ローストチキンのカロリー・糖質は高い?太る?ダイエット向きの食べ方なども紹介!
【管理栄養士監修】ローストチキンのカロリー・糖質を知っていますか?高くて太るのでしょうか?今回は、ローストチキン(もも肉1本)のカロリー・糖質を他の肉料理や〈コストコ・ローソン〉など市販商品別に比較し、栄養素・効果なども紹介します。ローストチキンのダイエット向きの食べ方も紹介するので、参考にしてくださいね。
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ローストチキンのカロリー・糖質は高い?太る?
クリスマスディナーに用意することが多いローストチキンですが、ダイエット中の人はカロリーや糖質量がわからないと食べることを躊躇してしまうかもしれません。ここでは、ローストチキンのカロリーと糖質量について説明します。(※1)
ローストチキン(もも肉/1本)のカロリー・糖質など栄養価
カロリー | 糖質 | 脂質 | タンパク質 | |
ローストチキン(100g) | 184kcal | 4g | 13g | 11g |
ローストチキン(もも肉1本:155g) | 285kcal | 7g | 20g | 17g |
上記は皮なしの場合のローストチキン1本のカロリーと脂質、タンパク質の含有量です。ローストチキンはタンパク質が豊富に含まれ、カロリーも糖質も低いのでダイエット向きだと言えます。中でも糖質量が特に少ないので、糖質制限ダイエットを行っている人におすすめのクリスマス料理です。(※2、3)
ローストチキン(100g)のカロリー・糖質を他の肉料理と比較
100gあたり | カロリー | 糖質 |
ローストチキン | 184kcal | 4g |
竜田揚げ | 265kcal | 4g |
チキンソテー | 277kcal | 1g |
チキンカツ | 278kcal | 9g |
唐揚げ | 290kcal | 4g |
チキン南蛮 | 584kcal | 11g |
鶏肉は焼いたり揚げたり煮込んだりと様々な料理に使われますが、鶏もも肉のローストチキンはカロリーや糖質がもっとも低い料理となっています。糖質制限だけではなくカロリー制限によるダイエット中に鶏肉料理を食べるなら、脂質の多い皮を取り除いたローストチキンはおすすめです。(※4、5、6、7、8)
伊達友美
管理栄養士
皮の旨みを残しつつ、脂質量を控えたいのであれば、皮の表面部分をカリカリにグリルして、仕上げにキッチンペーパーで表面の脂を拭き取ると良いでしょう。
ローストチキン(1個)のカロリーを市販商品別に比較
店名 | 商品名 | カロリー |
ローソン | ローストチキン骨なし | 213kcal |
セブンイレブン | 炭火焼きローストチキンレッグ | 233kcal |
ココス | 王様のローストチキン ソースなし | 445kcal |
ガスト | 自家製ローストチキン | 1092kcal |
ケンタッキー | プレミアムローストチキン | 1840kcal |
コストコ | ローストチキン | 2200kcal |
ローストチキン1個といってもローソンやセブンイレブンなどのものは1人前150g前後、ガストやケンタッキーのものは1羽丸ごとと量が異なるので、一概にカロリーだけでは判断できません。1羽丸ごとのローストチキンには、胸肉部分など低カロリーな部位のみを食べられるメリットもあります。(※9、10、11)
ローストチキン(もも肉1本)のカロリーを消費するのに必要な運動量
運動方法 | 時間 |
ウォーキング | 69分 |
ジョギング | 42分 |
自転車 | 26分 |
ストレッチ | 83分 |
階段登り | 23分 |
掃除機かけ | 59分 |
日常生活や生命維持でもエネルギーが使われますが、もも肉1本分のローストチキンのカロリーを運動で消費するには長い時間が必要なことがわかります。摂取カロリーが消費カロリーを上回らないように、ローストチキンの食べ過ぎには十分注意しましょう。
ローストチキンの栄養価・効能は?
ローストチキンに含まれている栄養成分は、以下の通りです。
・タンパク質
・ビタミンA
・亜鉛
・コラーゲン
皮膚や筋肉を構成するタンパク質は、基礎代謝を向上させてダイエットや美肌に効果のある栄養成分です。ビタミンAには目や粘膜の健康を守り、免疫力を高める働きがあります。亜鉛はビタミンAの働きをサポートし、アンチエイジングや生活習慣病の予防に役立ちます。コラーゲンは肌に弾力や強度を与えるだけでなく、骨や髪の産生にも関わる栄養素です。(※12、13、14、15)