きなこ牛乳の効果とは?美容や便秘に有効?飲み方や作り方のおすすめも紹介!
【管理栄養士監修】きな粉牛乳とは何か知っていますか?今回は、きな粉牛乳の栄養成分・カロリーや、〈バストアップ・ダイエット・便秘解消〉など効果・効能とその口コミにくわえ、飲み方のおすすめを紹介します。きなこ牛乳の作り方・レシピや、飲み過ぎなど注意点も紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- きなこ牛乳が美容・健康にいい
- きなこ牛乳とは?
- きなこ牛乳の栄養成分
- きな粉牛乳のカロリー
- きなこ牛乳の効果・効能は?
- ①バストアップ効果
- ②ダイエット効果
- ③便秘改善
- ④美肌・美容効果
- ⑤基礎代謝を上げて筋トレに有効
- きなこ牛乳の基本的な作り方・レシピは?溶けない時の対処法は?
- きなこ牛乳の材料・作り方
- きなこが牛乳に溶けない時の対処法
- きなこ牛乳の効果的な飲み方は?いつ飲むのがベスト?
- 飲む時間は起きて過ぐか食事前がおすすめ
- 寝る前に飲んでも問題はない
- 冬はホットで飲むのもおすすめ
- きなこ牛乳は効果ない?ある?【口コミ調査】
- きなこ牛乳で効果があった人の口コミ
- きなこ牛乳の効果がない人の口コミ
- きなこ牛乳を飲む際の注意点は?
- ①飲み過ぎると太る
- ②妊婦さんは飲まない方が安全
- ③砂糖・はちみつなど甘味料を入れすぎない
- ④乳頭不耐症の人は下痢・腹痛になる
- きなこ牛乳を上手く活用しよう
きなこ牛乳が美容・健康にいい
大豆から作られるきなこと、身近な飲み物の牛乳を組み合わせたきなこ牛乳は、健康や美容に良いと注目を集めています。きなこはお餅にかけたりお菓子に使うことが多い素朴な味わいが特徴ですが、牛乳とは相性が良く、組み合わせても違和感のないおいしい飲み物が作れます。より詳しいきなこ牛乳の栄養素や効果、実際に飲んでみた人の体験談を紹介します。
きなこ牛乳とは?
きなこ牛乳とは、名前の通りきなこと牛乳を組み合わせたドリンクです。ここでは、より具体的なきなこ牛乳の栄養成分やカロリーについて紹介します。
きなこ牛乳の栄養成分
きなこ牛乳に含まれる代表的な栄養成分は以下の通りです。
・たんぱく質
・カルシウム
・大豆イソフラボン
・サポニン
・不溶性食物繊維
大豆から作られるきなこは、良質な植物性たんぱく質を含んでいます。たんぱく質は髪の毛や爪の材料になり、筋肉量を増やしたいときにも不可欠な栄養素です。動物性たんぱく質は牛乳にも含まれているので、きなこ牛乳にすると良質なたんぱく質がたくさん摂取できます。
また、大豆イソフラボンは女性ホルモンであるエストロゲンの受容体と結合する働きがあり、ホルモンバランスを整えたり、エストロゲンの効果をサポートする栄養素です。さらに、大豆に含まれているサポニンには、エネルギー代謝を促進するアディポネクチンの分泌を助ける働きがあり、脂肪燃焼を促します。
ほかにも、きなこ含まれている不溶性食物繊維は便秘の改善や腸内環境の改善に役立つ成分です。牛乳には、カルシウムなどのミネラル分や、脂質もバランスよく含まれています。血中のカルシウム濃度を調整するビタミンDや、カルシウムとともに骨の形成に役立つリンなども含まれていて、きなこ牛乳を飲むだけでいろいろな栄養素を摂取できます。(※1、2、3)
中村ふみ
管理栄養士
大豆イソブラボンは骨がもろくなってしまう骨粗鬆症の予防にも効果があると言われています。特に女性には積極的に摂取してほしい大切な栄養素です。
きな粉牛乳のカロリー
カロリー | 糖質 | |
牛乳(200ml) | 134kcal | 約9.6g |
きな粉(7g) | 32kcal | 0.7g |
きな粉牛乳(1杯) | 約166kcal | 約10.3g |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています。(※4)
きなこ牛乳のカロリーは、きなこと牛乳のカロリーを足したものです。表の数値は牛乳200mlときな粉大さじ1杯7gで計算していますが、好みに応じてきな粉を増やせばカロリーや糖質量も増えることになります。
砂糖やはちみつを追加すると、その分のカロリーも加算されるのでダイエット中の人やカロリーが気になる人は材料のカロリーを計算してきなこ牛乳のカロリーを割り出すとよいでしょう。
きなこ牛乳の効果・効能は?
きなこ牛乳にはたんぱく質やカルシウムをはじめとする女性に必要な栄養が豊富に含まれているがわかります。健康にもよく、ダイエットにも向いていると人気がありますが、より具体的なきなこ牛乳の健康への効果や効能を紹介しましょう。
①バストアップ効果
きなこ牛乳を飲むと、バストアップの効果が得られると考えられています。きなこに含まれている大豆イソフラボンは、体内で女性ホルモンのエストロゲンとよく似た働きをする成分です。そのためエストロゲンと同じように、大豆イソフラボンも乳腺の発達をサポートするので、胸が大きくなります。
また、きなこ牛乳に含まれるたんぱく質は、女性ホルモンを作る材料にも使われます。ただし、実際にきなこ牛乳を飲んで胸が大きくなったという女性の口コミも見られますが、現時点では医学的根拠はなく、確実にバストアップ効果が保証できるわけではありません。
②ダイエット効果
きなこ牛乳にはダイエットをサポートする栄養素がたくさん含まれています。きなこに含まれている不溶性食物繊維は便秘解消に役立ち、体内で水分を含んで膨らむので、満腹感ももたらして食事量も減らせるでしょう。さらに、きなこに含まれるサポニンは、エネルギー代謝を助けて脂肪の燃焼を促進するアディポネクチンの分泌を促します。
さらに、サポニンは脂肪の吸収を抑える働きもあるので、きなこ牛乳を飲むとこれらの働きで、より効果的なダイエットが期待できます。また、牛乳にはカルシウムなどのミネラルも豊富に含まれているので、ダイエットによるミネラル不足も心配いりません。(※5)