赤飯のカロリー・糖質は高い?栄養価やダイエット効果は?ヘルシーな作り方も紹介!

【管理栄養士監修】赤飯のカロリー・糖質を知っていますか?高いのでしょうか?今回は、赤飯のカロリー・糖質を白米(ご飯)と比較しながら紹介します。赤飯のカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット向きのヘルシーな食べ方・レシピも紹介するので、参考にしてくださいね。

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専門家監修 |管理栄養士・栄養士 渡辺愛理
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温活料理研究家/フリーランス管理栄養士 管理栄養士歴年目。大学卒業後、総合病院・介護老人福祉施設勤務後、2018年7月より、...
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温活料理研究家/フリーランス管理栄養士 管理栄養士歴6年目。大学卒業後、総合病院・介護老人福祉施設勤務後、2018年7月より、温活料理研究家の活動をスタート。管理栄養士のほか、食生活アドバイザー献立・レシピ作成マスター、TABEYASEマイスターなどの資格所持。わかりやすく正しい情報配信を心がけていきます。よろしくお願いします。

目次

  1. 赤飯のカロリー・糖質は高い?太る?
  2. 赤飯のカロリー・糖質量
  3. 赤飯のカロリー・糖質など栄養価を白米(ご飯)と比較
  4. 赤飯のカロリーを消費するのに必要な運動量は?
  5. 赤飯の栄養価・効能は?ダイエット向き?
  6. ①食物繊維|便秘解消
  7. ②カリウム|むくみ解消
  8. ③ポリフェノール|アンチエイジング効果
  9. ④ビタミンB1|基礎代謝の向上
  10. ⑤アミノペクチン|腹持ちが良い
  11. ヘルシーな赤飯の作り方・レシピ
  12. 材料
  13. 赤飯の作り方・手順
  14. ヘルシーな赤飯を作るには?
  15. 赤飯のカロリー・糖質を知っておこう

赤飯のカロリー・糖質は高い?太る?

赤飯のカロリー・糖質量、白米と比較したものをそれぞれ紹介します。

※1日の摂取量は成人男性の目安です
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)

赤飯のカロリー・糖質量

カロリー 糖質 1日の摂取量に占める割合
赤飯(100g) 190kcal 41.9g 7%
赤飯(茶碗1膳/150g) 285kcal 62.9g 11%
赤飯(おにぎり1個/120g) 228kcal 50.3g 9%

こうしてみると、赤飯1膳食べると1日のカロリーの10%も占めることが分かります。炭水化物なので、カロリー・糖質量も高くなっています。

渡辺愛理

管理栄養士

赤飯とは、もち米に「小豆」や「ささげ豆」を混ぜて蒸したご飯のことで、主にめでたい席に日本では出される伝統料理です。

赤飯のカロリー・糖質など栄養価を白米(ご飯)と比較

カロリー 糖質 食物繊維 タンパク質
赤飯 285kcal 62.9g 2.4g 6.5g
白米 252kcal 55.6g 0.4g 3.7g

こうして比較すると、赤飯と白米でカロリー・糖質は大きく差はありません。しかし、食物繊維・タンパク質は赤飯の方が2倍近く含まれていることがわかります。赤飯に一緒に含まれている小豆の食物繊維やタンパク質も摂ることができるため、カロリー・糖質が白米より少し高い程度なら赤飯を食べる方が栄養価が高くおすすめです。

※分量1人前(150g)での数値です。

赤飯のカロリーを消費するのに必要な運動量は?

運動方法 時間
ウォーキング 107分
ジョギング 64分
自転車 40分
ストレッチ 128分
階段登り 36分
掃除機かけ 91分

赤飯1人前(150g)を消費するために必要な運動量は上記のとおりです。たった1人前でも消費するためにはウォーキングやジョギングが1時間以上必要になります。なにもしなくても消費される基礎代謝での消費もありますが、ダイエットをしたいと考えているなら生活の中でしっかり動くようにするのが良いでしょう。

赤飯の栄養価・効能は?ダイエット向き?

赤飯に含まれる栄養と効能、ダイエット効果はあるのかなどを含まれている栄養素別に詳しく紹介します。

①食物繊維|便秘解消

赤飯は白米よりもカロリー・糖質が高いですが、白米にはない食物繊維が豊富な小豆を使用しているため便秘解消効果があります。食物繊維には腸内環境を整え、身体の老廃物を便として排出する働きがあるので白米よりも赤飯を食べることで太りにくい身体にすることができます。(※2)

②カリウム|むくみ解消

体内のナトリウム(塩)を排出する効果のあるカリウムが小豆に含まれているため、赤飯を食べることでむくみ解消効果があります。カリウムが豊富に含まれていると言われているバナナには100gあたり360㎎カリウムが含まれていますが、小豆は1500㎎と4倍以上のカリウムが含まれています。

塩分の摂り過ぎは高血圧の原因になりますが、カリウムを摂取することでナトリウムを排出することは、高血圧予防にもつながります。(※3)

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