トニックウォーターのカロリー・糖質や成分は?ダイエット向きの飲み方も紹介!

【管理栄養士監修】トニックウォーターのカロリー・糖質や成分を知っていますか?今回は、トニックウォーター(100ml)のカロリー・糖質を<ウィルキンソン・シュウェップス・カナダドライ・フィーバーツリー・サイゼリヤ>などメーカー別に比較しつつ紹介します。トニックウォーターを使うカクテル同士のカロリー比較や、ダイエット向きの飲み方も紹介するので参考にしてくださいね。

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専門家監修 |管理栄養士・栄養士 平島さゆり
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創業約年の麹屋生まれ。学校、給食委託13年を経て病院管理栄養士13年(臨床・NST)...
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創業約100年の麹屋生まれ。学校、給食委託13年を経て病院管理栄養士13年(臨床・NST) 食べていけないものはないをモットーに臨床データを病態毎に観察し完食してもらえる献立を探求。美味しい病院食が専門誌に。うんちを嗅ぎ下痢改善ほか学会発表。栄養指導1万人超。食の力、素晴らしさを伝えるため20代から 173cmの体型維持、2022ミセス関西コレクション九州で3受賞。2023九州BC講師。手作り麹と栄養学・陰陽五行で健康美人のWSは常に満席。リバウンドなし腸活うん活食べるダイエット実施中。マルシェも出店

目次

  1. トニックウォーターのカロリー・糖質は高い?太る?
  2. トニックウォーター(100ml)のカロリー・糖質
  3. トニックウォーターのカロリー・糖質を他の炭酸飲料と比較
  4. トニックウォーターのカロリーをメーカー別に比較
  5. トニックウォーターを使ったカクテルのカロリー・糖質を比較
  6. トニックウォーターの栄養成分は?
  7. トニックウォーターのダイエット向きの飲み方は?
  8. ①カロリーゼロ商品を選ぶ
  9. ②自作してシロップの量を少なくする
  10. ③カクテルにする際は低カロリーなリキュールを選ぶ
  11. トニックウォーターはカロリーに注意して飲もう

トニックウォーターのカロリー・糖質は高い?太る?

カクテルを作る際に欠かせない材料であるトニックウォーターは、アルコール無しでも飲むことが可能ですが、ダイエット中に飲んでかまわないのかが気になるところです。ここでは、トニックウォーターのカロリーや糖質は高いのかについて説明します。(※1)

トニックウォーター(100ml)のカロリー・糖質

100mlあたり カロリー 糖質
トニックウォーター 37kcal 9g

※含有量は日本食品標準成分表を参照しています

そもそもトニックウォーターとは、炭酸水に香料や酸味料などのエキス、糖分を加えて作られている清涼飲料水をさします。そのためトニックウォーターは炭酸水とは違い、カロリーや糖質が含まれるのが一般的です。無糖の炭酸水の感覚で飲んでいると、ダイエットの妨げになる可能性があるので注意しましょう。

トニックウォーターのカロリー・糖質を他の炭酸飲料と比較

100mlあたり カロリー 糖質
トニックウォーター 37kcal 9g
炭酸水 0kcal 0g
サイダー 41kcal 10g
コーラ 46kcal 11g
ジンジャーエール 65kcal 16g

無糖の炭酸水と比較するとトニックウォーターに限らず、清涼飲料水の方がカロリーも糖質も多いです。トニックウォーターの風味は穏やかでも、サイダーやコーラとカロリーや糖分がさほど変わらないので、飲み過ぎには注意が必要です。(※2、3)

トニックウォーターのカロリーをメーカー別に比較

100mlあたり カロリー
トニックウォーター(カナダドライ) 36kcal
トニックウォーター(サイゼリヤ) 36kcal
シュウェップストニックウォーター(日本コカ・コーラ) 36kcal
トニック(ウィルキンソン) 38kcal
プレミアム トニックウォーター(フィーバーツリー) 70kcal

スーパーの店頭やファミリーレストランなどで販売されている中でも、上記は人気のトニックウォーターです。同じ名称でありながら、同量でもエキスの内容や原料の違いによって含まれている糖分量やカロリーに違いがあるため、ダイエット中の人は成分表示を確認のうえで選ぶことをおすすめします。(※4)

トニックウォーターを使ったカクテルのカロリー・糖質を比較

100mlあたり カロリー 糖質
ジントニック 98kcal 7g
テコニック 110kcal 9g
マリブサーフ 121kcal 15g
スプモーニ 152kcal 27g
ウォッカトニック 228kcal 6g

上記はトニックウォーターを使うカクテルの中でも、人気が高いものといえます。リキュールをトニックウォーターで割るだけで簡単にカクテルを作れるので、自宅にトニックウォーターを常備している人も多いことでしょう。

しかし、カクテルの種類によってはカロリーや糖質は大幅に変わります。ダイエット中は、カロリーや糖質が低いカクテルを選ぶのがおすすめです。(※5、6)

トニックウォーターの栄養成分は?

現在、日本で市販されているトニックウォーターに含まれている栄養成分は、以下の通りです。

・炭水化物
・ナトリウム
・カルシウム

炭水化物はエネルギーを産生するために不可欠な栄養成分の1つで、トニックウォーターに含まれているのは糖質です。糖質には筋肉の合成をサポートしてくれるほか、集中力を高める効果があります。ナトリウムには体内の水分調整、消化促進などの効果があり、カルシウムは歯や骨の産生や維持に欠かせない栄養成分です。

トニックウォーターの始まりは17世紀といわれており、南米に自生するキナと呼ばれる木の樹皮から採取した成分であるキニーネを入れた飲み物のことでした。キニーネがマラリアに有効な成分だったため、積極的に飲まれるようになったのです。もともとはキニーネを水で割っていましたが、やがて炭酸水がベースとなり、現在のトニックウォーターになっています。

なお、キニーネは現在日本で市販されているトニックウォーターには含まれていません。苦みのエキスを加えて、キニーネ入りのトニックウォーターに味を近づけているのです。南米ではキニーネ入りのトニックウォーターが販売されているので、機会があれば一度飲んでみるとよいでしょう。(※7、8、9)

トニックウォーターのダイエット向きの飲み方は?

トニックウォーターは炭酸水に様々なエキスや糖分が加えられているため、大量に飲むとダイエットの妨げになる可能性が高いです。そこでここでは、トニックウォーターのダイエット向きの飲み方を紹介します。

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