担々麺のカロリー・糖質は高い？太る？ダイエット向きの食べ方も紹介！

担々麺は醤油や味噌ラーメンとは一味違うラーメンで人気を得ています。ピリ辛の赤いスープとごまの風味がその魅力で、さらにひき肉が入っていることでほかのラーメンとは違う雰囲気を醸し出しています。それでは担々麺のカロリーと糖質はどれくらいなのでしょうか？


※1日の摂取量は成人男性の目安です
※含有量はカロリーSlismを参照しています（※1）

担々麺のカロリーは1日のカロリー摂取量の3割強を占めているので高いと言えます。カロリーが高い要因を見てみましょう。やはり目を引くのが全体の20％強をしてめているねりごま（192kcal）で中華麺（179kcal）と合計すると全体の半分を占めます。豚ひき肉も数字を押し上げていて、1人分50gとすると110kcalです。

また、油の存在も大きく、ゴマ油（大さじ1/4）で28kcalとラー油（大さじ1）で110kcalですから、あわせると138kcalになります。

他の麺料理と比較すると担々麺のカロリーは高いですし、糖質の量も高いです。健常者の炭水化物の望ましい摂取量が250～325gですから、糖質制限にこだわっていない方にとっては、担々麺の糖質74.3gは許容できる範囲に入っているでしょう。しかし、本気で糖質ダイエットを行っている人には不向きと言えます。

というのは、糖質ダイエットをしている人の中には1日の糖質を60gに制限している人もいるので、担々麺の糖質量はその数字を超えてしまうからです。

表に示されているように、担々麺1杯分のカロリーを消費するには運動量も時間もかなり必要になります。掃除機を255分（4時間15分）かけることは現実的にできることではありません。対策としては基礎代謝を上げるほうが賢明です。

何か運動をしてすべてのカロリーを一気に消化するのではなく、普段からトレーニングをして筋肉量を増やし普段の生活でカロリーを消費する方が賢明なやり方と言えます。

カロリーの高い担々麺にはどんな栄養が含まれているのでしょうか？担々麺はただ単にカロリーが高いだけではないのです。秘密はスープの中にあります。

ごまに含まれている素晴らしい栄養素はゴマリグナンです。ゴマリグナンとは抗酸化物質で活性酸素の発生を抑えアンチエイジングの効果がありますし、また肝機能のを高めコレステロール値を下げてくれます。さらに美容の面でも効果的で、美白、美肌、白髪予防の効果があります。ただし、ごまはそのまま食べてもほとんど栄養が吸収されません。

外皮が邪魔して栄養吸収を妨げるのです。その点、担々麺のスープには練りごまが含まれていますので、栄養吸収が抜群なことがわかります。