かっぱえびせんのカロリー・糖質は?ダイエット向きの太りにくい食べ方も紹介!
【管理栄養士監修】かっぱえびせんのカロリー・糖質を知っていますか?ダイエット向きなのでしょうか?今回は、かっぱえびせん(1袋/小袋/1本)のカロリー・糖質を<梅・桜えび・フレンチサラダ>など他の味や〈じゃがりこ〉など他のお菓子と比較しつつ紹介します。かっぱえびせんのカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット中の太りにくい食べ方も紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
かっぱえびせんはカロリーや糖質ともに高く、太りやすいお菓子です。しかし、かっぱえびせんの食べ方次第でダイエット中に食べても太りにくくなります。ここからは、かっぱえびせんのダイエット向きの食べ方について紹介します。
①食べるのは午後3時〜6時
夜に食事を摂ると太りやすくなるといったメカニズムは、人間に存在するBMAL-1(ビーマルワン)と呼ばれる成分が関係しています。このBMAL-1の分泌量は夜に増加し昼間に減少するのが特徴で、BMAL-1の量が多い時間帯に食事を摂ると体に脂肪を溜めこみ太りやすくなると言われています。
BMAL-1の量が少ない時間帯は朝6時から午後6時の間で、そのうち最も減少するのは午後3時ごろです。午後6時以降にBMAL-1の量が増え始めるため、ダイエット中はBMAL-1の影響が少ない午後3時から6時の間にかっぱえびせんを食べると良いでしょう。(※18)
笹野美緒
管理栄養士
BMAL-1は体内時計を調節するタンパク質の一つで夜間に活性化し、体脂肪を蓄積するだけでなく分解を抑える作用もあるため、遅い時間に間食をとると太りやすくなります。BMAL-1の活性が低く、且つ活動的に過ごす時間帯が、間食をとるのに適しています。
②減塩タイプや1才からのかっぱえびせんを選ぶ
かっぱえびせんは塩分量が多く、食べ過ぎると塩分の摂り過ぎによってむくみの原因になります。むくみを放置すると代謝が落ち、身体に脂肪が付きやすくなると言われています。そのため、ダイエット中に食べる場合は塩分量をカットして作られた「かっぱえびせん塩分35%カット」を選ぶのがおすすめです。
また、かっぱえびせんの定番商品にラインナップしている幼児向けの「1才からのかっぱえびせん」もダイエット中のおやつに最適な商品です。こちらは油を使わず塩分量をカットして作られた商品で、1袋あたりのカロリーも30kcal程度しかなく、1袋食べ切ってもカロリーオーバーになることはありません。
③おやつで食べる場合は半分に抑える
理想的な間食のカロリーは1日に必要なエネルギー量の10%程度で、成人男性の場合は間食を200kcalから220kcal以内に留めるのが良いと言われています。
かっぱえびせんの1袋あたりのカロリーは423kcalであるため、おやつとして食べる場合は半分程度に抑えると良いでしょう。かっぱえびせんの半量をあらかじめ小皿に取り分けて食べると、食べ過ぎ防止になります。(※19)
笹野美緒
管理栄養士
間食は、食事以外で栄養素を補うもの。それだけでお腹いっぱいになるものではありません。食べ過ぎを防ぐためにも、海老の良質なタンパク質や不足しがちなカルシウム、ビタミンEなどを手軽に補給する気持ちで食べるようにすると良いですね。
かっぱえびせんはカロリーに注意して食べよう
かっぱえびせんは炭水化物や脂質の含有量が多いためカロリーや糖質量が高く、ダイエット中に食べるのは控えるべきお菓子です。しかし、かっぱえびせんの食べ方を工夫すれば食べても太りにくくなります。ダイエット中はかっぱえびせんのカロリーを意識しながら、美味しくいただきましょう。