ナンのカロリー・糖質は？ご飯よりも高い？ダイエット向きの食べ方も紹介！

インドカレーにはスパイスが多く使われており、小麦粉が入っていないのでヘルシーなカレーです。そんなインドカレーに欠かせないのがナンです。ナンは小麦粉を使用して作られておりカロリーが高そうですが、ナンのカロリー・糖質量はどれくらいなのか見ていきましょう。

上記のインドカレーは、代表的なバターチキンカレーで計算しています。バターチキンカレーはバターやクリームが多く含まれているので、インドカレーの中でも比較的高カロリーなカレーで、ダイエット向きであるとは言えないようです。

ナンのみを比較してみると、プレーンのナンとガーリックナンのカロリー・糖質量には差がありません。対して、チーズナンは糖質量は大きく変わりませんが、脂質の量が多い分カロリーが大幅に上がることが分かります。ナンに練りこまれている具材によってもかなりカロリーに違いがあるようです。

※1日の摂取量は成人男性の目安です
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています（※1）

ナンは小麦粉と塩、水、酵母を主原料としており、国によってヨーグルトや牛乳、油脂、卵、砂糖、スパイス類などが入ることもあります。他の1人前の炭水化物類と比較してみると、大きさや腹持ちの良さの割に、他の炭水化物類とカロリー・糖質ともにそこまで違いがないことが分かります。

バターを多く使用しているパンやホットケーキに比べると、脂質の少ないナンの方がカロリーが低いです。ただ、ナンは一度に提供される量が多く、他の炭水化物類と比べ食べる量を調節しにくいのでその点は気をつけておきましょう。

※ホットケーキのカロリー・糖質量はトッピングのバター、シロップを含んだもの。

表はナン1枚（262kcal）を食べたものとして計算しています。ナンを食べたカロリーを消費するためには、ウォーキングでは1時間半以上、ジョギングでも1時間程度の運動をし続けなければなりません。実際はナンだけではなくカレーも一緒に食べているので、この2倍以上の時間が必要になります。

ナンの中にはチーズやガーリックの他にバターが練りこまれているものや、デザート用のチョコレートナンやハチミツナン、小豆ナンなどもあります。そういったナンはその分カロリーが高くなるので、ダイエット中に食べるには注意が必要です。変わり種のナンが食べたいときは、カロリーが変わらないガーリックやゴマ、ほうれん草が入っているものにしましょう。

その大きさの割に女性でも1枚ほどなら簡単に食べきれてしまうナンですが、カロリー・糖質量ともに決して低くないということが分かりました。ここからはダイエット時に、ヘルシーにナンを食べる方法を紹介します。

インドカレーにはルーの種類がたくさんあります。ルーに小麦粉を使用しないので比較的カロリー・糖質量が低いと言われており、また、スパイスによる脂肪を燃焼させる効果にも期待ができます。ただ、メニューによってカロリー・糖質量ともに大きな差があるので注意も必要です。

また、野菜や豆類を使用したルーはカロリーが低めです。特にダールカレーに使用されるひよこ豆は食物繊維が豊富でダイエット向きな食品です。

対して、マトンカレーやキーマカレーはバターチキンカレー以上のカロリー・糖質量でした。肉類のカレーは食べごたえがありますが、その分脂質が増え高カロリーになってしまうので、ダイエット中は控えた方が良さそうです。