大豆粉が危険と言われる理由は?糖質制限で使用してもいい?NG?

大豆粉とは何か知っていますか?糖質制限ダイエットなどで小麦粉の代用品として使われることが多いですね。今回は、大豆粉を使用する危険性を5つ紹介します。ただ、基本取り過ぎなければ大丈夫ですので、過剰に心配はしないでくださいね。

目次

  1. 大豆粉とは?
  2. 大豆粉は大豆を挽いて粉にした物
  3. 大豆粉は糖質制限の観点で小麦粉の代用として使われることが多い
  4. 大豆粉の使用は危険と言われることも…
  5. 大豆粉が危険な理由①ホルモンバランスを崩す恐れがある
  6. 大豆粉が危険な理由②植物毒を含む
  7. 大豆粉が危険な理由③遺伝子組み換えの大豆使用の製品がある
  8. 大豆粉が危険な理由④アレルギー発症の恐れ
  9. 大豆粉が危険な理由⑤カロリーは高く太ることも
  10. 大豆粉は取り過ぎなければ大丈夫

大豆粉とは?

ダイエット向きなどとして雑誌などで取り上げられることも多い大豆粉ですが、実際どのような物か詳しく知らない人もいるでしょう。記事では大豆粉の作り方や用途、きな粉との違いなどについて説明します。

大豆粉は大豆を挽いて粉にした物

大豆とは大豆を粉砕した粉ですが、似たような製法の物にきな粉があります。きな粉との違いはきな粉が炒った大豆を粉にしたのに対し、大豆粉は炒めずそのまま粉砕した粉であるところです。また、大豆粉にはさらに二種類があり、砕いたまま加熱しない生大豆粉と焙煎し酵素の活動を抑えた失活大豆粉があります。

前者は大豆の酵素が生きているため独特の臭みがあり、使用する際は焼くことで匂いを抑えることが必要です。死活大豆粉は生大豆粉のように匂いがありませんが、吸水率が高く焼き菓子やパンなどに使用する場合は水分が残り仕上がりがもっさりしてしまうので、使用する量を少なくする必要があります。

大豆粉は糖質制限の観点で小麦粉の代用として使われることが多い

大豆粉に含まれる糖質は小麦粉に比べ少ないことから、大豆粉は糖質制限に有効とされています。

・大豆粉/15.4g
・小麦粉/73.4g


糖質はエネルギー源として重要な栄養素ですが、摂りすぎると肥満になりやすくなる他、血液中のブドウ糖の増加で血流が悪くなり糖尿病や動脈硬化など疾病の原因となります。

また、小麦粉にはグルテンが含まれており、便秘など消化器の不調や疲労感などをもたらすことがあります。一方の大豆粉はグルテンを含まないグルテンフリーの食材なので、グルテンによる不調を感じる人が小麦粉の代用として使うことも多いようです。なお、大豆粉は焼成すると小麦粉のように香ばしい香りが出て、より小麦粉に近くなります。

大豆粉の使用は危険と言われることも…

糖質も少なくグルテンフリーで小麦粉の代替品として用いられる大豆粉ですが、一方でその危険性についても指摘されています。大豆粉を摂取することで想定される、具体的な危害について説明します。

大豆粉が危険な理由①ホルモンバランスを崩す恐れがある

大豆粉摂取により考えうる危険として、ホルモンバランスが崩れることがあげられます。大豆粉に含まれるイソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンによく似ており、加齢による肌の劣化を防ぎ若さを保つには有効な要素です。

一方でイソフラボンは甲状腺ホルモンを作るのに必要なヨウ素の働きを抑制するため、甲状腺機能低下の原因にもなります。摂取しすぎても体外に排出されますが、過剰に摂取するのは良くありません。通常の食事での過剰摂取は考えづらいですが、サプリメントでイソフラボンを摂っている人は注意しましょう。なお、イソフラボン摂取の理想は一日に40から50mgです。

また、大豆粉に含まれるフィチン酸にはホルモンを作るのに必要になるミネラルを奪ってしまう働きもあります。大豆粉によって特に甲状腺腫、甲状腺機能低下、甲状腺亢進症といったホルモンバランスの乱れによる症状が現れる懸念があるので注意してください。

大豆粉が危険な理由②植物毒を含む

植物には外敵から自らの身を守るため、植物毒と呼ばれる毒素が含まれており、大豆粉にも植物毒が含まれています。大豆に含まれる主な植物毒は以下です。

・抗栄養素物質:レクチン、サポニン
・反栄養素物質:フィチン酸塩


植物毒には抗栄養素物質と反栄養素物質があり、前者はタンパク質の一種で加熱しても分解されないのが特徴です。反栄養物質は甲状腺腫誘発物質とも呼ばれ、タンパク質の消化吸収を妨げ亜鉛やカルシウムなど体に必要なミネラルの吸収を阻害し、甲状腺腫誘発物質とも呼ばれる通り甲状腺腫を誘発します。

これら植物毒は数ある豆類のなかでも、大豆に最も多く含まれていますが、加熱しても死活しない植物毒を取り除くため昔から様々な加工方法が試されてきました。その中で考案され普及したのが納豆や味噌といった発酵食品です。しかし、大豆粉には失活していない植物毒が含まれている可能性があることに注意が必要です。

大豆粉が危険な理由③遺伝子組み換えの大豆使用の製品がある

大豆粉に限らずすべての大豆製品については、遺伝子組み換え大豆による身体危害の危険性が考えられます。遺伝子組み換え食品の危険性については諸説ありますが、アレルギーなど人体に悪い影響をもたらすという指摘があります。具体的には新たなアレルギーが発生したり、想定しなかった植物毒による影響が発生したりといった懸念です。

日本の法律では、海外から輸入された遺伝子組み換え作物が使用された食品や、遺伝子組み換え作物が混入する可能性がある食品には表記が必要です。しかし、遺伝子組み換え大豆の混入率が5%以下であれば「遺伝子組み換えでない」と表示できるなど、表示の信憑性については疑念が指摘されています。

日本国内では遺伝仕組み換え大豆の商業的生産はされていません。商品の一括表示欄などに国産大豆を使用していることが表記されている大豆粉を選ぶことで、遺伝子組み換え食品を摂取するリスクを回避することができます。

大豆粉が危険な理由④アレルギー発症の恐れ

関連する記事