トーストのカロリー・糖質は?ご飯より高い?ダイエット向きの食べ方も紹介!

【管理栄養士監修】トーストのカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、トーストのカロリー・糖質量を〈ピザトースト・チーズトースト〉など種類別に比較しながら紹介します。トーストのカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット向きのヘルシーな食べ方も紹介するので、参考にしてくださいね。

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専門家監修 |管理栄養士・栄養士 石川桃子
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神奈川県川崎市内の歯科医院で管理栄養士として勤務。歯科栄養という新たな分野を様々な方に知っていただくために活動しております。...
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神奈川県川崎市内の歯科医院で管理栄養士として勤務。歯科栄養という新たな分野を様々な方に知っていただくために活動しております。歯スティバルという歯科イベントにて講師を務めさせていただきました。分子整合栄養学を学び、予防歯科には欠かせない食事をお子様やご高齢の方と様々な方への食事・栄養指導を行なっております。

目次

  1. トーストのカロリー・糖質量は?
  2. トースト1枚のカロリー・糖質量
  3. トーストのカロリー・糖質量を【種類別】に比較
  4. トーストのカロリー・糖質を【ご飯】と比較
  5. トーストのカロリーを消費するのに必要な運動量は?
  6. トーストのダイエット向きのヘルシーな食べ方は?
  7. ①バター・ジャムなどは控えめにする
  8. ②GI値が低いライ麦などで作られた食パンを選ぶ
  9. ③パンは薄い8枚切りにする
  10. ④食前にサラダを食べて血糖値の上昇を抑える
  11. トーストをカロリーオフして食べよう

①バター・ジャムなどは控えめにする

トーストにバターやジャムを塗るときに、どうしても多めにつけてしまいがちになります。それではどうしてもカロリーが高くなるので、薄く広げるように塗る、小さめのスプーンで小分けして塗るなど、必要以上に加えない事を意識しましょう。

またトーストを焼きたてで食べるようにすれば、よりトースト本来の風味が立ち、ジャムなどの具材が少なくても美味しく食べられるのでおすすめです。

②GI値が低いライ麦などで作られた食パンを選ぶ

カロリー GI値
食パン 158kcal 95
ライ麦パン 158kcal 50
全粒粉パン 148kcal 50


表を見るとカロリーにはほとんど差がないものの、GI値が大きく異なることが分かります。同じパンでも使用する小麦の種類に違いがあり、普通のパンは小麦粉から作られますが、ライ麦パンはライ麦から、全粒粉パンは小麦の表皮や胚芽も一緒に挽いた粉で作られていて、これがGI値の差につながっています。

よりGI値が低い方を選べばダイエットに繋がりますし、味や食感が全然異なるので、同じバターなどを塗っても違う料理として楽しめます。

③パンは薄い8枚切りにする

食事にする時は、重量を計るよりも枚数で準備する事の方が多いので、普段買ってくる食パンを薄い8枚切りのパンと置き換えれば、それだけでカロリーオフできます。また具材の量もいつものように加えると、食べた時に濃く感じる為、具材の量も減らしながら満足感のある食事になるでしょう。

④食前にサラダを食べて血糖値の上昇を抑える

サラダを先に食べると、血糖値の上昇が抑えられる理由は食物繊維にあります。食物繊維には大きく分けて2種類あり、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維とがありますが、そのうち水溶性食物繊維がサラダに使われる野菜に含まれています。

水溶性食物繊維は水を含むと高い粘性を出すので、先に消化器官に送られる事で、後から入ってきた食材を包み込み消化を遅らせる為、結果血糖値の上昇を抑える事になります。(※4、5)

石川桃子

管理栄養士

よく噛んで食べることでも血糖値の変動を少し抑えることができます。簡単にできることとしたら、食パンを生のまま食べるのではなく、カリカリにトーストにしてみてください。そのほうがたくさん噛んで食べれるため、生で食べるよりも血糖値の変動を緩やかにできるでしょう。

トーストをカロリーオフして食べよう

色々な料理に使われ、毎日食べる人も多いトーストですが、意外に高カロリーでGI値も高い食材でした。しかし少しの工夫でカロリーも減らす事ができるので、これからも美味しく健康にいただきましょう。

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