串カツ(1本)のカロリー・糖質は高い?太る?ダイエット向きの食べ方を紹介!
【管理栄養士監修】串カツ1本のカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、〈豚肉・うずら〉など串カツ1本のカロリーを一覧で比較しながら紹介します。串カツ1人前のカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット向きのヘルシーな食べ方も紹介するので、参考にしてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
串カツ(1本)のカロリー・糖質量は?
大阪名物から今や全国的な人気となっている串カツですが、いろいろな具材を楽しめる分ついつい食べすぎてしまいがちです。揚げ物なのでカロリーや糖質が気になりますが、具材によってどれくらい差があるのか見ていきましょう。
串カツ(1本)のカロリーを一覧表で比較
(1本あたり) | カロリー |
アスパラベーコン | 126kcal |
牛肉 | 118kcal |
うずら卵 | 115kcal |
ウインナー | 110kcal |
アスパラ肉巻き | 108kcal |
豚肉 | 93kcal |
もち | 72kcal |
ささみ | 61kcal |
きす | 60kcal |
かに爪 | 58kcal |
サーモン | 57kcal |
ほたて | 57kcal |
チーズ | 55kcal |
えび | 52kcal |
たまねぎ | 50kcal |
しいたけ | 46kcal |
じゃがいも | 43kcal |
エリンギ | 32kcal |
アスパラ | 27kcal |
ししとう | 18kcal |
脂質の多い肉類や卵が比較的カロリーが高く、次いで魚介類、低カロリーなのは野菜の串ということが分かります。アスパラベーコンは野菜を使用しているのでヘルシーな気がしますが、ベーコンが高カロリーなため肉類のみの串よりもカロリーが高いという結果でした。
肉類の中では牛肉、豚肉、そして一番カロリーが低いのがささみという順でした。豚肉は牛肉よりカロリーが低い結果になっていますが、部位によっては脂身が多いこともあるので食べ過ぎには注意してください。対してささみは低カロリー高タンパク質と言われる食材です。ダイエット向きなので、肉類の串ではささみを意識して食べるようにしましょう。
串カツを食べる時には、肉の串、魚介の串、野菜の串を意識してバランス良く食べるということが大切です。
※1日の摂取量は成人男性の目安です
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
渡辺愛理
管理栄養士
野菜で言うと、油を吸いやすい「なす」の串揚げなどもカロリーが高くなりがちです。食べすぎには、注意が必要な野菜になります。
串カツの糖質の量は?
串カツはその周囲についている衣が美味しさのポイントですが、この小麦粉・卵・パン粉で作られている衣には糖質が含まれています。串カツ10本の糖質量はおよそ28gほどです。ご飯茶碗1杯の糖質量が55gなので、串カツ20本でご飯1杯分に相当する糖質を摂取しているということになります。
1本1本についている衣の量は少しなので見落としがちですが、串カツを食べる時は衣の糖質にも気を付けておきましょう。
串カツ(10本)のカロリーを消費するのに必要な運動量は?
運動方法 | 時間(10本、540kcalを消費する場合) |
ウォーキング | 203分 |
ジョギング | 121分 |
自転車 | 77分 |
ストレッチ | 242分 |
階段登り | 68分 |
掃除機かけ | 173分 |
串カツの具材によってカロリーは変わってきますが、ここでは10本、およそ540kcalを摂取したとして計算しました。串カツを10本食べたカロリーを消費するならば、ウォーキングでは3時間半、ジョギングでは2時間ほどの運動量が必要になります。
串カツだけでなく、ビールやハイボールなどのお酒も一緒に楽しむと、さらにカロリーは上がってしまうので食べ方には注意が必要です。
<平均本数>
一人当たりの召し上がる本数は昨年(2017年)の食べ放題利用者では、女性平均20本、男性平均25本程でした。35本以上召し上がる方もいらっしゃいます。
ちなみに、1度の食事で食べる量は20〜25本程度なので、全てのカロリーを消費しようとなると、2倍近くの運動量が必要になります。そのため、1食あたりのカロリー目安(7~800kcal)を超過した分のカロリーを消費するのがいいでしょう。
串カツの食べ放題でもダイエット向きの食べ方は?
ダイエット時に、串カツを食べる方法を紹介します。串カツだるま・串カツ田中・串家物語などで食べ放題の時でも参考になる食べ方なので、是非チェックしてみてください。
①野菜類など食物繊維を含むものから食べる
串カツは肉類だけでなく、野菜串も種類が豊富にあるのが魅力のひとつです。カロリーの比較的低い野菜串から食べて、高カロリー串の食べ過ぎを防ぎましょう。ただ、野菜の中でもナスやキノコ類は油を吸いやすいと言われており、作り方によってはカロリーがさらに高くなるので注意してください。
また、付け合わせに生キャベツが出される店も多いです。食物繊維の多いキャベツを積極的に摂取することで血糖値の上昇が抑制されます。串カツを1本食べたらキャベツを食べるという流れを作っておくのも良いでしょう。(※2)
渡辺愛理
管理栄養士
付け合わせのキャベツも千切りではなく、少し大きめにカットされているものがあれば、そちらを選ぶのがおすすめです!よく噛むので、満腹中枢を刺激します。