和菓子の低カロリーランキング!脂質も低い?ダイエット中の食べ方も紹介!

【管理栄養士監修】和菓子のカロリーを知っていますか?ダイエット向きなのでしょうか?今回は、<ねりきり・栗きんとん・すあま・まんじゅう・寒天ゼリー>など和菓子(1食分)のカロリーを低い順のランキング一覧表にして紹介します。和菓子のダイエット中に太りにくい食べ方や和菓子をダイエット中に食べるメリットも紹介するので、参考にしてくださいね。

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専門家監修 |管理栄養士・栄養士 小林花菜
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「健康的に一生飲兵衛」。身内が病気で大好きなお酒をやめた事をきっかけに、このテーマで活動開始。管理栄養士として営業職、給食・...
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「健康的に一生飲兵衛」。身内が病気で大好きなお酒をやめた事をきっかけに、このテーマで活動開始。管理栄養士として営業職、給食・栄養管理に5年間従事。フードコーディネーターの資格保有。病気が発症する前「未病」の段階で、健康状態への改善が目標。インスタグラムで北海道の食や栄養情報「酒飲みのための栄養メモ」、COOKPADでレシピを発信。

目次

  1. 和菓子のカロリーは低い?高い?
  2. 和菓子(1食分)のカロリー【低い順】ランキング一覧表
  3. 和菓子(1食分)のカロリーを洋菓子のカロリーを比較
  4. 和菓子は脂質も低い!その理由は?
  5. 和菓子の脂質
  6. 和菓子が低脂質な理由
  7. 和菓子をダイエット中に食べるメリットは?
  8. ①腹持ちがよく食べ過ぎを防ぐ
  9. ②洋菓子に比べて低カロリー&脂肪分が少なめ
  10. ③健康や美容に良い
  11. 和菓子のダイエット中の太りにくい食べ方は?
  12. ①午後3〜6時に食べ、夜に食べない
  13. ②お茶や水と一緒に食べる
  14. ③噛み応えがあるものを選ぶ
  15. ダイエット向きの和菓子商品を紹介
  16. ①株式会社遠藤製餡 0カロリー和スイーツ
  17. ②セブンプレミア 寒天ゼリーカロリー0ぶどう味 (105円)
  18. ③缶水ようかん 小倉(162円)
  19. ④良平堂 黒豆大福(216円)
  20. 和菓子のカロリーに注意しよう

和菓子のカロリーは低い?高い?

ダイエット中でありながら、和菓子が食べたくなることもあるでしょう。ダイエット中は食べるもの全てのカロリーが気になってしまいますが、和菓子のカロリーは低いのでしょうか。ここでは、和菓子のカロリーについて洋菓子との比較も交えて説明します。

和菓子(1食分)のカロリー【低い順】ランキング一覧表

1食分あたり カロリー
寒天ゼリー(80g) 40kcal
栗きんとん(30g) 65kcal
最中(37.1g) 86kcal
桜餅(40g) 96kcal
くずまんじゅう(49g) 99kcal
羊羹(50.4g) 109kcal
草餅(50g) 115kcal
まんじゅう(48g) 125kcal
ねりきり(50g) 132kcal
葛切り(100g) 135kcal
いちご大福(81.5g) 148kcal
みたらし団子(80g) 158kcal
柏餅(80g) 165kcal
きんつば(65g) 172kcal
すあま(70g) 185kcal

※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1、2、3、4、5、6、7、8、9、10)

一般的に一日のおやつの量は200kcalとされており、上の表で紹介している和菓子1食分であれば200kcal以内に収めることができます。しかし、カロリーは決して低いわけではなく、1食分以上の和菓子を食べてしまうと、おやつの量の目安のカロリー数を超えてしまう和菓子も多いため、食べ過ぎには注意しましょう。

海藻と水を原材料とする寒天ゼリーや、1個のサイズが小さい栗きんとんの1食あたりのカロリーは低いです。一方、大福・団子・すあまなどは糖質の高い餅を使用しているため、1食あたりのカロリーは高いです。

小林花菜

管理栄養士

間食は空腹を紛らわせるだけでなく、仕事や勉強などでの気分転換、生活にうるおいを与えるなどの役割もあります。また、間食は次の食事での食べすぎを防ぐ場合もあります。うまく生活に取り入れ、ダイエットが精神的負担にならないようにしましょう。

和菓子(1食分)のカロリーを洋菓子のカロリーを比較

1食分あたり カロリー
シュークリーム(78.7g) 155kcal
ショートケーキ(118.8g) 366kcal
アップルパイ(161g) 330kcal
チーズケーキ(88g) 315kcal
バニラアイス(175g) 315kcal
ドーナツ(59.7g) 224kcal
バームクーヘン(56.3g) 203kcal
マフィン(60.7g) 215kcal
チョコレート(50g) 279kcal
ポテトチップス(60g) 332kcal
洋菓子(1食)の平均 273kcal


和菓子と洋菓子のカロリーを比較すると、洋菓子よりカロリーの高い和菓子もありますが、洋菓子のカロリー平均で比較すると和菓子のほうがカロリーは低いです。洋菓子にはバター・卵・牛乳など乳製品や動物性の原材料を使用しているものが多く、和菓子よりカロリーが高くなっています。(※11、12、13、14、15、16、17)

小林花菜

管理栄養士

せんべいもおすすめの和菓子の1つです。ポテトチップスと比べると脂質も低く、食べ応えもあるため少量で満足しやすいです。しかし、和菓子の中では糖質が高く、揚げせんべいになると脂質も高くなるため、食べすぎと商品の選び方に気をつけましょう。

和菓子は脂質も低い!その理由は?

和菓子は洋菓子に比べてカロリーが低いですが、カロリーだけでなくダイエット中に気にするべき脂質の量においても洋菓子に比べて低いです。ここでは、和菓子に含まれる脂質はどれくらいなのか、なぜ和菓子は脂質が低いのかを説明します。

和菓子の脂質

和菓子(1個あたり) 脂質
寒天ゼリー 0.09g
栗きんとん 0.2g
最中 0.22g
桜餅 0.16g
くずまんじゅう 0.13g
羊羹 0.12g
草餅 0.2g
まんじゅう 0.2g
ねりきり 0.2g
葛切り 0.1g
いちご大福 0.33g
みたらし団子 0.32g
柏餅 0.32g
きんつば 0.46g
すあま 0.2g

脂質は摂取し過ぎると消費されずに脂肪として蓄積されてしまうため、ダイエット中は摂取する脂質の量にも注意が必要です。和菓子に含まれる脂質は0.2~0.5g程度と非常に少なく、ダイエット中でも安心して和菓子を食べることができます。

一方、洋菓子に含まれる脂質は和菓子に比べて多く、洋菓子の中でカロリーが低いシュークリーム1食分の脂質は約7g、カロリーが高いショートケーキ1食分の脂質は25.3gです。(※18)

和菓子が低脂質な理由

和菓子に含まれる脂質が低い理由は、乳製品や動物性の原材料を使用していないからです。脂質は食品に含まれる油分で、バターやマーガリンなど油脂類・牛乳や生クリームなど乳製品・肉や魚の脂肪・卵やナッツ類に多く含まれています。

和菓子の原材料は主に雑穀類・豆類・でんぷん・砂糖で脂質を多く含む乳製品や動物性の原材料を使用していないため、和菓子は低脂質であるのです。一方、洋菓子にはケーキに使用する生クリームや焼菓子に欠かせないバターなど脂質を多く含む原材料が多く、カロリーに加えて脂質も和菓子より高いです。

和菓子をダイエット中に食べるメリットは?

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