コーンフレークのカロリー・糖質は低いけど太る?ダイエットに不向きな理由など紹介!

【管理栄養士監修】コーンフレークのカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、コーンフレークのカロリー・糖質量を他のシリアル類と比較しながら紹介します。コーンフレークのカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット向きではない理由にくわえ、ヘルシーな食べ方も紹介するので、参考にしてくださいね。

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専門家監修 |管理栄養士・栄養士 竹本友里恵
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管理栄養士の国家資格を取得後、病院に勤務し献立作成や調理に携わる。現在はエンジニアとして働きながら、栄養サポートや栄養系メディアの記事監修など行っています。...
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管理栄養士の国家資格を取得後、病院に勤務し献立作成や調理に携わる。現在はエンジニアとして働きながら、栄養サポートや栄養系メディアの記事監修など行っています。最近はスポーツ栄養にも興味あり。趣味はフラワーゼリーなどのお菓子作りや写真です。幼少期から高校まで過度な野菜嫌いと偏食だった経験があり、食事によって身体の調子が良くなる事を体感したことから管理栄養士を目指す。正しい知識を学び、楽しい人生を送りましょう!よろしくお願いします。

目次

  1. コーンフレークのカロリー・糖質量は低い?
  2. コーンフレークのカロリー・糖質量
  3. コーンフレークのカロリー・糖質量を他のシリアル類と比較
  4. コーンフレーク(1食分)のカロリーを消費するのに必要な運動量は?
  5. コーンフレークがダイエット向きではない理由とは?
  6. ①GI値が高い
  7. ②腹持ちも悪い
  8. コーンフレークのダイエット向きのヘルシーな食べ方は?
  9. ①牛乳のカロリー・脂質を抑える
  10. ②野菜・果物と一緒に食べる
  11. ③よく噛んで食べる
  12. ④夜に食べるのは控える
  13. コーンフレークをカロリーオフして食べよう

コーンフレークのカロリー・糖質量は低い?

コーンフレークは手軽に食べられる朝食として人気のある食品です。栄養価が高いが太ると思われているコーンフレークですが、ダイエット食品としてはどうなのでしょうか。実際のカロリー・糖質量を見ていきましょう。

コーンフレークのカロリー・糖質量

カロリー 糖質 1日の摂取量に占める割合
コーンフレーク(1食分:40g) 152kcal 32.5g 7%
コーンフレーク(40g)+牛乳(200ml) 286kcal 42.1g 13%

上記のコーンフレークは、ノンシュガーのものです。牛乳をかけた時のカロリーはご飯茶碗1杯分と同じくらいです。また、1食あたりの理想的な糖質量は20~40gと言われているので、糖質量としては少々多いようです。

ただ、朝ごはんにおすすめされるだけの栄養素が摂取できる割に、カロリー・糖質ともにそこまで高いわけではありません。カロリー・糖質量だけで見ると、太る食品とは言えないようです。


※1日の摂取量は成人男性の目安です
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)

コーンフレークのカロリー・糖質量を他のシリアル類と比較

カロリー 糖質
グラノーラ 170kcal 27.3g
コーンフレーク(チョコ) 152kcal 34.2g
コーンフレーク(ノンシュガー) 152kcal 32.5g

※1人前40gあたりの値です

コーンフレークの主原料は、とうもろこしです。フレーク自体はとうもろこしのみでできていますが、後から砂糖などで甘みを付けられたものが多くあります。グラノーラとはオーツ麦やナッツに植物性の油脂やはちみつ、メープルシロップなどを混ぜて焼き上げたものです。また、オートミールは、オーツ麦を脱穀し食べやすく加工した、加熱調理が必要なシリアルを指します。

穀物以外に油脂や甘味成分が含まれている分、グラノーラはカロリーが高くなります。対して、オートミールはオーツ麦を加工しただけなのでカロリー・糖質ともに低く、ダイエット食として注目されています。コーンフレークは様々な味付けで販売されていますが、カロリー・糖質量にはほとんど影響がないようです。

竹本友里恵

管理栄養士

砂糖不使用やノンシュガーという表記をしていても、砂糖を含んでるコーンフレークがあります。「砂糖不使用」とは、あくまで食品の製造・加工段階で砂糖を使っていないという意味で、食品本来の成分としての砂糖の含有量はカウントされていません。またノンシュガーは食品に含まれる単糖類・二糖類が0.5%以下のものなので”厳密にゼロ”ではありません。人工甘味料であるキシリトールやステビアなどが含まれて甘く感じることもあるので、栄養成分表記をチェックしましょう。

コーンフレーク(1食分)のカロリーを消費するのに必要な運動量は?

運動方法 時間
ウォーキング 107分
ジョギング 65分
自転車 41分
ストレッチ 129分
階段登り 36分
掃除機かけ 92分

上記はシリアル+牛乳のカロリー286kcalで計算しています。低カロリーなコーンフレークですが、カロリーを消費しようとすると、かなりの運動量が必要です。

牛乳をかけたコーンフレークを消費するためには、1時間30分以上のウォーキングが必要で、ジョギングでも1時間以上走り続けなければなりません。小腹が空いたからと間食に食べるのは控えるようにしましょう。

コーンフレークがダイエット向きではない理由とは?

コーンフレークは低カロリー・低糖質な食品ですが、ダイエット向きではないと言われています。その理由を紹介していきます。

①GI値が高い

GI値とは糖質摂取後の血糖値の変化をあらわす値で、この値が高いほど太りやすいと言われています。コーンフレークはこのGI値が高く、最大100に対して75となっています。コーンフレークを食べると血糖値が上昇し、脂肪となり体に蓄積する、つまり太る傾向にあるということです。

カロリーが低ければ痩せるというわけではありません。GI値が高い食品はダイエットには不向きと言えます。ダイエットというとカロリーや糖質が気になってしまいますが、このGI値にも注目してみてください。

竹本友里恵

管理栄養士

炭水化物をはじめとする糖が吸収され、血糖値が上がるとインスリンが分泌されます。インスリンは糖質を各組織に送る役がありますが、糖質の量が多すぎると”糖を脂肪に変換して溜めよう”と働きます。そのため、高いGI値の食品を食べると血糖値が急激に上がり、インスリンが一気に放出されるので糖質を蓄積する(=太る)ようになるのです。高GI値の食品を食べる前に、消化の良い低GI値の食品を摂取するなどで対策をしましょう。

②腹持ちも悪い

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