麩菓子のカロリー・糖質は高い?太る?栄養価やダイエット向きの食べ方も紹介!
【管理栄養士監修】麩菓子カロリー・糖質を知っていますか?ダイエット向きなのでしょうか?今回は、麩菓子(1本:〜g)のカロリー・糖質を原料の麩やメーカー別に比較しつつ紹介します。麩菓子のカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット中の太りにくい食べ方も紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
お麩を使って作られた麩菓子には、たんぱく質が含まれています。タンパク質は三大栄養素の一つで、筋肉を作る上で重要な栄養素になります。タンパク質はダイエットにも必要不可欠な栄養素で、タンパク質が足りていないと筋肉量が減少し痩せてもリバウンドしやすい体になってしまいます。(※6)
③ビタミンB6
水溶性ビタミンのビタミンB6も、麩菓子に含まれている栄養素の一つです。ビタミンB6は、たんぱく質と一緒に筋肉や血液を作る際に働くため、たんぱく質と一緒に摂取する必要があります。そのため、たんぱく質もビタミンB6も両方含んでいる麩菓子は筋肉や血液の生成に役立ちます。
なお、ビタミンB6は皮膚炎を予防することから発見されたビタミンで、皮膚や粘膜を守る働きをしている栄養素です。(※7)
④鉄分
麩菓子には、貧血を予防する効果が期待できる鉄分も含まれています。女性に多くみられる鉄欠乏性貧血も、鉄分を摂取することで症状の改善が見込めます。特に無理なダイエットで栄養が足りていないと鉄分も不足してしまい、めまいなどの健康被害が出る場合があるので鉄分もしっかりと摂取しておくことが大切です。(※8)
管理栄養士りんご
管理栄養士
麩菓子に使われている黒糖には、鉄・ミネラル・ビタミンB群が含まれています。しかし、麩菓子に使用されている量で必要な量が摂れるわけではありません。他の食品とバランスよくとれるといいですね。
麩菓子のダイエット中の太りにくい食べ方は?
ダイエットに効果のある栄養素を多く含んでいるうえに脂質も少ない麩菓子ですが、高カロリーであるデメリットもあります。ダイエット中に麩菓子を食べる場合は、どのような食べ方であれば太りにくいのでしょうか。
①午後3時〜6時に食べる
麩菓子を食べる時間帯は、午後3時〜6時に食べるのがおすすめです。これは、BMAL-1と呼ばれるたんぱく質の分泌量が関係しているからです。BMAL-1は時間帯に応じて分泌量が変化しており、体内でBMAL-1が増えている時間帯は食べたものを脂肪として蓄えやすくなります。
このBMAL-1が分泌される量は午後3時が最も少なく、夜の9時以降になると急増することがわかっているため、午後3時〜6時のおやつの時間帯に食べると太りにくくなるでしょう。(※9)
②お茶などと食べる
麩菓子はお茶との相性も良いので、お茶と一緒に食べるもの良いでしょう。特に、緑茶にはカテキンが含まれており、糖質の吸収を抑制する働きがあることが知られています。小麦粉が主な原料である麩菓子は糖質を多く含むお菓子なので、血糖値の上昇を防ぐためにも緑茶を一緒に飲みながら食べてみてください。(※10)
③200kcalまでに抑える
麩菓子は食感が軽いためつい食べすぎてしまいがちなおやつですが、間食で摂取するカロリーは一般的に200kcalまでが良いとされています。麩菓子のカロリーは1本222kcalなので、麩菓子をおやつとして食べる場合は1本までにしておきましょう。(※11)
④食物繊維が豊富な食品を食べておく
麩菓子を食べる際は食物繊維が豊富な食品を事前に食べておくのもおすすめです。食物繊維には糖質の吸収を抑える働きがあるため、麩菓子に含まれる糖質による血糖値の上昇を防ぐことができます。血糖値が急上昇すると脂肪を蓄積させる働きを持つインスリンが過剰分泌され、太りやすくなる原因になるので注意しましょう。
なお、食物繊維を多く含む食品としては、おしゃぶり昆布などの低カロリーなものがおすすめです。(※12)
管理栄養士りんご
管理栄養士
ダイエット中の間食は、お菓子類よりも乳製品や果物がおすすめです。たんぱく質・ビタミン・ミネラル等を補うことができ、果物なら食物繊維も摂ることができますよ。
麩菓子はカロリーに注意して食べよう
麩菓子は脂質が少なく栄養素も多いので、成長期の子どもにもおすすめのおやつです。しかし、小麦粉を原料に作られているためカロリーや糖質が高く、たくさん食べてしまうと太ってしまう可能性もあるので注意が必要です。今回は、ダイエット中の太りにくい麩菓子の食べ方も紹介しているので参考にしてみてください。