コーヒー牛乳のカフェイン含有量はどれくらい?飲み過ぎの注意点も解説!
【管理栄養士監修】コーヒー牛乳に含まれるカフェイン量はどれくらいか知っていますか?今回は、コーヒー牛乳のカフェイン含有量を〈雪印・高千穂〉など市販商品別や他の飲み物と比較して紹介します。コーヒー牛乳のカフェインを摂取する際の注意点も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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コーヒー牛乳のカフェイン含有量って多い?少ない?
コーヒー牛乳はコーヒーの中でも子供や大人に問わず人気の飲み物ですが、カフェインの量はどうなっているでしょうか。飲みやすいのでつい飲み過ぎてしまいがちですが、カフェインの過剰摂取のリスクを考えると飲む量には配慮が必要です。ここからはコーヒー牛乳のカフェイン含有量が多いのか少ないのかについて、具体的な含有量に触れながら紹介します。
コーヒー牛乳のカフェイン含有量を一覧で紹介!
ここからは、コーヒー牛乳のカフェイン含有量を一覧で紹介します。他のコーヒーや紅茶などのカフェインが入った商品と比較した場合のカフェイン量も見てみましょう。
市販のコーヒー牛乳のカフェイン含有量の一覧
100mlあたり | カフェイン |
雪印コーヒー(雪印) | 5mg |
森永コーヒー(森永) | 8mg |
酪王カフェオレ(酪王) | 14mg |
高千穂カフェオレ(タカナシ) | 23mg |
グリコマイルドカフェオーレ(グリコ) | 27mg |
小岩井ミルクとコーヒー(キリンビバレッジ) | 36mg |
ボスカフェオレ(サントリー) | 40mg |
※含有量は全日本コーヒー協会HPを参照しています(※1)
上の表は、市販のコーヒー牛乳のカフェイン含有量を一覧にしたものです。最もカフェイン量が少ないコーヒー牛乳は雪印コーヒーで、最も多いボスカフェオレにはその8倍ものカフェインが含まれていました。こうしてみると商品によってカフェインの含有量はかなりの開きがあるようです。
なお、上記は100mlあたりの含有量なので、1包装当たりのカフェインの含有量は2倍程度かそれ以上になります。上記の中でもカフェインの量が少ない雪印コーヒーはサイズの種類が豊富なので、カフェイン量が気になるなら購入するサイズも工夫してみましょう。
コーヒー牛乳のカフェイン含有量を他の飲み物と比較
100mlあたり | カフェイン |
コーヒー牛乳 | 5mg |
紅茶 | 30mg |
コーヒー | 60mg |
烏龍茶 | 20mg |
モンスターエナジー | 36mg |
次に、他の飲み物とのカフェイン量の比較をしてみましょう。コーヒー牛乳は最もカフェイン量の少ない雪印コーヒーを基準にしていますが、雪印コーヒー以外のコーヒー牛乳とも比較すると、紅茶や烏龍茶とそれほど差はないことがわかります。
(*飲み物のカフェイン含有量について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
コーヒー牛乳のカフェインを摂取する際の注意点は?妊娠中は危険?
カフェインは特に妊娠中は控えたほうが良いと言われることがありますが、危険を伴うのでしょうか。ここでは妊娠中に限らず、コーヒー牛乳を飲むときの注意点をいくつか紹介します。
①カフェインの過剰摂取にならないようにする
1日のカフェインの摂取量に関しては、以下のように目安が設定されています。
子供(4歳~6歳):45mg
子供(7歳から9歳):65mg
子供(10歳~12歳):85mg
成人:400mg
妊婦:200mg
子供の場合はカフェインによる感受性が高いため、成人よりも一日の摂取量は少なくなります。10歳ごろの子供のカフェイン摂取量の上限は355mlのコーラの缶一本分に相当します。それ以上飲んだ場合は睡眠に影響するほか、利尿作用も高くなるので飲み過ぎないようにしましょう。
また、妊婦は胎児への影響を考慮してカフェインの摂取を控えるよう医師などから指導がありますが、1日に200mg程度なら摂取しても大丈夫です。200mgはブラックコーヒー2杯分に相当するので、基準として覚えておくとよいでしょう。(※2)