シュークリームはダイエット向き?毎日食べてOK?太らない理由を紹介!
【管理栄養士監修】シュークリームはダイエットに向いていると知っていますか?毎日食べるのは大丈夫なのでしょうか?今回は、シュークリームがダイエット向きの理由や食べ方に加え、シュークリームのカロリー・糖質を<エクレア・プリン>など他のスイーツと比較しつつ紹介します。コンビニなどで買えるダイエット向き商品も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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- シュークリームはダイエット向き?
- シュークリームがダイエット向きの理由とは?
- ①皮が薄く炭水化物が少ないため
- ②クリームに糖質以外の成分が多く含まれるため
- ③シュークリームには小さいサイズがあるため
- シュークリームのダイエット中の食べ方は?
- ①朝か15〜18時に食べる
- ②1日1個を目安にする
- ③生クリームよりもカスタードを選ぶ
- ④温かい飲み物と一緒に食べる
- シュークリームのダイエット中におすすめの商品を紹介!
- セブン-イレブン シュー・ア・ラ・クレーム:185kcal
- シャトレーゼ 糖質50%カットのダブルシュークリーム:200kcal
- ヒロタ オリジナルシュークリーム(カスタード):80kcal
- シュークリームはダイエット中も食べられる!
シュークリームはダイエット向き?
薄い皮と中のカスタードクリームの組み合わせが美味しいシュークリームはダイエット向きのスイーツと言われますが、本当なのでしょうか。ここからは、シュークリームがダイエット向きとされる理由やダイエット中に食べてしまったと思っても大丈夫かどうか、ダイエット中に食べ方などについて紹介します。(※1)
シュークリームがダイエット向きの理由とは?
糖質が多く含まれているイメージがあるシュークリームがダイエット向きと言われるのは、なぜなのでしょうか。ここでは、シュークリームがダイエット向きと言われる具体的な理由と実際のカロリーや糖質はどのくらいあるのかを紹介します。(※2)
①皮が薄く炭水化物が少ないため
1個あたり | カロリー | 糖質 |
シュークリーム(全体) | 184kcal | 18.2g |
シュークリーム(皮のみ) | 78kcal | 6.9g |
ショートケーキ | 370kcal | 28.9g |
エクレア | 194kcal | 19.4g |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています。(※3)
シュークリームがダイエット向きと言われるのは、皮が薄く炭水化物が少ないことが理由の1つです。炭水化物の摂り過ぎは血糖値を上げて体脂肪を増やす原因になるため、ダイエット中は摂り過ぎに注意が必要です。
シュークリームの皮は薄いので使われている小麦粉の量は少なく、スポンジ部分の多いショートケーキに比べて炭水化物の量が少なくなります。一方、シュークリームと同じような生地を使用するエクレアに関しては、シュークリームと同程度の炭水化物の量です。
炭水化物の含有量は糖質と食物繊維の含有量を足したものですが、シュークリームなどのお菓子には食物繊維はほとんど含まれないため、糖質と炭水化物はほぼ同量です。シュークリームは皮のみで7g程度の糖質量となっているので、皮が薄めのシュークリームを選べばより炭水化物の摂取量を減らせるでしょう。(※4、5)
②クリームに糖質以外の成分が多く含まれるため
シュークリームは、生地にカスタードクリームなどのクリームを詰めますが、クリームには炭水化物や脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラルなどの栄養成分が含まれます。クリームに含まれる炭水化物や脂質は肥満につながる原因になりますが、そのほかの成分は炭水化物や脂質の代謝を高める働きをします。
そのほかにも、タンパク質は筋肉量を増やして基礎代謝を上げることに役立つなど、シュークリームを食べることはダイエットに役立つのです。また、シュークリームは糖質量が控えめのため、血糖値が上がりにくいスイーツともいわれています。
血糖値の急上昇は脂肪を溜め込む働きを持つインスリンの分泌量を増やし、肥満の原因になるため、この血糖値の上がりにくさもシュークリームがダイエット向きとされる理由です。(※6、7、8、9)
③シュークリームには小さいサイズがあるため
シュークリームには小さいサイズがあるのもダイエット向きの理由の1つです。各メーカーからはプチシュークリームが販売されていますが、その重さはおおよそ15gでカロリーは34kcal、糖質量は3.4gです。通常サイズは70〜90gであることを考えると、上手に小さいサイズを活用すればカロリーコントロールがしやすいでしょう。
シュークリームのダイエット中の食べ方は?
シュークリームはダイエットに適したスイーツと言えますが、ダイエットに効果的な食べ方はあるのでしょうか。ここでは、食べるタイミングや量、食べ方について解説します。
①朝か15〜18時に食べる
朝に甘いものを食べると食欲を刺激するグレリンというホルモンの分泌量が1日を通して減り、痩せやすくなると言われています。そのためシュークリームを朝に食べるのは、ダイエットの面からはおすすめです。さらに朝であれば1日の活動の中で食べた分のカロリーも消費されるでしょう。
なお、おやつ・間食としてシュークリームを食べる場合は15時~18時が太りにくい時間と言われていますが、これには体内に存在するBMAL1と呼ばれるタンパク質が関与しています。BMAL1は1日の中でその量が変動しており、量が増える時間帯ほど食べたものを脂肪として蓄積しやすくなります。
BMAL1が1日の中で最も少なくなるのが15〜18時なので、この時間帯にシュークリームを食べれば他の時間帯よりは太りにくいでしょう。逆に22時ごろにBMAL1は最も多くなるため、遅い時間にデザートとして食べるのは、太りやすくおすすめできません。(※10)
②1日1個を目安にする
シュークリームをダイエット中に食べるのであれば、1日1個を目安にしましょう。一般的なシュークリームは1個当たり200kcal程度ですが、間食のカロリーの目安も同程度です。そのため毎日1個食べても理論上は問題ありません。
ただし、通常の食事を食べ過ぎている場合はそれに加えてシュークリームも食べると太る原因になるので、食事のカロリーには注意しましょう。