本)のカロリー・糖質
  3. 団子(1本)のカロリー・糖質を他の種類の団子と比較
  4. 団子(1本)のカロリーを消費するのに必要な運動量
  5. 団子の栄養素は?
  6. 団子は炭水化物・糖質がほとんど
  7. 団子の付け合わせの栄養素
  8. 団子のダイエット向きな食べ方は?
  9. ①みたらし・こしあんなどを減らす
  10. ②よく噛んでゆっくり食べる
  11. ③団子の種類を変える
  12. ④団子を空腹時に食べない
  13. 団子のカロリー・糖質に注意して食べよう

団子のカロリー・糖質は?

コンビニやスーパーではレジ横に置かれていて目に入りやすい団子ですが、ダイエット中に食べてもいいものでしょうか。ここでは串団子1本あたりのカロリーと糖質を他の団子と比較しながら紹介します。

団子(1本)のカロリー・糖質

カロリー 糖質 1日のカロリー摂取量に占める割合
こしあん団子(1本:80g) 161kcal 36.4g 7%
こしあん団子(1パック:3本) 483kcal 109.2g 22%

※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
※1日の摂取量は成人男性の目安です

お茶碗1杯分に相当する140gのご飯は235kcalほどなので、こしあん団子を2本食べるとご飯1杯分のカロリーを超えてしまいます。こしあん団子はあんこが付いている分団子の中でもカロリーが高く、1パックを食べると、成人男性の1日のカロリー摂取量の目安の2割を超えます。

団子(1本)のカロリー・糖質を他の種類の団子と比較

1本あたり カロリー 糖質
こしあん団子 161kcal 36.4g
みたらし団子 158kcal 36.1g
つぶあん団子 149kcal 33.7g
3色団子 126kcal 30.3g
きなこ団子 108kcal 22g


こしあん団子とほぼ同カロリーなのが、同じあんこの付いたつぶあん団子とたれのかかったみたらし団子です。3色団子、きなこ団子と続きますがいずれも1本あたり100kcalを超えるため、2本食べるとご飯1杯分に相当します。ダイエット中の方は食べ過ぎに注意が必要です。

団子(1本)のカロリーを消費するのに必要な運動量

運動方法 時間
ウォーキング 61分
ジョギング 37分
自転車 23分
ストレッチ 73分
階段登り 21分
掃除機かけ 52分

上の表は、こしあん団子1本分161kcalを消費するのに必要な運動量です。団子1本分のカロリー消費のためには、ウォーキングのような軽い運動では1時間程度、自転車や階段登りのようなハードな運動でも20分以上の時間を必要とします。

団子の栄養素は?

ここでは団子に含まれる栄養素について紹介します。団子の付け合わせに含まれる栄養素やその効能についても紹介するので参考にしてください。

団子は炭水化物・糖質がほとんど

団子の栄養素はあんこも含め炭水化物・糖質がほとんどです。炭水化物は三大栄養素の1つでエネルギー源として重要ですが、炭水化物の一成分である糖質を摂りすぎると血糖値の上昇を招いたり肥満の原因になったりするので注意が必要です。(※2)

団子の付け合わせの栄養素

団子の付け合わせとなる食材には以下のような栄養素が含まれます。

・小豆:ポリフェノール
・ごま:セサミン
・きなこ:イソフラボン

あんこの原料である小豆に含まれるポリフェノールとごまに含まれるセサミンは共に抗酸化作用があるため、シミ・しわを予防したり動脈硬化を防いだりする効果が期待できます。また、セサミンは肝機能を助けコレステロールを低下させます。

きなこに含まれるイソフラボンは女性ホルモンの一つであるエストロゲンと構造が似ており、摂取すると更年期障害の軽減や糖尿病、動脈硬化の予防が期待できる栄養素です。このように団子の付け合わせによって健康効果が変わるので、健康や美容を気にする人はそれぞれの効果を覚えておくと良いでしょう。(※3、4、5)

広瀬陽香

管理栄養士

団子のカロリーは糖質をメインに構成されています。洋菓子と比較すると「脂質量」が少ないことが特徴です。糖質は脂質と違い運動を行う際にどのような運動の種類でも必ず消費される栄養素です。運動を頑張っている方の間食では洋菓子よりも和菓子の方が適当といえます。

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