ニラは消化されない?悪い・良いどっち?下痢にならない食べ方を紹介!

ニラが消化されない理由を知っていますか?便にそのまま出てくるのは本当でしょうか。今回は、ニラが消化に悪い・下痢しやすい理由を消化されやすくする食べ方とともに紹介します。ニラの消化に良いレシピや栄養・効果も紹介するので参考にしてみてくださいね。

目次

  1. ニラは消化されないって本当?便にそのまま出てくる?
  2. ニラは便にそのまま出やすい「スループット食材」
  3. ニラが消化に悪い理由は?食べて下痢しやすいのも消化のせい?
  4. ニラが消化されにくいのは「不溶性食物繊維」を多く含むため
  5. ただニラで下痢になるのは「アリシン」が原因の場合もある
  6. ニラが消化されやすくする食べ方は?
  7. ①ニラの1日の摂取量は50〜100g程度
  8. ②よく噛んで食べる
  9. ③肉や野菜と一緒に食べる
  10. ニラは消化に悪いだけではない?メリットも!
  11. ニラの消化に良いレシピを紹介!
  12. ①ニラと鶏肉と梅干しのお粥
  13. ②ニラと魚のハンバーグ
  14. ニラは消化に悪いので注意!

ニラは消化されないって本当?便にそのまま出てくる?

ニラはもつ鍋やレバニラなど多くの料理に活躍する食材ですが、消化に悪いと言われるのは本当でしょうか。ここでは、ニラが消化に悪いのかどうか、便にそのまま出てくる可能性はあるのかを解説します。

ニラは便にそのまま出やすい「スループット食材」

ニラは、人間の体内で消化・吸収されず便にそのまま排出されやすいスループット食材として知られています。消化の悪い食材には、ニラの他に以下の野菜もあげられます。

・トウモロコシ
・セロリ
・ゴボウ
・タケノコ

上記の野菜は食物繊維を豊富に含み、消化されずに便として排出されやすい特徴があります。これらの野菜を摂り過ぎると消化不良や便秘などを招くこともあるので、過剰摂取に注意し、消化に良い食材を合わせて食べるように意識しましょう。

ニラが消化に悪い理由は?食べて下痢しやすいのも消化のせい?

ニラが消化に悪いのは、どのような原因によるのでしょうか。ここでは、ニラが消化に悪い理由や、消化不良を起こした場合の症状について紹介します。

ニラが消化されにくいのは「不溶性食物繊維」を多く含むため

ニラは不溶性食物繊維を多く含むため、他の野菜に比べて消化時間が長くかかります。ニラは大人でも消化不良を起こしやすく、食後に以下のような症状が出ることがあります。

・胃痛
・胃もたれ
・胸焼け
・吐き気
・嘔吐
・腹部の膨満感
・便秘
・下痢

ニラを食べた後に胃痛や胃もたれ、胸焼けなどの症状が現れたら、消化不良を起こしているサインです。また、ニラを多く食べた場合は吐き気を催したり、嘔吐したりすることもあります。胃でのニラの消化が不十分だと小腸で栄養素が吸収されずに大腸へ送られ、腹部の膨満感や便秘・下痢などを招き、そのまま便として排出される場合もあります。

ただニラで下痢になるのは「アリシン」が原因の場合もある

ニラを食べて下痢を起こすのは、アリシンと呼ばれる成分が原因の場合もあります。アリシンは、ニラに含まれるアリインが酸素や体内の酵素と反応することで生成される成分です。アリシンには強い殺菌作用があるため、大腸に届くと腸内細菌の働きを阻害し、下痢や腹痛を引き起こすと言われています。

また、アリシンは胃の運動機能を低下させる作用もあるため、消化不良を招いて間接的に下痢を起こすこともあります。

(*ニラの食べ過ぎによる影響について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

ニラを食べ過ぎは体に悪い?下痢・頭痛の原因に?1日の適量はどれくらいかなど紹介!

ニラが消化されやすくする食べ方は?

ニラが消化に悪く、さまざまな症状を起こすことが分かりましたが、消化不良を防ぐ方法はあるのでしょうか。ここでは、ニラが消化されやすくするための食べ方のポイントを紹介します。また、ニラの1日の摂取目安量も併せて紹介するので参考にして下さい。

①ニラの1日の摂取量は50〜100g程度

ニラの1日あたりの摂取量は、50~100g程度に抑えると消化不良の予防に効果的です。ニラは1束が90~100g程度なので、半束~1束を目安に食べましょう。なお、ニラやピーマンのような緑黄色野菜は、1日に120g程度の摂取が推奨されています。他の緑黄色野菜をどれくらい摂取したかによって、ニラを食べる量を調節することをおすすめします。

②よく噛んで食べる

ニラをよく噛んで食べることによって消化時間が短くなり、胃腸への負担を軽減することができます。ニラを噛む回数は、1口あたり30回を目安にすると消化に良いと言われています。なお、咀嚼することが難しい高齢者や子供の場合は、ニラを長時間煮込んで柔らかくすることや包丁で細かく刻むのも消化不良の予防として効果的です。

③肉や野菜と一緒に食べる

ニラと一緒に肉や他の野菜類を食べると、栄養素を効率的に消化・吸収することができます。ニラに多く含まれるビタミンAやビタミンEは脂溶性なので、油とともに摂取することで吸収率が高まります。また、ニラの特徴的な成分であるアリシンはビタミンB群の吸収を高める作用があるため、さまざまな食品を合わせて栄養バランスよく摂ることがおすすめです。

ニラは消化に悪いだけではない?メリットも!

ニラは以下のような栄養素を多く含むため、適量を食べた場合は体に良い効果もあります。

・β-カロテン
・ビタミンE
・ビタミンC
・アリシン
・食物繊維


β-カロテンは体内でビタミンAに変換され、視力や粘膜を正常に保つ働きをする栄養素です。ニラに含まれるβ-カロテンは約3500μgで、トマトの約6倍に相当します。また、ニラには抗酸化作用のあるビタミンEやビタミンCも多く含まれています。

ニラの特徴成分であるアリシンには免疫力を増強する作用やビタミンB群の吸収を高める働きがあり、感染病の予防や疲労回復に効果的です。食物繊維には、腸内の余分な糖質やコレステロールを排出する働きがあります。

ニラの消化に良いレシピを紹介!

ここからは、胃腸トラブルの予防に効果的なニラの消化に良いレシピを紹介します。ニラの消化時間を短くし、栄養素を効率よく吸収することができるので調理の参考にして下さい。

①ニラと鶏肉と梅干しのお粥

出典:https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1040012495/

ニラを細かく刻んでよく煮込み、唾液分泌を促す梅干しを加えた消化に良いお粥のレシピです。ニラの分量は3本ほどなので、消化不良を起こす可能性も低くなります。ニラに含まれるアリシンが鶏肉のビタミンB群の吸収を高めることで、疲労を回復する効果も期待できます。

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②ニラと魚のハンバーグ

出典:https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1980006007/

細かく刻んだニラと、白身魚のすり身を使った消化に良いハンバーグです。レシピでは包丁でニラを刻んでいますが、フードプロセッサーにかけるとより消化時間が短くなります。なお、炒め油にはごま油やオリーブ油を使うと消化不良や便秘を起こしにくいのでおすすめです。

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ニラは消化に悪いので注意!

ニラは人間の体内で消化・吸収されにくい食材ですが、調理方法や食べ方を工夫すると胃腸への負担を減らすことができます。今回紹介した消化を良くする方法やレシピを参考に、胃腸に優しいニラ料理を作ってみて下さい。また、1日の摂取目安量を守ることも、消化不良を防ぐための大切なポイントです。適量を守り、体に負担をかけず美味しくニラを食べましょう。

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