グミのカロリーは高くて太る？太らない？ダイエット向きの選び方も紹介！
【管理栄養士監修】グミのカロリー・糖質量を知っていますか？今回は、市販グミのカロリー・糖質量を他のスナック類と比較しながら紹介します。グミ（1袋）のカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット向けの選び方にくわえ、太りにくい食べ方も紹介するので、参考にしてくださいね。
（このページにはPRリンクが含まれています）目次
グミのカロリーは高い？太る？
グミは、果汁などをゼラチンで固めたドイツ発祥のお菓子です。味や種類も豊富で世代を問わず親しまれていますが、太りやすいお菓子なのでしょうか。カロリーや糖質などの栄養成分について、他のお菓子と比較して紹介します。
グミ【市販】のカロリー・糖質
| 商品名 | カロリー | 内容量 | |
| 明治 | ポイフル | 279kcal | 1袋(80g) |
| UHA味覚糖 | コグミ | 264kcal | 1袋(85g) |
| カンロ株式会社 | ピュレグミ | 192kcal | 1袋(56g) |
| 明治 | グミチョコいちご | 174kcal | 1袋(35g) |
| 明治 | 果汁グミ | 167kcal | 1袋(51g) |
| ブルボン | フィットチーネグミ | 165kcal | 1袋(50g) |
| ノーベル製菓 | SOURS | 157kcal | 1袋(45g) |
| ハリボー | ハリボー | 約135kcal | 1袋(135g) |
| カンロ株式会社 | 噛んでミーナ | 129kcal | 1袋(38g) |
| UHA味覚糖 | コロロ | 129kcal | 1袋(48g) |
| ノーベル製菓 | 男梅 | 121kcal | 1袋(38g) |
| ライオン菓子 | そのまんまレモン | 90kcal | 1袋(25g) |
| ライオン菓子 | そのまんまゆず | 87kcal | 1袋(23g) |
| UHA味覚糖 | 忍者めし | 66kcal | 1袋(20g) |
| UHA味覚糖 | シゲキックス | 63kcal | 1袋(20g) |
※1日の摂取量は成人男性の目安です
※含有量は各ホームページを参照しています（※1、2、3、4、5）
グラムあたりで考えると、商品間で1袋のカロリーの差はほとんどありませんが、グミチョコいちごなど、内容量に対してカロリーが高い商品があるので、要注意です。ただ、グミの良い点として、果汁グミのサイズであれば1粒あたり平均3g程度と小さいので、食べ過ぎを防いでカロリーを調節するといいでしょう。
グミのカロリー・糖質を他のお菓子と比較
| 1袋 | カロリー | 糖質 | 脂質 |
| ポテトチップス(うすしお）60g | 336kcal | 32.3g | 21.6g |
| じゃがりこ(サラダ) | 298kcal | 14.4g | 38g |
| DARS （ミルク） | 252kcal | 21.6g | 16.8g |
| 果汁グミ（ぶどう） | 167kcal | 39.2g | 0g |
グミとポテトチップスを比較すると、カロリーは約1/2ですが糖質の量はほとんど変わりません。じゃがりこと比較すると、カロリーは低いのに糖質は2倍以上含まれます。グミは他のお菓子に比べ、カロリーの割に糖質がとても多いお菓子であることが分かります。その一方、グミは水飴で出来ているため、脂質は含まれていません。
グミ（1袋）のカロリー消費に必要な運動量
| 運動方法 | 時間 |
| ウォーキング | 37分 |
| ジョギング | 23分 |
| 自転車 | 14分 |
| ストレッチ | 45分 |
| 階段登り | 13分 |
| 掃除機かけ | 32分 |
※100kcalで計算
上記は、グミ30g100kcalを消費するのに必要な運動時間です。ポテトチップスやじゃがりこなどのスナック菓子は約20gで100kcalなので、他のお菓子と比べると1gあたりのカロリー消費に必要な運動量はやや少ないといえます。階段上りなら13分の運動で済むので、普段より多く動く事を意識すれば消費出来る量でしょう。
グミが太りやすいと言われる理由は？
グミは他のお菓子と比べてカロリーが低いのにもかかわらず、太りやすいお菓子と言われています。ここではその理由について説明します。
グミの主成分が水飴であるため
グミに糖質が多く含まれる理由は、主成分が水飴でブドウ糖や麦芽糖、デキストリンなどの混合物で出来ているからです。これらの糖分が体内に取り込まれると、血糖値が急激に上昇しインスリンが過剰に分泌されます。
分泌されると、インスリンは脂肪の合成を進める一方、分解を抑制するため、中性脂肪が溜まりやすくなり、結果的に代謝が悪くなるので、痩せにくい体になってしまいます。
石川桃子
管理栄養士
量を調節すればダイエット向きの食品ではありますが、なるべく食べるタイミングを1箇所に絞るとより良いでしょう。１日の色々なタイミングで食べてしまうと血糖値の調節がその度に身体の中で起こることになるので身体へのストレスもその分かかります。なるべく食事の回数を少なくすることも大切です。