親子丼のカロリー・糖質は?栄養価は高い?ダイエット向きの食べ方も紹介!
【管理栄養士監修】親子丼のカロリー・糖質量や栄養価を知っていますか?今回は、親子丼のカロリー・糖質量を他の丼ものと比較しながら、栄養価含めて紹介します。親子丼のカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット向きのヘルシーな食べ方も紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
③ミネラル
含有量 | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 | |
食塩 | 3.75g | 8.0g | 47% |
モリブデン | 93.18μg | 25μg | 373% |
セレン | 24.5μg | 30μg | 82% |
ナトリウムは血液や細胞外の体液に多く存在していて、体内水分のバランスを保つほか、筋肉運動、食事で摂取した栄養素を体内に取り込む、体が感じた情報を神経に伝えるなど役割を担っています。
モリブデンは、人体の代謝全般に必要とされる栄養成分で、体内に取り込まれた有害物質の排出や、血液の生成にも役立っている一方、セレンは、細胞の酸化、つまり老化を防いでおり、どちらも健康維持に必要な栄養素となっています。(※7)
熊橋麻実
管理栄養士
親子丼はさまざまな食材を使うため、タンパク質やビタミン、ミネラルなど多種類の栄養素が摂れるメニューとなっています。
親子丼のカロリーを消費するのに必要な運動量は?
運動方法 | 時間 |
ウォーキング | 256分 |
ジョギング | 154分 |
自転車 | 96分 |
ストレッチ | 307分 |
階段登り | 86分 |
掃除機かけ | 219分 |
親子丼を食べた場合、摂取したカロリーを消費するにはどれくらいの運動を必要とするのでしょうか?身近な運動や家事などの数値で見ていきましょう。
親子丼のカロリーを消費する場合、最短の階段登りなら86分の運動が必要です。最長のストレッチともなれば307分、5時間を超える運動が必要で、これは実現可能な数値とは言えません。丼メニューの中では比較的カロリーの低い親子丼ですが、やはりダイエットを意識している場合には慎重に選ぶべきメニューだということが分かります。
親子丼のダイエット向きな食べ方は?
ダイエットを意識しつつも親子丼を食べたいとなった時、どんな点に注意すればいいのでしょうか?ここからは、具体的な改善方法を3個紹介します。自分に合った方法を見つけてください。
①皮なし鶏肉を使う
ここで紹介している親子丼のカロリーは、皮のついていない鶏むね肉で作ったものです。もし皮つきの鶏むね肉を使用した場合は、カロリーが21kcalアップして705kcalまで跳ね上がりますので要注意です。
あるいは、鶏むね肉を鶏もも肉に変えた場合、皮さえ使わなければカロリーは5kcal程度のアップに抑えられます。この事から、ダイエット中に親子丼を食べるなら、皮なしの鶏肉を使った親子丼がベストな選択だと分かりました。
②ご飯を減らす・代替する
一般的な親子丼のご飯の量は約260gでカロリーは437kcal、親子丼全体の63%分をご飯のカロリーが占めています。つまり、ご飯を減らせば簡単にカロリーカット出来ます。例えば、ご飯の量を200gまで減らせば、カロリーは101kca減少の336kcalまで抑え込むことができます。
しかし、それではちょっと物足りないという場合には白米を麦米に変えましょう。この場合のカロリーの差は24kcal程度ですので、あまり大きな効果は感じないかもしれません。しかし、もち麦にはダイエットに効果的な食物繊維が多く含まれていて、その量はお米の20倍にもなります。
食物繊維には体内に吸収するカロリーを抑制する働きがあるので、ダイエットにも貢献してくれます。
③調味料を薄味で作る
親子丼の甘辛い味付けが食欲をそそりますが、実はその分だけカロリーが高くなります。親子丼に使う主な調味料は醤油、砂糖、みりんで、3つの合計は約61kcalにもなります。少しでもカロリー摂取をオフしたいなら、使う調味料をできる限り減らしましょう。
親子丼は栄養バランスも良い食事
親子丼は丼メニューの中で比較的カロリーが低く栄養価の高い食事です。丼メニューを食べたい、でもダイエットが気になる、そんな時には親子丼を選んでみて下さいね。