ミルフィーユ鍋のカロリー・糖質は高い?太る?ダイエット向きの食べ方を紹介!
【管理栄養士監修】ミルフィーユ鍋のカロリー・糖質を知っていますか?高くて太るのでしょうか?今回は、ミルフィーユ鍋(1人前)のカロリー・糖質を他の鍋料理と比較しつつ紹介します。ミルフィーユ鍋のカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット中の太りにくい食べ方も紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
ミルフィーユ鍋はダイエットに効果的な栄養素を含んでいると分かりましたが、食べ方を間違えると太ってしまうこともあります。ミルフィーユ鍋のダイエット中の太りにくい食べ方は、どのようなものでしょうか。
①豚肉は低カロリーな部位を使う
100gあたり | カロリー | 糖質 |
豚肩 | 216kcal | 0.2g |
豚肩ロース | 253kcal | 0.1g |
豚ロース | 263kcal | 0.2g |
豚バラ | 386kcal | 0.1g |
豚もも | 183kcal | 0.2g |
上記は、豚肉の100gあたりのカロリーと糖質を部位ごとに分けて表したものです。豚肉は部位によってカロリーや糖質量が変わってくるので、ミルフィーユ鍋でダイエットをする場合は低カロリー・低糖質な豚ももや豚肩を使うと効率的にカロリーオフできます。
なお、ミルフィーユ鍋には豚バラ肉を使うことが多いですが、豚バラ肉は豚の中ではカロリーや糖質が高く脂質も多いためダイエット中は避けるのが無難でしょう。
②白菜を多く入れてカサ増しする
ミルフィーユ鍋は、食材の豚肉よりも白菜の量を多くして、カサ増しをすることでカロリーをオフすることができます。白菜には水分が多く含まれており、カロリーが低くダイエットにぴったりの食材です。さらに食物繊維やビタミン・ミネラルも含んでいるので、積極的に食べましょう。
③スープを薄味にする
スープを薄味にすることも、ダイエット中には大切です。スープに塩分が多く含まれていると、食べた後に体がむくみがちになります。体のむくみは血行やリンパの流れを悪くして代謝を下げてしまうため、間接的にダイエットの妨げになります。
さらに塩分には食欲を増進させる働きもあるため、食べ過ぎの誘因にもなってしまうでしょう。出汁を良く効かせると薄味でも満足できる味になるので試してみてください。
④よく噛んでゆっくり食べる
よく噛んでゆっくり食べることも、ダイエットには効果的です。早食いは肥満の原因とも言われるように、早食いをしてしまうと必要以上に食べ過ぎて太る原因につながります。咀嚼回数を増やすことで脳内の満腹中枢が刺激されるため、食べ過ぎを防ぎ摂取カロリーをオフすることができます。
また、満腹中枢は食事をはじめてから15分ほどで働きはじめるので、ゆっくり食べることも大切です。1口につき30回を目安によく噛んでゆっくり食べることを習慣にすると、自然と食べ過ぎを防ぐことができ痩せやすい体になるでしょう。(※14)
⑤低カロリーなつけダレを使う
ミルフィーユ鍋を食べる際にはタレの種類にも注意しましょう。おすすめの低カロリーなつけダレは以下です。
・ポン酢
・醤油
ミルフィーユ鍋はつけダレを使うこともありますが、タレの中にはカロリーが高いものもあるのが実情です。タレをつけたことでカロリーオーバーにならないよう、つけダレを使う際は比較的カロリーの低いポン酢や醤油がおすすめです。なお、ごまだれは糖質が多い上にポン酢や醤油よりもカロリーも高くなるため、ダイエット中は控えるようにしましょう。
ミルフィーユ鍋で低カロリーな食事を取ろう
白菜と豚肉を重ねて作るミルフィーユ鍋は、鍋料理の中でも比較的低カロリーです。今回は豚肉の部位を選ぶことやよく噛んで食べることなど、ダイエット中にミルフィーユ鍋を食べるおすすめの方法も紹介していました。ダイエット中もミルフィーユ鍋を活用して上手にカロリーオフしてみてください。