親子丼のカロリー・糖質は?栄養価は高い?ダイエット向きの食べ方も紹介!
【管理栄養士監修】親子丼のカロリー・糖質量や栄養価を知っていますか?今回は、親子丼のカロリー・糖質量を他の丼ものと比較しながら、栄養価含めて紹介します。親子丼のカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット向きのヘルシーな食べ方も紹介するので、参考にしてくださいね。
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親子丼のカロリー・糖質は?
親子丼は、ランチやディナー向けの手軽で美味しいご飯です。しかし、丼メニューはダイエットに不向きという印象もあり、食べるのに躊躇してしまうことがあります。そこで、ここからは、一般的な親子丼に含まれるカロリーと糖質量を確かめてみましょう。
※1日の摂取量は成人男性の目安です
※含有量はカロリーSlismを参照しています(※1)
親子丼のカロリー・糖質量
カロリー | 糖質 | 1日のカロリー摂取量に占める割合 | |
親子丼(1食分) | 684kcal | 111.78g | 31% |
ご飯(260g) | 437kcal | 95.7g | 20% |
鶏むね肉(70g) | 81kcal | 0g | 4% |
卵(1個) | 91kcal | 0.2g | 4% |
玉ねぎ(50g) | 19kcal | 3.6g | 1% |
親子丼のカロリーはさほど高くなく、1日の摂取カロリーに対して約31%を占めているので、ちょうど1食分ですね。また、具材の鶏むね肉、卵、玉ねぎのカロリー・糖質の合計が(191kcal・3.8g)であることから、残りほぼ全てのカロリー・糖質がご飯によるものであることがわかります。
親子丼(1食分)のカロリー・糖質量を他の丼ものと比較
カロリー | 糖質 | |
カツ丼 | 922kcal | 111.75g |
海鮮丼 | 790kcal | 99.9g |
牛丼 | 771kcal | 110.62g |
親子丼 | 684kcal | 111.78g |
親子丼とその他代表的な丼メニューのカロリー・糖質の比較の結果、カロリーが最も高かったのがカツ丼でした。ヘルシーな印象のある海鮮丼のカロリーは2番目に高く、ついで牛丼、一番カロリーが低いのが親子丼という結果でした。もし、ダイエット中に丼メニューを食べるなら、親子丼を選ぶと安心ですね。
熊橋麻実
管理栄養士
どの丼も糖質量が多く、カロリーも高くなっています。さらに丼は早食いになりがちで、ダイエットには向かないと言われています。ゆっくりよく噛んで食べるようにしましょう。
親子丼は栄養も豊富?
親子丼は満腹感を得られる食事メニューですが、栄養バランス的にはどうなのでしょうか?以下で詳しく見てみましょう。
①タンパク質・脂質
含有量(100g) | 1日の必要な摂取量 | 1日の摂取量に占める割合 | |
タンパク質 | 31.95g | 60g | 53% |
脂質 | 8.11g | 61g | 13% |
私たちの体の約20%はタンパク質でできていて、体内成分の中で2番目に多い成分です。タンパク質は主に筋肉、内臓、血液、皮膚、毛髪などに生まれ変わるほか、体の健康に大きく関与するホルモンの材料にもなります。ただしタンパク質の摂り過ぎは内臓疲労や腸内環境の乱れを招くので要注意です。
脂質は体を動かすエネルギー源として重要な成分です。しかし、摂りすぎると体脂肪の原因になるので注意が必要です。必要不可欠な栄養成分であっても、バランスよく摂取するのが大切です。(※2)
②ビタミン類
含有量 | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 | |
ビタミンB2 | 0.42mg | 1.6mg | 26% |
ビタミンB12 | 1.26㎍ | 2.4㎍ | 52% |
ナイアシン | 9.18mg | 3.48mg | 264% |
ビタミンK | 22.07㎍ | 15㎍ | 15% |
■ビタミンB2:水溶性ビタミンの1種で、主に皮膚や粘膜を丈夫にする役割がある
■ビタミンB12:水溶性ビタミンの1種で、神経を落ち着かせる
■ナイアシン:水溶性ビタミンの一種で、人間の体が活動するために必要なエネルギー源の生成、皮膚や粘膜の健康維持に役立つ
■ビタミンK:脂溶性ビタミンの1種で、ケガや手術などの際の出血を止めるほか、健康な骨を作るのに役立つ
ビタミンと聞くと野菜やフルーツに含まれる栄養素のイメージですが、鶏肉にも豊富に含まれています。(※3、4、5、6)